地域のつながりを育む『多世代食堂』にボランティアとして参加　～現場職員との対話を通じて、新たな視点を得る機会を創出～

企業主導型ボランティアから地域コミュニティの発展や相互理解を促進

株式会社ネオキャリア

2024年5月15日 11時00分

　人材総合サービス会社の株式会社ネオキャリア（本社：東京都新宿区　代表取締役CEO：西澤亮一　以下ネオキャリア）は、2024年4月19日に社会福祉法人サン（事業所：東京都新宿区）が運営する「サンの家食堂」（東京都新宿区高田馬場1-20-1）で、地域の子どもから高齢者までが集うことのできる「多世代食堂」にボランティアとして参加しました。当日は、多世代食堂のボランティアの他にも、当社社員と社会福祉法人サンの職員の皆さまとでディスカッションなども行い、対話を通じて社会福祉法人への理解を深める場となりました。

社会福祉法人サンの職員・サンの家食堂のボランティアの皆さまとオリジナルのサステナブルTシャツを着用した当社社員

当日の様子

　当日は、保育機関に対する採用支援を行うヒトシア事業本部から4名がボランティア休暇「地域社会貢献Day」を利用して参加。社会福祉法人サンが運営するグループホームを見学した後、社会福祉法人の現状や課題、多世代食堂の開催経緯や地域の抱える課題について、職員の皆さまからお話を伺いながら意見交換を行い、お互いに理解を深めました。その後は、サンの家食堂のボランティアの皆さまと協力して約60食のお弁当を作り、お弁当の販売と食堂内で食事をする地域の皆さまと会話を楽しみながら交流を図りました。

＜左＞ディスカッションを行う社会福祉法人サンの職員と当社社員　＜右＞お弁当作りの様子

ボランティア参加者の声

・地域の方との連携や子どもから大人までの輪を大切に支援しているところは、本当に素敵でしたし、今後の少子高齢化社会においてつながりを作ることは必要だと思いました。私たちが日々接する求職者様の中には、社会福祉法人未経験の方もいらっしゃいますので、今回お聞きしたお話も含め、社会福祉法人の魅力を伝えていきたいと思っております。

・食堂内では、子どもが学校の悩みを話したり、ご家族の中での他愛無い会話が生まれていたり、温かな空気感が流れていました。単に食事を提供するのではなく、地域の憩いの場として機能しているのだと感じました。こうした地域のつながりの場は、社会福祉法人サン様が心から地域のことを考えているからこそ生まれたものだと感じました。

ボランティア休暇制度「地域社会貢献Day」

　社員の自発性のある社会参加を支援するために、ネオキャリアグループに在籍する全社員（有期雇用社員は週の所定労働日数が5日の社員）が利用できる制度として、2023年8月から開始。本制度に伴い、ボランティア活動へのきっかけとして企業主導型の取り組みも行っており、これまでに障がい者理解のために共にスポーツを楽しむボランティアなども開催しています。これらの活動を通じて、普段は接することがない社外の方々との交流や協働の機会が生まれます。それにより、社内での通常業務では得られない気づきに繋がり、社員自身の成長する機会になるだけでなく、一人ひとりの人生をより豊かにする一助にしてほしいと考えています。

＜過去の地域社会貢献Dayの活動事例（一例）＞

・障がい者理解を目的に、新宿区の障害者福祉センターで障がい者の方々と共にスポーツ（ボッチャ）を実施

・新宿区の小学校で授業のサポートと若手教員との座談会『産学フレッシャーズ交流会』を開催

ネオキャリアのサステナブル活動

　ネオキャリアは、本社の所在地である新宿区の地域団体を中心にさまざまなステークホルダーと協働で、地域清掃活動や各社のサステナブル活動イベントへの出展、サステナブル推進で得た知見を伝える学生向け特別授業への登壇など、地域密着型のサステナブル活動を主軸に推進してきました。また、子どもを持つ親社員とその家族が安心して仕事と家庭を両立できる環境づくりを目的とした家族イベントを定期開催したり、男性の育児休暇取得のための研修を行うなど従業員に向けた取り組みにも注力しています。

　今後も、さまざまなステークホルダーの方々と協働し、「人と本気で向き合い、未来を切り拓く。」というPURPOSEのもと、人材総合サービス会社としてできるサステナブル活動の幅を増やしてまいります。

＜過去のサステナブル活動事例（一例）＞

・障がい者や高齢者アーティストのアート作品を企業のオフィスに展示する『新宿アール・ブリュット企業展』の開催（2022年より毎年開催）

・虫の働き方から人の働き方を考える親子参加型ワークショップを開催（2022年より毎年開催）