男女1,200人の実態調査で判明 「新しい生活様式」で増加した動画コンテンツ視聴時間と目の不調

眼科医が提言「正しいアイケア “なみだのケア” のスタートを!」

 東邦大学医療センター大森病院 堀裕一先生、順天堂大学医学部附属順天堂医院 眼科 猪俣武範先生、ケイシン五反田アイクリニック院長 内野美樹先生をメンバーとする「 気づいて!涙液トラブル啓発委員会 」 supported by 参天製薬株式会社 (以下、当委員会)が、動画視聴とアイケアに関する実態調査を実施いたしました。
【調査の背景】
 「新しい生活様式」が定着する中で、日常の生活における時間の過ごし方の変化や動画コンテンツの視聴時間及び、目の不調の増加とその症状などの実態を調査いたしました。本調査の結果を踏まえ、新しい生活様式が定着する中で迎える2021年を、正しいアイケアを始める出発点、すなわち「なみだのケア元年」として発信いたします。目の健康に対する意識の低い方が自身の目のトラブルに気づき、具体的な対策をとっていただきたいという狙いがあります。
 

【調査概要】​

1. 調査方法 : 調査パネルによるインターネット調査
2. 調査対象 : 全国の15~69歳一般男女(関連職業は除く)合計1,200名
       (※人口構成比に応じたウェイトバック集計を実施)
         ※総務省/2020年4月公表 2019年10月1日現在の人口推計
3. 調査期間 : 2021年5月15日(土)~5月16日(日)の2日間
4. 調査監修 : 気づいて!涙液トラブル啓発委員会メンバー
       ケイシン五反田アイクリニック院長 内野美樹先生

 

【調査結果のサマリー】
✓新型コロナウイルス感染症の拡大以降に増えた時間の過ごし方
  第1位「自宅で過ごす機会・時間」(77.2%)
  第2位「テレビやスマホで動画コンテンツを見る機会・時間」(45.4%)
✓動画コンテンツ視聴時間は「とても増えた」「やや増えた」が、合計で5割近く
✓そのうち約半数の人は動画コンテンツ視聴時間が1~4時間増加していると回答
✓日ごろから使用している視聴デバイスはスマートフォンが約8割と最も高くなっている
✓動画コンテンツ視聴の増加により「目の不調」を感じている人が多く、特に若い女性が顕著
✓目に不調を感じていても4人に1人は、アイケアを行っていない


 

■新型コロナウイルス感染症の拡大以降「テレビやスマホで動画コンテンツを見る時間」が増えた人 45.4%
 新型コロナウイルス感染症の拡大以降に、どのような時間の過ごし方をする機会や時間が増えたかを尋ねたところ、77.2%の人が「自宅で過ごす時間・機会」が増えたと回答。特に女性20代・30代ではその比率は近く、ほとんどの人が「自宅で過ごす時間・機会」が増えています。また、45.4%の人が「テレビやスマホで動画コンテンツを見る機会・時間」が増えたと回答。なかでも女性10代~30代では6割を超えています。

 


 また、テレビやインターネットコンテンツの視聴時間を尋ねてみると、平日休日にかかわらず視聴時間が増えたと回答した人が5割前後と高く、多くの人が動画に触れる時間が増えたことを自覚していることが分かりました。

 上記の質問で「増えた・やや増えた」と答えた方に対して、新型コロナウイルス感染症の拡大以前の生活と比べて、どのくらい視聴時間が増加しているかを尋ねたところ、平日休日ともにテレビ・インターネットコンテンツの視聴時間が1~4時間増えたと回答した人が5割以上を占めており、在宅時間が増えたことに伴い動画コンテンツ視聴時間も延びていることが分かります。


■8割以上が日ごろから使用しているメディア・デバイスにスマートフォンを挙げ、テレビを上回る結果に
 メディアやデバイスの使用頻度を調査したところ、平日や休日に限らずスマートフォンを使用している割合が高く、平日で86.4%、休日で83.8%といずれも高い数値を示しています。

 

ケイシン五反田アイクリニック院長 内野 美樹(うちの・みき)先生

 新型コロナウイルス感染症の拡大以降、自宅で過ごす時間が増え、その結果テレビやスマホで動画コンテンツを視聴する時間が延びているということが、改めて調査結果として確認できました。かなりの時間数、視聴時間が増えたとする回答も見受けられ、新しい生活様式が定着する中で多くの人が、目を酷使していることが分かります。

 また、デバイスの接触状況として、スマートフォンの利用率の高さも、改めて確認できました。スマートフォンは画面が小さく、手元にピントを合わせるため、より目に負担かかかりやすいと言えます。

こうした状況をふまえると、涙の分泌量や成分が不安定になり、目の乾き、疲れ目、かすみ目などさまざまな目の不快症状が発生している方が多いのでないかと推察されます。すなわち 「涙液トラブル」が発生している状態です。「涙液トラブル」は発生する頻度が多くなったり重症化したりすると、ドライアイや、角膜の傷、目の表面の炎症などの病気を引き起こす場合もありますので、しっかり「涙」のケアをする必要があります。

 このように、新しい生活様式が定着する中では、今まで以上に正しいアイケア、すなわち“なみだのケア”への意識を高める必要があります。是非このタイミングをきっかけに、ご自身の目と向き合ってみてください。




■動画視聴による「目の乾き」や「肩こり」などの不調割合は、全年代において女性が男性を上回る
 動画コンテンツの視聴による体の不調を尋ねたところ、「目の疲れ」が一番多く6割強の回答となりました。その他にも「目の乾き」「肩こり」などが挙げられていますが、不調を感じる割合は、ほとんどの年代において女性が男性を上回る結果となりました。年代によっては同年代男性の倍以上の割合になっています。また、特に、女性10代~30代は目に関する不調(目の疲れ、目の乾き、視力の低下)が顕著で、他の性・年代に比べて、動画視聴の影響をより受けていると言えるでしょう。ほかにも、「体のだるさ・疲労感」なども男性に比べると女性が不調を訴えるケースが多い結果が出ています。



 動画コンテンツを視聴することで体の不調を感じるという人に不調を感じる体の部位と症状を具体的に尋ねたところ、目の疲れ・乾き・かすみ、視力低下など目に関連する不調は過半数(53.4%)を占めています。※体の不調を感じる人の自由回答 (N=547)

 

ケイシン五反田アイクリニック院長 内野 美樹(うちの・みき)先生
 動画視聴によって、体への不調、特に目に関連する不調を感じている方が多いことが、はっきりとわかりました。また全年代において、男性より女性が不調を感じている割合が高く、その中でも10代から30代の女性に顕著に表れていました。若いからと言って、自然に治るものではありませんし、数年前にアメリカで行われた大規模調査でも、目の不調を放っておいたこと更に悪化する方が多いことがわかっています。不調を感じた場合はできる限り早くアイケアをはじめていただきたいです。是非、眼科医にも御相談ください。




■アイケア意識の低さが改めて顕著に、4人に1人は目の不調を感じていても、何の対処もしていない
 目の疲れや不調を感じていると回答した方に、日常的に行っているアイケア方法について尋ねると、市販の目薬をさす(44%)、目を閉じて休む(27.8%)などが挙げられています。一方で、目に不調を感じていても4人に1人はアイケアを行っていないことも分かりました。

 アイケアをしない理由としては、不調の症状が軽いと判断する人やケアのやり方がわからない人が多く、ともに3割強となっています。アイケアに対する知識や意識が低いという現状が浮き彫りになりました。

 

ケイシン五反田アイクリニック院長 内野 美樹(うちの・みき)先生
  目のケアはできる限りは日常的に、継続して行う必要があります。また、症状が軽いうちからアイケアすることで、悪化を防ぐことが重要です。その中で、点眼はとてもポイントになります。日ごろから、点眼薬をこまめにさす習慣がつくと良いですね。目薬をさす際には、手を清潔にしてから行ってください。
 また、目薬はもちろんですが、目を10秒程度閉じることや、目元をあっためるなども涙液トラブル解消に十分効果があります。そして、パソコンやスマートフォンを使う際には、1時間に10分は休憩するといった習慣づけも大切です。ほかにも、メガネやコンタクトレンズを使っている場合は、度が合っているかのチェックをすることもアイケアになります。
 皆さん、日常生活の中では「目・涙」や「見ること」を改めて意識することが少ないのかもしれないのですが、とてもとても重要な器官であり、機能ですよね。ですから、不調が軽いうちから、しっかりアイケアをする習慣をつけ、そして継続することが大切です。

 繰り返しになりますが、新しい生活様式が定着する中で、アイケアの必要性はますます高まっています。2021年が、皆さんの正しいアイケア、すなわち“なみだのケア”のスタートのきっかけになるように、眼科医として願っています。



「涙液トラブル」とは
 目の乾き、疲れ目、かすみ目など、目の不快症状の根本原因の一つは、涙の分泌量や成分が不安定になることだと考えられます。涙がうまく分泌されなかったり、涙の成分がきちんと生成されなかったりすると「涙液トラブル」となり、目の乾き、疲れ目、かすみ目などさまざまな目の不快症状が現れます。涙の成分には、目の表面の組織(角膜)と涙を結びつける「ムチン」などがあります。

 涙液トラブルが発生する頻度が多くなったり重症化したりすると、ドライアイや、角膜の傷、目の表面の炎症などの病気を引き起こす場合もあります。涙の不具合、つまり「涙液トラブル」を予防したり改善したりすることで、目の不快な症状を抑えられるため、涙そのものへのケアが大切です。

※詳細は「気づいて!涙液トラブル啓発委員会」のサイトをご覧ください。
https://ruieki-trouble.com/

 

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