世界最小のプレスリリース / PR TIMES

プレスリリース配信サービス「PR TIMES」は、 多くの企業、パートナー、読者の皆様に支えられ、10周年を迎えました。 誕生100余年の「プレスリリース」はいま、技術や経済の成長にともない、 より開かれた、パブリックな情報源となりました。 しかし、人々が「プレスリリース」に出会う「場」、伝えたいことを表現する「場」は 「A4用紙上」か「Webブラウザ上」に留まっています。 「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」というミッションのもと、 PR TIMESでは、熱量や想いが伝わる「場」の拡張に向き合い、 様々な挑戦を続けてまいりました。 これからも、次代の「プレスリリース」を見据え、 その役割や意義を問い直し、探求しつづけることを通じて、 想いを伝えるに相応しい「プレスリリース」を創っていきたい。 頑張りに直結したすべての情報が羽ばたき、謳歌できる世界に寄与したい。 古来より様々な神事や祭事でのお供え物として捧げられ、 人々の想いや願いを「込める」存在として端を発するお米に、 そんな想いをこめました。

「世界最小のプレスリリース」は、当社へお越しの皆様へ向け、 2017年10月10日（火）から12月8日（金）までの約2ヶ月間、 当社エントランスにて展示いたします。

10周年を報せる「世界最小のプレスリリース」は当初、2017年のエイプリルフール企画として発表。 私たちの飽くなき探求心を象徴する存在として実現することを決意し、 「ルーペ」「コシヒカリ（一合）」「梅干し」と共に、 本年4月10日（当社プレスリリース配信サービスの提供開始日から丁度10年の日）に、 「お召し上がり頂ける状態」で、お世話になった皆様のもとへお届けする予定でした。 しかし、実現までの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。 曲面印字による「文字のズレ」、高精細レーザーの衝撃による「割れ」や「焦げ」の頻発など、 試行錯誤を繰り返してもなお、回避し得ない困難が相次ぎました。 苦節、半年。 食べられる状態までは成し得ませんでしたが、筆舌に尽くし難い苦難を乗り越え、 「世界最小のプレスリリース」を完成させることができました。 本作は、金属加工をはじめとする「ものづくり」が盛んな新潟県三条市に本社を構える 「板垣金属株式会社」との共同製作によるものです。 ミクロな調整にも応えられる高度な技術力と、 非効率な営為も厭わず、ときに投げ出したくなるような瞬間をも乗り越えた 職人魂の結晶に他なりません。