原材料費の高騰によって商品の種類を減らさなければならないというネガティブな情報を、逆手にとってユニークに伝えることで、うまく商品の宣伝に繋げている。なくなる種類の甘口カレー味の救済プロジェクトも面白く、SNSを意識して工夫しているのがわかる。 (小林 史憲)
ザコシショウさんを存分に登場させたリリースで、完全終了というネガティブな話題を前向きに感じさせる、趣向を凝らしたリリースです。 (佐久間 智之)
言い難いことを、あえて大々的に。清々しくやり切ることで、消極的な終了告知とは全く違った印象で、生活者に残念ながらも楽しんで受け止めてもらえるのではないかと感じる。選択した言葉も手法も趣向を凝らしていて、良い意味であそびがあり、長年のファンと企業が良い距離感で楽しんでいるような雰囲気がある。 (三島 映拓)
商品の終売というネガティブな情報を、エンタメ性の高い一大イベントへと昇華させています。「『ばかくやしい 甘口カレー味 完全終了』という企業のホンネ」を隠さず、正直に伝える姿勢が、ファンとの強固なエンゲージメントを生み出しました。情報発信のあり方そのものを問い直す、戦略的広報の好例です。 (星野 貴彦)