京都伏見にスーパー銭湯 伏見力の湯や農産物直売所じねんと市場、フットサルスクエア京都南などの複合施設を運営する株式会社メゾネット(京都市中京区)は2023年5月に「京都サウナ大作戦」プロジェクトをスタートし、同年9月16日、17日に2日間で1,000名のサウナーを集めた前代未聞の野外サウナフェス「京都サウナ大作戦」を開催した。

京都サウナ大作戦誕生のきっかけ

「京都にサウナの聖地をつくりたい。」という想いから、京都伏見を拠点にサウナで地方創生という日本の問題を整えるSAUNA NO TSUDOIにお声がけし、新たな挑戦がはじまりました。

「京都伏見の伏水を全国に発信しよう」京都伏見はかつて「伏水」と記されていたように昔から良質の地下水に恵まれてきました。その伏水を全身で感じることのできる天然地下水かけ流しの水風呂をメインテーマに「京都サウナ大作戦」プロジェクトがスタートしました。

（株式会社メゾネット専務取締役: 長尾 洸太朗）

ステークホルダーとの最高の出会い

想いに共感いただいて、サバスやバレルサウナ・テントサウナなどが全15台集結する西日本最大級のサウナフェスへと歩み始めます。

サウナと水風呂は当然ながら、最高の“ととのい”を体験して貰うには、外気浴もかかせない。その為には最高のととのいチェアが必要です。そこで自社にファンが多かったアウトドアブランドDODに体当たりで企画をプレゼン。するとサウナ愛好家のDOD社員の皆様に共感いただき、協賛を得ることができました。その数、規格外の…ととのいチェア100台。さらに、サウナ後のドリンクは「からだにユーグレナ」や「チルアウト」。野外サウナフェス後の力の湯入浴時には「FLUFFY FORM」のシャンプー&トリートメントなど、各社様にご協賛いただきました。初開催の企画に多くの期待と重圧。「絶対に成功させないと…‼」

前例が無いことへの挑戦

京都での野外サウナイベントの前例がなく、公衆浴場法、消防や衛生面の問題などクリアすべき課題は多く、開催自体が困難なのではないかと頭に過りました。それでも、幾度となく足を運び安全性・衛生面での改善を繰り返しました。

社内が騒然としたビッグネームとのタイアップ

サウナの後の栄養補給に特化したフードの目玉が中々見つからず、苦悩する中、大阪西中島で食べた行列の出来るラーメン店を思い出し、すぐに問い合わせしました。すると「LINEで連絡できませんか？」と連絡が来たのが、なんと人類みな麺類を運営するUNCHI株式会社の創業者で代表取締役の松村貴大社長御本人から!!

「サウナの後に特化したラーメン“サ麺”をつくりましょう」

急転直下に人類みな麺類×京都サウナ大作戦のスペシャルタイアップが決定しました!

ラーメンの詳細はこちらの記事で…

伏見の天然地下水を野外の会場まで届けたい！水風呂の工事が完了！

チケット販売開始と同日の8月1日、水風呂の実地テスト実施。SAUNA NO TSUDOIと水風呂監修の滋賀、都湯-ZEZE-の立会のもと、野外の水風呂の品質を実際に体験し、「なめらかさ」、「水温」ともに無事合格いただきました。

そんな実地テストを実施する中、京都サウナ大作戦入場チケットは初日で約300枚、販売開始から1週間で約500枚の半数を売り上げ大好評いただきました。

サウナーの期待を超える野外サウナフェスの開催に向けて

チケットの販売も順調に進み、「京都サウナ大作戦」に期待してくれている多くのサウナーがいらっしゃる。もっと充実した内容にしなければ。

アツいサウナグッズを作ろう

他にはない魅力的なグッズを作ろうと、弊社の経営理念でもある、LOHAS（Lifestyles of Health and Sustainability)の価値観を大切にしたグッズや京都のシンボルをイメージしたオリジナルグッズの作成しました。

• 京都サウナ大作戦オリジナルTシャツ

着るだけで SDGs！100％リサイクル生地を使用。廃棄される衣料製品や裁断くずを使った生地作りなので、それぞれが1点ものような風合いです。

• 京都サウナ大作戦オリジナルアクリルキーホルダー

卵型とロッカーキー風のデザイン2種類を展開。ロッカーキー風のデザインは伏見の鳥居や京都タワーのカッティングを施し、京都らしさを表現。

アツい出会いをつくろう

京都サウナ大作戦が最高の思い出になるよう、ゲストにグラビアサウナー園都様とアウフギーサーとしても活躍する映画コメンテーター有村昆様をご招待！ゲストによるアウフグースイベントやトークショーを開催しました。有村昆様のシネマアウフグース(限定8名)の枠をかけた、じゃんけん大会は最高の盛り上がり！

園都 (その　みやこ)

徳島県阿波市出身。2016年に芸能界デビュー。

サウナ好きが高じ、グラビアサウナーとしてTVをはじめ各種メディア、サウナイベント等でも活躍中。2020年には「プロサウナーとしてサウナのために汗をかき、サウナ啓蒙活動に貢献した11名」に選出され、『Saunner of the Year（サウナーオブザイヤー）』を受賞。2021年には、雑誌『Saunner+』にて小倉雄一郎カメラマンが撮影したサウナグラビアが、『第41回日本雑誌写真記者会賞』の優秀賞を受賞。

有村昆（ありむら　こん）

映画コメンテーターとして活躍する他、サウナスパ健康アドバイザー ・サウナスパプロフェッショナル ・熱波師検定A 取得済み。 映画✖︎熱波のシネマアウフギーサーとして熱波師デビュー、新たに映画熱波の世界を拓く。

最高のととのいフェスが京都伏見に誕生

当日は、多くのサウナーが全国から京都伏見に集結しました。その数、2日で約1,000名！受付には開場の1時間前から長蛇の列ができ、心待ちにしていたサウナーの皆様で溢れました。

関西を代表する人気アウフギーサーのショーの予約は販売開始30分で完売温冷！京都初上陸のサバスなど全15台のサウナ、そして最高のサ飯をお楽しみいただきました。

サウナで蒸され、京都伏見の天然地下水掛け流しの水風呂で身体を冷やし、DODのととのいチェアで外気浴、そして最後は伏見力の湯の天然温泉で汗を流す。2023年、コロナが明け、最高の“ととのい”フェスが京都伏見に誕生し、皆様の笑顔やたくさんのお褒めの声のもと、無事閉幕しました。

感謝の想いと、未来に向けて

ご来蒸いただいた、サウナーの皆様をはじめ、弊社のプロジェクトに共感いただき、プロデュースいただいたSAUNA NO TSUDOI様、水風呂を監修いただきました都湯-ZEZE-様、出店いただいた出店社様、そして協賛いただきました各企業様…本当にありがとうございました！

「京都サウナ大作戦」は「京都にサウナの聖地をつくりたい。」という想いからはじまりました。京都伏見の伏水の水風呂をもっともっと多くのお客様に体験して貰い、京都のサウナの文化の発展に社をあげて貢献していきたいと考えています。また来年、さらにスケールアップした「京都サウナ大作戦2024」をご期待ください。

株式会社メゾネット企画広報部は銭湯・サウナをテーマに、様々なイベントを計画し実行しています。一緒に京都伏見を盛り上げたい！サウナ業界を盛り上げたい！など、アツい想いを持った仲間を企業・団体・個人問わず募集中です！

https://mezone.co.jp/