自然の力で“冷ます”という発想。ひょうたん温泉が守り続ける「源泉十割」の秘密

約100℃の源泉を竹で冷ます——“地球の熱”をそのまま届ける、世界的にも稀な温泉技術

別府・鉄輪の老舗「ひょうたん温泉」（大分県別府市）は、創業100年にわたり“加水ゼロ・循環ゼロ”の「源泉十割」を守り続けています。その要となるのが、竹を束ねた自然冷却装置「湯雨竹（ゆめたけ）」。約100℃の源泉を自然の力で冷まし、温度だけを下げて成分をそのまま届けます。地球の熱と人の知恵が融合したこの仕組みが、別府の湯文化を次の100年へとつなぎます。

■開発背景

大正時代、約100℃の源泉をどう扱うかが課題でした。
 ひょうたん温泉は「自然の恵みをそのまま届けたい」という創業者の想いを引継ぎ、
４代目社長が 竹を束ねて湯を冷ます「湯雨竹（ゆめたけ）」を開発。
 加水や機械冷却に頼らず、自然冷却によって源泉の成分を損なわない方式を確立しました。
 環境負荷を抑えたこの構造は、現代のサステナブル観点からも再評価され、
 “地球と共に湧く温泉”の象徴として注目を集めています。

■施設の強み（固定）

・大正創業100年温泉、源泉十割（源泉かけ流し）
 ・温泉施設初の観光ミシュランガイド7回目、14年連続三ツ星を獲得（当社調べ）

■施設概要（固定）施設名：ひょうたん温泉
 所在地：大分県別府市鉄輪159-2
 営業時間：9:00〜25:00（最終受付2４:00）
 特設ページ：https://www.hyotan-onsen.com
 電話番号：0977-66-0527
 担当：マーケティング担当　専務取締役 田中大貴（ひろき）