夢を発信するに至ったきっかけ

当社は、最軽量金属マグネシウムの加工に特化し独自の生産技術を開発することで、マグネシウム採用の可能性を拡げその価値を様々な用途へ拡大させることを目標としています。その中で、「フラミンゴ」という杖を商品化し販売しています。マグネシウムのもう一つの特徴として、リサイクル性の高さが挙げられます。大きな視点でみればマグネシウムは100%リサイクルできるのですが、現状、杖に使用する材料であるパイプ材をリサイクル材から製作することはできません。そこで、今後の技術開発の可能性に期待し、リサイクル材を活用したモノづくりの夢を発信することにしました。この際、リサイクルしたパイプ材の話だけでは伝わりにくいと考え、「スピルリナという藻=杖用塗料」という内容を前面に押し出しました。

夢を発信して変化があったこと

夢の発信により進みたい方向性が具体的となり、その実現に必要な技術やパートナーの探索を実施しました。その結果、「本当に実現できるかも?」というレベルまで話が具体化し、次のステップへ進みました。

発信をきっかけに生まれた、夢の実現に向かう行動

具体的に、リサイクル技術の確立に向け動き出しました。そのプレスリリースは以下リンクです。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000018527.html 2022年2月末現在、3年間の研究開発事業の1年目が終了し、来年度から具体的な設備投資や本格的な技術開発が始まります。この事業開始に合わせ新工場(賃貸)の契約も完了しました。夢の実現まであと2年となりました。