GROOVE X社が家族型ロボット設計開発にストラタシスの3Dプリンティング・ソリューションを活用アジャイル型の開発を取り入れ製品開発過程を効率化する活用事例を公開
〜オールインワンの工業向けFDM 3Dプリンタ F123シリーズを始めとるすエコシステム・ソリューションを最大限に活用し厳しい要件を求められる開発プロセスに対応~
(右)GROOVE X社に導入されているF123シリーズ 3Dプリンタ。工業向けの品質を維持しつつ使いやすさを実現した工業向けFDM 3Dプリンタで、ABSやASAなど工業プラスチックのパーツを高品質かつ安定して造形することができる。同社は、以前活用していた3Dプリンタと比較し、造形不良などのリスクを最小限に抑えつつ作業性の高いパーツによる検証が可能になった。 また、付属のソフトウェアGrabCAD Print(左図)の活用により、自席のPC からデータを投入でき、さらにCAD データにも対応するため、セットアップ時間が5 分の1 に短縮造形準備時間を従来の1/5まで短縮することができた。
工業向けFDM 3Dプリンタの導入により、筐体部品など大型パーツ造形にも対応。失敗によるタスク遅延のリスクを削減し、設計者が開発に専念できる環境を実現。
F370 3DプリンタでABS樹脂を使って造形されたネスト(LOVOTの充電器)の試作品。大型、薄肉のパーツだが、湾曲せず造形できる。精度よく出力されているため、造形完了後にそれぞれのパーツを接着し検証することも可能。
これにより、それまでGROOVE X社の設計者たちを悩ませていた造形ミスによる時間のロスは解消され、また接着などの後工程などにも最終製品同様に対応できる工業プラスチック(ABS)での試作が可能になったこと、さらには付属のプリント用ソフトウェアGrabCAD Printの活用により造形にかかる準備も従来の1/5に短縮されるなど、厳しい条件下で開発を進める同社にアジャイル開発をさらに効率的に進めるのに貢献しました。
SDFP(Stratasys Digital Factory Portal)プリントサービスにより、導入している3Dプリンタ以外のテクノロジーへも気軽にアクセス、新製品のアイデア検討に活用。「LOVOTと自分のお揃いのメガネを」
家の中で人と一緒に暮らし、人に愛されるロボットを目指すLOVOT では、筐体を包む洋服や角・尻尾のカバーなどのアクセサリー・アイテムをユーザーが自由に選べるようになっている。アクセサリーのバリエーションを増やし、ユーザーの“愛着形成”を促すことが、LOVOT のマーケットを広げる上では重要な課題になる。
LOVOT の外装を担当し、パーツサービスを活用し独自のアクセサリー開発に取り組む山本さくら氏。
「3Dプリンタや造形材料の特性など正しく理解し、厳しい製品開発の場で使いこなしていただくことは製造業、特にGROOVE X社のようなスタートアップ企業には今後重要な鍵となるでしょう。」と、ストラタシス・ジャパンの代表取締役社長、片山浩晶は述べています。「3Dプリンタを単一のシステムととらえるのではなく、課題を実現するためのソリューションとして活用することが大切です。ストラタシスは、エコシステムとして3Dプリンタやマテリアル、更にそれらを活用するためのソフトウェアやクラウドソリューション、造形サービスなど様々な観点からものづくりに携わる皆様に真に役立つソリューションを提供いたします。」
ストラタシスの3Dプリンタを活用し、試作プロセスの大幅な効率化を実現したプロダクトデザイン担当の生駒崇光氏。将来的にサービスパーツへの3Dプリンタ活用の可能性にも期待しているという。
また、リードエクシビションジャパン社による専門セミナーにて、ストラタシスのユーザ様であるGROOVE X社、ブラザー工業株式会社 によるセミナーが開催されます。
GROOVE X 3Dプリンタ活用事例紹介動画は、下記よりご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=NGrb2nplXo4&feature=youtu.be
展示情報
ストラタシス・ジャパンのエコシステムを紹介するプレゼンテーション、最新の国内外の活用事例紹介、ソリューション・パートナーである有限会社スワニー(本社:長野県伊那市、以下スワニー)による3Dプリント樹脂型「デジタルモールド®」のライブデモンストレーションも行われます。
- 展示会名: 第30回 設計製造ソリューション展 http://www.dms-tokyo.jp
- 開催期間: 2019年2月6~8日 10:00〜18:00(最終日のみ17:00まで)
- 開催場所: 東京国際展示場(東京ビックサイト)
- 出展場所: ストラタシス・ジャパンブース 西ホール、西1-53
- Stratasys J750
- Fortus450mc
- Stratasys F370
- Stratasys J750
- Objet260 Connex
- 協賛会社アイオー・エム
- 各日、10:30 – 17:00* の間、1時間ごと(最終日は16時まで)
- *スケジュールについては、予告なく変更される場合があります。
- 開催日時:2月8日 13:40 - 15:00 セミナー: 専門セミナー [P-1] 3Dプリンタ活用事例
- 【開発・設計現場における最新3Dプリンター活用事例】 講演者情報: ブラザー工業(株) 開発センター 技術革新部 エグゼクティブ・エンジニア 矢澤 宏明氏
- 【家族型ロボット開発における3Dプリンタ活用事例】 講演者情報: GROOVE X(株)プロダクトデザイナー 生駒 崇光氏
- セミナー詳細、参加登録はこちら: https://d.japan-mfg.jp/seminar_home/#P-1
GROOVE Xについての詳細はこちら:https://groove-x.com
ストラタシス・ジャパンについて
ストラタシス・ジャパンは、航空宇宙、自動車、ヘルスケア、コンシューマー製品や教育など、様々な業界向けのアディティブテクノロジーにおける世界的リーダーであるStratasys(NASDAQ: SSYS)の子会社です。 30年近くにわたり、深くかつ 継続して顧客企業のビジネスニーズに焦点を置き、 意図的な革新技術:本日現在1,200件以上の取得済みもしくは申 請中の積層技術に関する特許を有しています―により、デザインプロトタイプから製造ツール、最終製造パーツにいたる まで、製品ライフサイクルプロセスを通じ新たな価値を創造します。 ソリューションと専門知識 - 高度なマテリアル; Voxelレベルまで制御するソフトウェア;高精細かつ再現性と信頼性のあるFDMおよびPolyJet 3Dプリンター;アプリケーシ ョンに基づく専門的サービス;オンデマンドパーツおよび業界を定義するパートナーシップ - というストラタシスの3Dプ リンティング・エコシステムは、各顧客の進化するワークフローへのシームレスな統合を確保するためのソリューションです。 アディティブの真の世界的な可能性を満たすため、ストラタシスは、ビジネスプロセスを加速し、バリューチェーンを最適 化し、そして世界中の何千人もの将来のリーダーがビジネスパフォーマンスを向上させるための画期的な、業界に特化 したアプリケーションを提供します。
本社:米ミネソタ州ミネアポリス、イスラエル レホボト
ストラタシスについて、詳しくはhttp://www.stratasys.co.jp/ またはhttp://blog.stratasys.com/ja をご覧いただくか、もしくは Facebook, LinkedInでフォローしてください。
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- パソコン・周辺機器パソコンソフトウェア
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- 関連URL
- https://www.stratasys.co.jp/