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株式会社インターネットインフィニティー
会社概要

介護保険外サービスに対するケアマネジャーの意識調査結果

介護保険外サービスを利用しない理由のトップは「経済的な理由」

株式会社インターネットインフィニティー

介護関連メディア事業を手掛ける株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:別宮 圭一)は、運営するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」の会員ケアマネジャーを対象に、介護保険外サービスについて、調査を行いました。
高齢者が住み慣れた地域で安心に暮らし続けるためには、ケアプランに、介護保険サービスだけではなく、民間サービスや地域の事業など介護保険外のサービスを取り入れることが望まれています。また、介護保険の次期改正に向け、軽度者に対する給付抑制が検討されはじめており、今後、ケアマネジャーが介護保険外サービスを利用者支援に組み込むケースが増えるとも考えられます。

そこで、実際にケアマネジャーが介護保険外サービスをどのように活用しているか、活用していないのならば何が問題かについて、調査を行いました。

■調査結果ポイント■
○ ケアマネジャーの9割以上が介護保険外サービスの必要性を実感
○ 必要性を強く感じるのは、「安否確認・見守り」「介護保険外の家事援助」
○ 利用の7割以上が民間サービス。ボランティアなど地域資源の活用は低調
○ 介護保険外サービスを利用しない理由のトップは、「経済的な理由」
○ 利用拡大には、質が高く、多様なサービスの普及が待たれる


【調査概要】
期  間:2016年8月1日~8月 31日
方  法:インターネット調査
対  象:「ケアマネジメント・オンライン」の会員ケアマネジャー
回答数:1,394名

■調査結果詳細■
○ケアマネジャーの9割以上が介護保険外サービスの必要性を実感

利用者支援において、介護保険外サービスの必要性を感じるかどうかを聞いたところ、890名(63.8%)が「感じる」と回答しました。「多少感じる」と回答した428名を加えると、ケアマネジャーの94.5%が必要性を感じていることがわかります。

○必要性を強く感じるのは、「安否確認・見守り」「介護保険外の家事援助」
介護保険外サービスが必要と感じる分野は、「安否確認・見守り」(837名、60%)、「介護保険では認められない家事援助(ペットの世話、草むしりなど)」(813名、58.3%)「介護保険の限度額内に収まらない生活援助(掃除、調理など)」(723名、51.9%)の順でした。

また、これらの介護保険外サービスの情報を集める手段として最も多くのケアマネジャーがあげたのが「ケアマネジャー仲間からなど口コミ」(941名、67.5%)であり、次いで「地域包括支援センター」(740名、53.1%)、「インターネット」(638名、45.8%)と続きました。

○利用の7割以上が民間サービスを活用。ボランティアなど地域資源の活用は低調
実際に、介護保険外サービスを利用者に紹介し、利用につなげたことがあるケアマネジャーは、全体の74.6%にあたる1,040名でした。利用したサービスは、「家事援助・外出支援などの民間サービス(介護保険事業所の保険外サービスも含む)」(760名、73.1%)が圧倒的に多くなっています。「家事援助・外出支援など地域ボランティアによるサービス」(311名、29.9%)、「地域の見守り事業」(255名、24.5%)もあげられています。それ以外で、利用した保険外サービスについては、約7割(766名、73.7%)のケアマネジャーが「満足している」と回答しています。

○介護保険外サービスを利用しない理由のトップは、「経済的な理由」
介護保険外サービスを利用者支援に活用していないケアマネジャーに、その理由を聞いたところ、最も多かったのは、「経済的な理由」(198名、55.9%)でした。次いで「地域に利用できるサービスがない」(137名、38.7%)「内容や質に満足できるサービスがない」(116名、32.8%)となっています。

○利用拡大には、質が高く、多様なサービスの普及が待たれる
介護保険外サービスを支援に組み込むために、どのようなことが必要だと思うかを聞いたところ、7割前後のケアマネジャーが「サービスの多様性や質の高さ」(1,030名、73.9%)「サービスの普及や情報の共有」(956名、68.6%)をあげました。また「費用がかかるサービスの補助制度」(753人、54.0%)「利用者・家族の理解」(687名、49.3%)についても、半数前後のケアマネジャーが回答しています。

 介護保険外サービスの利用の実態は、民間のサービス中心で、経済的な負担などが利用のネックとなっていることが明らかになりました。一方で、多くのケアマネジャーが必要性を感じている家事援助は、地域の活動が広がることで対応できる可能性がありそうです。同時に介護保険外サービスの利用拡大には、中身に満足できるサービスが増えていくことがカギとなるといえそうです。

 本調査結果の詳細は、「ケアマネジメント・オンライン」をご参照ください。
(URL:http://www.caremanagement.jp/  ※特集-介護アンケートのページを参照)

<株式会社インターネットインフィニティーについて>
当社は、「健康な未来」というコーポレートスローガンのもと、創意改革と挑戦による超高齢社会における課題解決を目指してします。2001 年設立。 http://iif.jp

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会社概要

株式会社インターネットインフィニティー

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URL
http://iif.jp
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都千代田区二番町11-19  興和二番町ビル2階
電話番号
03-6897-4773
代表者名
別宮 圭一
上場
東証グロース
資本金
2億5099万円
設立
2001年05月
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