「イクメン格差」明らかに。自分をイクメンだと思わない父親は53%  5人に1人が「育児への関わり方が分からない」 イクメン予備軍脱出のカギは「知育」にあり!?

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「厚生労働省」が「イクメンプロジェクト」を立ち上げるなど、すっかり浸透したかと思われる「イクメン」という言葉。「イクメン」とは「熱心に育児を行う父親」のことだが、その実態はどのようなものなのだろうか。トレンダーズ株式会社(東京都渋谷区)は、3~6歳の子供を持つ既婚男性(有職者)350名および、3~6歳の子供を持つ既婚女性150名に対して、「育児に関する意識調査」をおこなった。イクメンでありたいものの、仕事が忙しかったり、子育てのやり方が分からなかったりという理由で、実はまだまだ子育てに関与できていない父親が多いという「イクメン格差」の実態が明らかとなった。

◆調査期間:2010年10月29日~11月1日 調査方法:インターネット
◆調査対象:3~6歳の子供がいる既婚男性(有職者)350名 ※事前調査で自分のことをイクメンだと「思わない」と回答した方
3~6歳の子供がいる既婚女性150名 

■ 育児に参加できていない理由、5人に1人が「育児への関わり方が分からない」

まず、3~6歳の子供がいる既婚男性(有職者)3000名に事前調査を実施。「自分のことをイクメンだと思いますか?」という質問に対して、53%が「イクメンだと思わない」と答えた結果となった。「イクメン」という言葉が浸透して久しいが、実は半数以上が自分のことを「イクメンではない父親」だと考えているようだ。そこで、自分のことをイクメンだと「思わない」と回答した既婚男性350名に対して、「育児に対する意識」を調査した。

まず、「平日・休日に育児(直接子供と接するもの)にかける時間はどれくらいですか?」と聞いたところ、平日については59%が「1時間未満」と回答。一方、休日については、「3時間以上5時間未満」という人が最も多く23%。以下、「2時間以上3時間未満」(15%)、「5時間以上7時間未満」(14%)、「1時間以上2時間未満」(14%)、「1時間未満」(6%)と続いた。平日に比べ、育児にかける時間は長いものの、総じて育児にはあまり時間をかけられていないという現状が浮かび上がった。

ちなみに、「育児参加点数は何点くらいだと思いますか?」という質問に対しての自己採点の平均は「46点」。65%と、およそ7割が「50点以下」の点数を答えており、ここからも育児に対する自信のなさがうかがえる。
次に、「自分が育児に積極的に参加できていない理由」に関して聞いたところ、「仕事が忙しい」が最も多く65%。そして、その次に多かったのが「育児への関わり方が分からない」が19%と5人に1人。仕事が忙しいという理由だけでなく、意外にも育児への関わり方が分からないという父親が多いことが分かった。

一方で、「育児にもっと積極的に参加したいと思いますか?」という質問に対しては、85%が「思う」と回答。およそ9割が育児にもっと積極的に参加したいと感じていることが分かった。
また、自分の育児に対する意識について、72%が「休日ぐらい自分が育児を替わってあげて、奥様に自由な時間を作ってあげたい」、42%が「育児に関して奥様からもっと信頼されたい」と答えた。育児になかなか関われない現状がありつつも、「もっと育児に参加したい」という意向は強いことがうかがえた。

■ 7割が「自分のペースで育児をしたい!」34%が「楽にイクメンになれたら・・・」

もっと積極的に育児に参加したいが、実際はできていない「イクメン予備軍」。彼らの育児に対する悩みや希望について聞いた。
まず、「外で遊ぶと自分も疲れてしまうか」という問いに「当てはまる」と答えたのは61%。また、「子供との遊びがマンネリ化している」という人も56%おり、子供との遊び方に悩みを持つ父親が多いことがうかがえた。
一方、65%が「自分のペースで育児をしたい」と答えており、子供や母親に縛られることなく、自分の思うように育児をしたいという人が多いようだ。そして、興味深いのは34%と、3人に1人が「楽にイクメンになれたらと思う」と回答している点。「イクメン予備軍」は、自分のペースで育児をおこない、あわよくば「楽にイクメンになること」を希望しているようだ。

続いて、「苦手だと感じている育児はどのようなものですか?」と聞いたところ、「子供の食事を作る」が最も多く、51%。食事を作るのは彼らにとってハードルが高いようだ。そして、次に多かったのが、「本(絵本含む)の読み聞かせ」。31%と3人に1人が苦手だと回答した。
苦手な理由としては、「時間がかかる」(42%)、「効率的にできない」(21%)、「詳しいやり方が分からない」(9%)、「やることが難しすぎる」(6%)、「奥様からの注意が多い」(5%)と続いた。「時間がかかり、効率的にできない」という点が、父親が「本の読み聞かせ」をする上で、大きなハードルとなっているようだ。

■ 好きなのは、自分のペースでできる、「デジタル機器を使った遊び」

さらに具体的な子供との遊びについて調査を実施した。
「子供との遊びについて、あなたが好きなものは何ですか?」と尋ねたところ、「球技(キャッチボールなど)」(36%)、「ゲーム(テレビ・ケータイ・DSなど)」(36%)、「歌・音楽」(32%)、「PCやケータイなどでサイトや動画を見る」(32%)、「かけっこ・おにごっこ」(23%)、「積み木・ブロック」(20%)、「水遊び」(19%)と続いた。
また、「ケータイのメールやカメラなどで遊ぶ」と答えた人も12%見られ、携帯電話・PCなどのデジタル機器を使って子供と遊ぶことが好きな父親は多いようだ。
そこで、彼らがデジタル機器を使って子供と遊ぶことが好きな理由について聞くと、「見せているだけで、楽だから。(37歳)」、「一緒に動画を見て共感を持てることが楽しい。(31歳)」、「自分から動かなくていいし、一緒に楽しめるから。(30歳)」などの意見があがった。「一緒に自分も楽しめる」「見ているだけで楽だ」というのが主な理由のようで、やはり「自分のペースで育児をしたい」というのが彼らの育児に対する考え方だと言える。

そして、「『もっとおこないたい』と思う育児はどのようなものですか?」と聞いたところ、「外で一緒に遊ぶ」(59%)、「家の中で一緒に遊ぶ」(28%)という「遊び」に関するものと、「体験学習(農業体験やキャンプなど)」(32%)、「幼児学習(ことば・すうじなど)」(28%)、「本(絵本含む)の読み聞かせ」(20%)という「知育」に関するものが高い結果となった。

■ 母親も、父親と同様に「知育」を重視! 「イクメン格差」を埋めるためには・・・

最後に、父親と同様に母親に対しても「育児に対する意識」を調査した。
「旦那様にもっと積極的に参加してほしいと思う育児」について聞いたところ、「外で一緒に遊ぶ」(52%)、「家の中で一緒に遊ぶ」(35%)という「遊び」に関する項目と、「体験学習(農業体験やキャンプなど)」(33%)、「本(絵本含む)の読み聞かせ」(31%)、「幼児学習(ことば・すうじなど)(20%)などの「知育」に関する項目が多くあがった。父親が「もっとおこないたい」と感じている育児と一致しており、父親と母親の意思は同じであることが分かった。

また、「育児で大事にしているものは何ですか?」という質問に対して、「礼儀を教える」(81%)、「コミュニケーションを多くとる」(71%)の次に多かったのが、「興味・関心のタネを引き出す」(70%)というもの。やはり、ここでも子供への「知育」に関して意識が高い母親が多いことが読み取れる。同様に62%の父親も「育児で大事にしているもの」として「興味・関心のタネを引き出す」と回答している。

「イクメン」というワードが広まる中、半数以上の父親は「自分のことをイクメンだと思っていない」という事実が分かった今回の調査。「イクメン」ではない父親たちは、「育児への関わり方」が分からないなどの本音が根底にあり、その結果、積極的に育児に踏み出せていないという現状が浮かび上がった。だが一方で、「育児にもっと参加したい」という意思がある人は多く、彼らの多くが「イクメン予備軍」であることも分かった。さらには、「自分のペースで育児をしたい」「楽にイクメンになれたら」といった彼らの本音も垣間見えた。
これらの「イクメン予備軍」が、「自分のペースででき、かつ自らがおこないたいと思う育児」・・・例えば、デジタル機器を使った「知育のコンテンツ」が、「イクメン格差」を埋める一つのきっかけとなるかもしれない。

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