幕末から終戦までの間に建設され、日本の近代化に貢献した建造物「近代化遺産」。誰でも気軽に通常非公開の「近代化遺産」が特別に見学できる『日本博・日本の近代化遺産』を全国各地で開催!

日本で唯一の「近代化遺産」の全国組織である全国近代化遺産活用連絡協議会(会長:舞鶴市長・多々見良三、略称:全近)は、全国に現存する「近代化遺産」の歴史や魅力を知ってもらうことを目的に、近代化遺産の所在する市町と協力し、2020(令和2)年9月18日(金)~11月30日(月)まで、「日本博・日本の近代化遺産 ~自然の力と美を引き出す技~」を初開催します。なお、本年度は文化庁と独立行政法人日本芸術文化振興会が展開する「日本博」の主催・共催型プロジェクトの一環として開催するものです。

 


 「近代化遺産」とは、幕末から第2次世界大戦期までの間に建設され、日本の近代化に貢献した産業・交通・土木に係るダムや発電所、駅舎、橋梁などをはじめ、地場産業の発展や町づくりの礎となった町工場、倉庫、店舗、公共施設、住宅などの建造物のこと。全国に現存する近代化遺産は、次世代に継承していきたい歴史的・技術的・芸術的な価値を有する「文化遺産」であり、建設当時の歴史や魅力を伝えるレトロな建造物は、観光スポットとして全国各地で活用されています。
 

舞鶴赤れんがパーク(京都府舞鶴市):明治34年から大正10年頃までに建てられた旧海軍の赤れんが倉庫群舞鶴赤れんがパーク(京都府舞鶴市):明治34年から大正10年頃までに建てられた旧海軍の赤れんが倉庫群


 「日本博・日本の近代化遺産」では、10月1日(木)~11月30日(月)の期間中に、近代化遺産の所在する市町が主体となって、現在、保存修理工事のため休館中であったり、通常は稼働中のため内部公開していない近代化遺産の特別公開や、近代化遺産を会場とする各種のイベントを全国38か所(9月16日現在)で実施します。
 また、全近の公式HP(https://www.zenkin.jp)では、一般の方が常時見学できる全国285か所(9月15日現在)の近代化遺産を写真付きで紹介しています。
 

田尻歴史館(大阪府田尻町)):明治・大正時代の実業家・谷口房蔵氏の別邸として建てられた、大正時代の近代和洋建築田尻歴史館(大阪府田尻町)):明治・大正時代の実業家・谷口房蔵氏の別邸として建てられた、大正時代の近代和洋建築

田尻歴史館の耐震補強等保全修理工事中の様子田尻歴史館の耐震補強等保全修理工事中の様子


 さらに本年度は、全近の初の試みとして、都内2か所で全国の近代化遺産を紹介する展示イベント「近代化遺産フォーラム」を、「日本博・日本の近代化遺産」のプロモーションイベントとして開催します。入場無料です。
キックオフイベントとなる「近代化遺産フォーラム」第1弾は、9月18日(金)~20日(日)までの3日間、千代田区丸の内・東京シティアイ パフォーマンスゾーン(KITTE地下1階)で、「煉瓦」「灯台」「鉄道」などの近代化遺産にまつわるテーマについて、専門家やマニアの方によるトークセッションを行うほか、実際に使用されていた灯台の明治期の灯器やレンズ、昔の日本の煉瓦製造所の刻印が付いた煉瓦の現物を展示する予定です。
 また第2弾は、10月31日(土)~11月8日(日)まで、JR国立駅南口の「旧国立駅舎」で、今春に再築されたばかりの「旧国立駅舎」の魅力を紹介するトークセッションや、近代化遺産の紹介パネルを展示します。

※近代化遺産の特別公開やイベント、常時見学できる施設に関する情報は随時更新しています。最新情報は全近の公式HP(https://www.zenkin.jp)をご覧ください。
※各会場では、様々な新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じると共に、来場者や参加者に三密を避けるための協力をお願いしています。
※新型コロナウイルスの影響やその他の事情・状況により、中止または内容を変更する可能性があります。

<近代化遺産の特別公開やイベントを実施する市町>
(9月16日現在:38件)※料金は税込
■北海道
  函館市:函館YWCA会館(特別公開:無料)
■岩手県
  盛岡市:旧石井県令私邸(パネル展「盛岡の煉瓦建築」:無料)
■宮城県
  仙台市:定義如来西方寺(僧侶とめぐる境内案内:無料)
  仙台市:定義如来西方寺(写経体験:500円)
■栃木県
  野木町:野木町煉瓦窯(煉瓦窯秋フェスタ:無料)
■群馬県
  富岡市:富岡倉庫ほか
      (解説ツアー「富岡市のおいしい近代化遺産めぐり:1,800円)※予定
  富岡市:旧富岡製糸場
      (国宝「西置繭所」グランドオープン記念イベント:料金は要問合せ)
  富岡市:群馬県立富岡高等学校(御殿・黒門の特別公開:無料)
  富岡市:北甘変電所(特別公開:無料)
  桐生市:桐生明治館ほか(桐生の絹遺産めぐり:無料)
  桐生市:市内各所(桐生市の近代化遺産とそれを継ぐもの:各施設による)
  桐生市:森合資会社(特別公開:無料)
  桐生市:工房・金伝丸岡平(旧住善織物工場の特別公開:無料)
  桐生市:上毛電気鉄道 西桐生駅(ライトアップ:無料)
  桐生市:朝倉染布株式会社(特別公開:無料)
■神奈川県
  箱根町:富士屋ホテル(見学会:保険料200円、昼食代4,800円)
■長野県
  佐久市:旧中込学校
      (校舎の特別公開:一般130円、高校・大学生70円、小・中学生60円)
  軽井沢町:旧三笠ホテル(特別公開:無料)
■山梨県
  笛吹市:早川家住宅(青年道場講師宿泊所の特別公開:料金は要問合せ)
■三重県
  四日市市:四郷ふるさとの道ウォーキング&市政123周年事業:無料
  桑名市:六華苑
      (ジョサイア・コンドル没後100年メモリアル十六夜ピアノ・コンサート:6,600円)
■大阪府
  大阪市:久金属工業(大阪市西成区に残る戦前の工場建築を訪ねる:無料)
  大阪市:青山ビル(選り抜き立川文庫 講談の上演:1,500円)
  大阪市:青山ビル(特別公開:無料)
  田尻町:田尻歴史館(耐震補強等保存修理工事現場 公開事業:無料)
  柏原市:カタシモワイナリー(ワイナリー見学会:料金はHPで要確認)
■和歌山県
  広川町:濱口家住宅(特別公開:1,000円)
  紀の川市:興山寺本堂(特別公開:500円)
  新宮市:西村伊作記念館(旧西村家住宅 特別公開:無料)
■愛媛県
  新居浜市:旧端出場水力発電所(特別公開:無料)
■福岡県
  志免町:旧志免鉱業所堅坑櫓(特別公開:無料)※定員に達したため申込終了
■大分県
  別府市:ギャラリー桝屋(別府市桜フォトコンテスト:500円)
  別府市:糸永家主家・離れ(特別公開:500円)
■長崎県
  佐世保市:旧陸軍佐世保要塞の砲台群
       (日本遺産WEEK限定トレッキングツアー:1,000円)
  佐世保市:佐世保市博物館 島瀬美術センター
       (第15回佐世保市近代化遺産写真展:無料)
  佐世保市:針尾送信所 電信室(公開記念先行特別ツアー:無料)
  波佐見町:旧波佐見町立中央小学校 講堂兼公会堂(特別公開:無料)
■佐賀県
  唐津市:旧三菱合資会社 唐津支店本館(特別公開:無料)


 【「日本博・日本の近代化遺産」 の全体概要】
催事名称:「日本博・日本の近代化遺産 ~自然の力と美を引き出す技~」
       ※今回が初開催
実施期間:2020(令和2)年9月18日(金)~11月30日(日)
       ※内容によって、実施期間が異なります。
主催:全国近代化遺産活用連絡協議会(全近)
   文化庁
   独立行政法人日本芸術文化振興会
催事内容:
 ■「近代化遺産 全国一斉公開2020」:10月1日(木)~11月30日(月)
       ※今回で通算16回目の実施
       ※各企画および施設公開の主催は近代化遺産の所在する市町
       ※各企画および施設公開の詳細は、全近の公式HPを参照ください。
  ・全国38か所(9月11日現在)で実施する企画事業
     ・近代化遺産を特別に公開
     ・近代化遺産で各種イベントを実施
  ・近代化遺産の公開事業
     常時見学できる近代化遺産285か所(9月15日現在)を公式HPで紹介
 ■都内プロモーションイベント「近代化遺産フォーラム」の開催
       ※全近が主催するキックオフイベントは初開催
  ・第1弾:9月18日(金)~20日(日)
  ・第2弾:10月31日(土)~11月8日(日)
イベントURL:https://www.zenkin.jp/koukai/
       ※各施設の催しやイベント、施設公開の詳細は
        各主催者にお問い合わせください。
一般のお客様からの問合せ先:
 全国近代化遺産活用連絡協議会 事務局
 (舞鶴市役所 市民文化環境部 文化振興課)
 電話:0773-66-1019(平日のみ)
 E-mail:zenkin@city.maizuru.lg.jp
 〒625-8555京都府舞鶴市字北吸1044番地

【都内プロモーションイベント「近代化遺産フォーラム」の概要】
■「近代化遺産フォーラム」 第1弾
開催期間:2020(令和2)年9月18日(金)~20日(日)の3日間
開催時間:11:00~19:00
開催場所:東京シティアイ パフォーマンスゾーン
      所在地:東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE地下1階
      アクセス:東京駅丸の内南口から徒歩約1分
入場料:無料
展示内容:
   ・「近代化遺産」に関連する現物展示(予定)
   ・実際に使用されていた灯台の明治期の灯器やレンズ
   ・昔の日本の煉瓦製造所の刻印が付いた煉瓦
   ・全国の主な近代化遺産を紹介するパネル展示、動画の上映
トークセッション:近代化遺産の魅力や楽しみ方を紹介するトークセッション(各1時間程)
  9月18日(金)
   13:30~14:30 「オープニングトーク」
     青柳正規(元文化庁長官)
     丁野朗(東洋大学国際観光学部客員教授)
     多々見良三(舞鶴市長・全国近代化遺産活用連絡協議会会長)
  9月19日(土)
   13:00~14:00 「今こそ見たい鉄道遺産」
     小野田滋(鉄道総合技術研究所)
     磯部祥行(実業之日本社 編集者)
     岩嵜いづみ(中央エフエム・プロデューサー・ナビゲーター)
   14:30~15:30 「近代も、現代も、これからも、やっぱり箱根が好き!」
     鈴木康弘(箱根町立郷土資料館館長)
     小野田滋(鉄道総合技術研究所)
     山田洋(スポーツライター)
   16:00~17:00 「近代を駆け抜ける!行田の足袋と蔵」
     鈴木紀三雄(行田市郷土博物館館長)
     小島孝夫(成城大学文芸学部教授)
     山田洋(スポーツライター)
  9月20日(日)
   13:00~14:00 「語り明かそう、レンズの下で ~私の愛する灯台~」
     不動まゆう(「灯台どうだい?」編集長)
     岡克己(写真家)
     番光(文化庁文化資源活用課調査官)
   14:30~15:30 「煉瓦のひみつ 大解剖」
     長谷川直司(国土交通省 国土技術政策総合研究所)
     刈田博((有)レイブリックス代表)
     不動まゆう(「灯台どうだい?」編集長)
   16:00~17:00 「近代化遺産新風景 ~テクノスケープからアートまで~」
     岡田昌彰(近畿大学理工学部社会環境工学科教授)
     牛島達治(美術家)
     川崎力宏(川崎ブランドデザイン(有) 代表取締役)
イベントURL:https://www.zenkin.jp/topics/5070

■「近代化遺産フォーラム」 第2弾
開催期間:2020(令和2)年10月31日(土)~11月8日(日)の9日間
開催時間:《広間》7:00~22:00、《展示室》10:00~19:00
       ※土日祝は両部屋とも9:00開館。
       ※初日(10月31日)は10:00より閲覧可能。
開催場所:旧国立駅舎
      所在地:東京都国立市東1-1-69
      アクセス:JR国立駅南口から徒歩約1分
入場料:無料
展示内容:全国の主な近代化遺産を紹介するパネル展示、動画の上映
トークセッション:
  11月3日(火・祝)14:00~16:00
   旧国立駅舎の魅力を紹介するトークセッション(2時間程)
   「赤い三角屋根が迎える町 ~旧国立駅舎とまちづくり~」
     小野田滋(鉄道総合技術研究所)
     志村直愛(東北芸術工科大学デザイン工学部教授)
     中村良和(くにたち郷土文化館 学芸員)

※参考:「全国近代化遺産活用連絡協議会」とは
 全国近代化遺産活用連絡協議会(略称:全近)は、近代化遺産の保存・活用を図ると共に、伝統産業等を活かした地域振興、歴史的町並みの保存、地域資源を活かした新たな文化的な観光の創出に資することを目的に、1997(平成9)年に設立された任意団体で、日本で唯一の「近代化遺産」の全国ネットワーク組織です。
 現在、47市町、47都道府県、21の賛助団体、6の協力団体で構成され、近代化遺産の価値や魅力を広く一般に普及するための活動を行っています。
 会長は多々見良三(たたみ・りょうぞう)舞鶴市長、事務局は舞鶴市市民文化環境部文化振興課が担当しています。
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