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生命保険の日(1月31日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日生命保険の日(1月31日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月31日は「生命保険の日」。今回は「生命保険の日」の意味や由来を解説します。

また、「生命保険の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に保険業界の方や、保険に関する情報発信に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「生命保険の日」の意味・由来とは?

1月31日は「生命保険の日」です。生命保険と金融のプロフェッショナルから成る組織、一般社団法人・MDRT日本会によって制定されました。

日付は、1882(明治15)年1月31日の新聞紙面で、日本で初めて生命保険の保険金が支払われたニュースを報じたことが由来です。生命保険が注目されるきっかけとなった出来事でもあるため、「お客様のために初心を忘れないように」という意味を込めて発案・制定に至りました。

同団体は、過去に「生命保険の日」にちなんだテレビCMを製作したり、保険会社向けのポスターを配布したりといった広報活動を実施しています。

保険商品を紹介するプレスリリースだけでなく、生命保険の重要性を発信する啓発活動や、保険に関する調査リリースの発表などにも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「生命保険の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「生命保険の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「生命保険の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「生命保険の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「生命保険の日」を元に発信をする流れ

「生命保険の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「生命保険の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「生命保険の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「生命保険の日」を広報PRに活かした事例

「生命保険の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「生命保険の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「生命保険の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.来店型保険ショップで住宅ローン比較サービスを提供

来店型保険ショップ『保険クリニック®』を運営する株式会社アイリックコーポレーションは、株式会社MFSと業務提携したことをプレスリリースで配信。『保険クリニック®』の直営店にて、株式会社MFSが運営する住宅ローン比較サービス「モゲチェック」の案内を開始します。

プレスリリースでは、業務提携に関する情報発信であることがわかりやすいように両社のロゴをアイキャッチにしているのがGOOD。「生命保険の日」に関する事例ではありませんが、提携に至った背景をはじめ、提携内容、両サービスについての紹介を項目ごとにまとめた構成が参考になります。

参考:来店型保険ショップ『保険クリニック®』直営店にて住宅ローン比較サービス「モゲチェック」と提携

事例2.保険会社に関する満足度調査を実施

顧客満足度調査を実施する株式会社oricon MEは、保険会社についての満足度調査を実施。結果を「オリコン顧客満足度®」公式サイト内で発表したことをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースのアイキャッチには、「保険会社 生命保険 損害保険 満足度 総合 ランキング」の一覧を掲載。トピックスとして、項目ごとに掲載し、下線や太字などを用いて読みやすいよう工夫しているのが参考になります。この事例は記念日に関するものではありませんが、独自の保険に関する調査リリースを発信する際は、「生命保険の日」に絡めるのも一案です。

参考:2024年 満足度の高い『保険会社』ランキング |【東京海上日動あんしん生命】が『がん保険』『学資保険』で総合2冠を達成(オリコン顧客満足度)

事例3.保険料の節約ができる新サービス「ほけんのダイエット」を開始

ライフネット生命保険株式会社はグループ会社のライフネットみらい株式会社は、保険料の節約ができる新しい保険選びサービス「ほけんのダイエット」の提供開始をプレスリリースで配信。「節約・最低限」の保険加入の提案から、商品選びや相談などすべてをLINEで完結できる新サービスです。

プレスリリースでは、サービス内容やネット完結であることの強み、サービス価値についてわかりやすく掲載しています。記念日に絡めた事例ではありませんが、利用方法を実際のLINE画面を用いた紹介など、新しいサービスを展開する際の参考になるプレスリリースではないでしょうか。

参考:ライフネット生命グループのライフネットみらい、保険料の節約ができる新しい保険選びサービス「ほけんのダイエット」を提供開始

「生命保険の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

1月31日の「生命保険の日」は、生命保険に注目が集まり、保険の加入や見直しを想起させるきっかけになる日です。保険業界の方はもちろん、生命保険に関するサービス展開やシステム開発を担う方にとっては特に、「生命保険の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「生命保険の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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