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山菜の日(3月31日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日山菜の日(3月31日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月31日は「山菜の日」。今回は「山菜の日」の意味や由来を解説します。

また、「山菜の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、山菜を活用したサービスを提供企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「山菜の日」の意味・由来とは?

3月31日は「山菜の日」です。山菜料理を提供する山形県の出羽屋が制定。雪の多い山形県では春の山菜が待ち遠しくなる季節であること、「3(さん)31(さい)」の語呂合わせとなることからこの日を記念日としています。

「山菜の日」は、おいしい山菜の食べ方や保存方法、加工食品などを多くの人に周知することを目的としています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「山菜の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「山菜の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「山菜の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「山菜の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「山菜の日」を元に発信をする流れ

「山菜の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「山菜の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「山菜の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「山菜の日」を広報PRに活かした事例

「山菜の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、「山菜の日」に合わせたプレスリリースではないものの、「山菜」に関する商品やサービスの発表などを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.人気のわらび餅専門店のオープンを商品紹介を兼ねて告知

ORIGINAL VILLAGE株式会社は、全国で100店舗以上展開しているわらび餅専門店「とろり天使のわらびもち」の長野店が2022年7月31日・8月1日にプレオープン、8月5日にグランドオープンすることを告知。プレスリリースでは、同店が提供するわらび餅の特徴を、製品ラインナップとともに紹介しています。山菜ワラビの根部分10kgからわずか70gしか採れない本わらび粉を使用していることなども記載し、商品製法のこだわりをアピールしています。

「山菜の日」に合わせた事例ではありませんが、山菜のひとつであるワラビを使った独自の商品について、製法・食感・味わいを画像とテキストでわかりやすく伝えている点がGOODポイント。商品への興味や関心を集めることで、新店舗オープンの周知につなげているプレスリリースだといえます。

参考:とろっとろな食感で話題沸騰の人気店「とろり天使のわらびもち」が8/5(金)に長野市にオープン!

事例2.季節のコース料理の内容を画像を用いて紹介

ひかり味噌株式会社は、子会社が運営する日本料理レストラン「GINZA 豉 KUKI」の5月のコース内容を案内。長野県黒姫高原「アファンの森」で採れた素材を活かした「名残山菜の天ぷら」など、同店でしか味わえないコースのラインナップを画像とともに紹介しています。

こちらも「山菜の日」に合わせたプレスリリースではないものの、コース内容や料理に合うお酒の内容を画像付きで紹介している点がGOODポイント。単なる画像ではなく、料理のおいしさが伝わるよう、器や写真の角度などに工夫が見られるプレスリリースといえます。

参考:発酵と熟成がテーマの日本料理レストラン GINZA KUKI 5月コースのご案内 長野県黒姫高原「アファンの森」直送山菜の天ぷらなど季節の食材を厳選して提供

事例3.山菜を使った郷土料理を味わいながら廃村を巡るツアーを実施

HAPPY COMPANY株式会社が発足したサスティナブルツーリズム秋山郷実行委員会は、2022年7月11日・12日の1泊2日で、秋山郷の廃村となった集落をめぐり、当時の食文化やマタギ文化を体感するツアーを開催。

宿泊先では山菜を使った郷土料理を味わいながら、古くからあるマタギ文化に関する話を聞き、当時の食や、厳しい環境で生きてきた人々の忍耐強さを学習。ツアーを通して古い時代の生活環境や食生活を体感するとともに、現代の豊かさについても改めて考えることができる内容です。

「山菜の日」に合わせた広報PRではありませんが、山菜などを使った郷土料理を味わうことで、古い時代の人々の暮食文化についても知ることができる貴重な機会を提供している事例といえます。

参考:長野県・新潟県 秋山郷にて「廃」ツアーを開催!

「山菜の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「山菜の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

山菜を味わえるサービスを提供している企業は、3月31日の「山菜の日」に合わせたプレスリリースを配信してみるとよいかもしれません。記念日を活用することで、山菜への興味や関心を集めるだけでなく、自社商品・サービスの認知度向上につなげることもできそうです。記念日をうまく利用しながら効果的な広報PR活動を実践してみましょう。

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