夢を発信するに至ったきっかけ

April Dreamの企画を知ったとき、会社としての夢をプレスリリースで発信するという斬新さに心動かされ、やってみようということになりました。会社の夢をどうプレスリリースに落とし込むかという部分に非常に苦労しましたが、新サービスのβ版をリリースしたばかりということもあり、サービスの宣伝も兼ねた壮大な夢を語ってみようということになりました。「Dicon」は、不動産会社のコミュニケーション課題を解決したいという思いから誕生したサービスです。不動産会社では、言語の違いや連絡のすれ違いなどにより、入居者とのコミュニケーションにかける時間が業務の大半を占めているのが現状です。この課題を乗り越え、さらには、世界・惑星を超えたコミュニケーションが簡単にできるようになれば、当社が掲げているビジョン「人々の時間を創る」を達成できると考え、昨年April Dreamで「夢」を発信させて頂きました。

夢を発信して変化があったこと

想像以上に多くの反響をいただきました。Diconは単なる翻訳サービスではなく、コミュニケーションサービスです。今回当社のマーケティングチームでは、火星人を「何を考えているか話しても分からない人」と捉えました。そのため、ただ火星語を理解できるというだけでなく、火星人とのコミュニケーションをとることで、相互理解が深まり、より新しい知見や新たな事業が生まれるのでは、と期待を寄せていただきました。また、社内の懇親会でも話題のひとつとなり、業務で関わりのない社員同士でも交流を深めるきっかけとなりました。

発信をきっかけに生まれた、夢の実現に向かう行動

火星語も含めた全ての言語の翻訳というのは遠い夢ではありますが、「誰とでも当たり前にコミュニケーションが取れる世界」を実現するために、まずは翻訳可能な言語数を増やすべく、社内のグローバル化が進んでいます。当社には多様な国籍・バックグラウンドをもった社員が在籍しています。また、今年の2月にバングラデシュでのオフショア開発を開始するなど、言語の壁を超えたコミュニケーションの実現に向けて歩みを進めています。