多種多様なメディア関係者が集結し、メディアのあり方や未来を考えることを目的としたメディアの祭典、『MEDIA DAY TOKYO 2018』。9月13〜14日の2日間にかけ、EDGEof TOKYO SHIBUYAを会場に6つのトークセッションを行いました。初日となった13日は「ジャーナリズム」「セレンディピティ」「コミュニティ」の3つのテーマで、最前線で活躍するメディア関係者たちが熱のこもったトークセッションを展開。満員御礼となった当日のレポートをお届けします。

【SESSION 1】Journalism
自分が書いた記事に責任を持つ。ジャーナリストが持つべき自覚

最初のセッションテーマは「ジャーナリズム」。スピーカーには、『日経FinTech』編集長の原隆さん、BuzzFeed Japanニュースレポーターの朽木誠一郎さんをお迎えして、モデレーターをCINRA,Inc代表取締役の杉浦太一さんが務めました。

セッションは、まず、お互いの自己紹介や自社メディアの概要説明からスタート。

『日経FinTech』は、金融機関やIT企業などをターゲットにしている雑誌で、購読料は年間48万6,000円。その高額な料金設定の背景には、事前調査で購読可能社数が限られ、広告収益では採算が合わないという想定があったからだそうです。

ゆえに、あえて広告は一切掲載せず、読者にとって価値の高いコンテンツの提供を意識したとのこと。業界の健全な発展を考えて、オピニオン記事を発信できるのが、『日経FinTech』の強み。

ユーザーに支持され続けるのは、読者目線かつ記事づくりが良質であるからこそ。高額な料金設定でも成り立つ秘訣が伺えました。

日経FinTech 編集長 原隆さん

続いて、2016年に起きたWELQ問題をいち早く発信した記者として知られるBuzzFeed Japanの朽木さん。その告発記事を書いた当時は、医療や報道を専門としていたわけではなく、業界問わず幅広いメディアで執筆するライターだったそうです。

しかし、医学部卒のライターという経歴から、医療情報の問題とウェブメディア運営の問題、両方を指摘できる自分がやらなければいけないのではないかという気持ちに駆られ、「Yahoo!ニュース 個人」でWELQ問題を取り上げたという経緯を語りました。

その後、朽木さんはBuzzFeed Japanに入社。ニュースチームに所属し、昨年9月にスタートした「BuzzFeed Japan Medical」に記事を執筆しながら、医療記者として活躍されています。

BuzzFeed Japan ニュースレポーター 朽木誠一郎さん

自己紹介後、クロストークで最初のテーマになったのは、「これまでで一番ヤバいと思った瞬間」。

原さんは仮想通貨の悪徳セミナーに潜入取材した際に、自社編集部が手がけた『FinTech革命』の本を使って詐欺師が説明していたという驚きのエピソードを披露。

朽木さんは実際に危険な目に遭ったことはないとしながらも、WELQ問題を取り上げた際に、ここまで大事になると思っていなかったと当時を振り返りました。その経験から、「お前の書いた記事のせいで仕事がなくなった」と言われる覚悟を持つようになったそうです。

誰かを責めるためではなく、人の役に立ちたいと思って記事を書いているものの、「誰かの役に立つことは、同時に誰かの不利益になり得るという自覚を持つようになった」と、自身の仕事に対する姿勢を語ってくれました。

モデレーターのCINRA,Inc代表取締役 杉浦太一さん(左)

次にテーマとなったのは「ジャーナリスティックなメディアであるためのチームづくり」。

「社会にポジティブなインパクトを与えること」が価値観として社内に共有されているBuzzFeed Japan。入社2年目の朽木さんも新たな気持ちで、新聞や雑誌出身の経験豊富な記者たちからそのノウハウを学んでいる真っ最中とのこと。

あくまで、チームづくりを主導で行う立場ではなく、チームの一員としての観点としながらも、一人ひとりが広い視点で物事を見られるようになることが大事であると語ってくれました。

一方、編集長の立場にある原さんは、「お金を稼ぐこと」の意識づけの大切さを説きます。たとえば、企業の社長などと会食に行った場合、相手が支払いをしてくれるケースが多い。しかし、それを続けていくと、気がつくとこちらが懐柔され、対等な関係性を築きにくくなるとの持論を展開しました。

ゆえに、対等の立場を保ち、ジャーナリズムを守り続けるためには、メディアとしてしっかりとお金を稼ぐという意識が大事と語りました。

原さん自身、企業の社長などと会食した際、自分の分はできるだけ自分で支払う姿勢を貫いているとのこと。払わせてもらえなかった場合は二次会まで行き、そこでのお会計をなるべく支払うようにしているとのこと。その結果、自身には貯金がないという驚きのカミングアウトで、「ジャーナリズム」をテーマとしたセッションは幕を閉じました。

【SESSION 2】Serendipity
PV数より滞在時間。読者に素敵な偶然を提供するための工夫

続いてのセッションテーマは、素敵な偶然との出会いを意味する「セレンディピティ」。スピーカーには、デイリーポータルZの林雄司さん、ライフハッカー[日本版]の松葉信彦さん、CINRA.NETの柏井万作さんという三人のウェブメディア編集長をお迎えしました。モデレーターはメディアプロデューサーの横石崇さんが務めます。

ネット界隈を騒がせることも多いメディアの編集長たちが揃い、自己紹介もそこそこに、序盤から自由な発言が飛び交っていきます。会場の雰囲気も温まってきたところで、用意されたキーワードのなかから、観客に気になるテーマを選んでもらうという形式でトークセッションは進行していきました。

用意されたキーワード

「サイト内回遊」というキーワードでは、ライフハッカー[日本版]の松葉さんが感じている近年のメディア全体での課題を提言。それは、昨今のユーザーはSNSから流入して目的の記事だけを読み、他の記事には興味を示さない人が増えているということ。だからこそ、いかにサイト内を回遊させてセレンディピティを起こさせるかが各メディアの課題になっていると問題提起しました。

ライフハッカー[日本版] 編集長 松葉信彦さん(右)、モデレーターのメディアプロデューサー 横石崇さん(左)

デイリーポータルZの林さんもその課題は以前から感じていたそう。デイリーポータルZでは、「無間地獄」と名づけられたランダムリンクのボタンを設置してサイト内回遊を狙っているものの、利用者は少ないと明かしました。

同様に、柏井さんが編集長を務めるCINRA.NETでも、過去にランダムリンクを設置していたものの、やはり利用者は少なかったそうで、読者に対してセレンディピティを提供することは、簡単なことではないようです。

その理由として、「スマホで読むユーザーはサイトからの離脱が早い」と、CINRA.NETでの傾向を柏井さんが説明。その対策として、スマホでアクセスするとページ下部にニッキーというオリジナルキャラクターを表示し、編集部が読んでほしい記事をニッキーの言葉としておすすめするようにしているそうです。

そうすることで、サイト内でのセレンディピティを誘発させたいと語る柏井さんの話を聞いた林さんは、「ぜひ参考にしたい」と賞賛していました。

CINRA.NET 編集長 柏井万作さん(左)、デイリーポータルZ 編集長 林雄司さん(右)

また、「甘栗」というキーワードで、企画のネタ出しにおけるセレンディピティにまつわる話を披露してくれたのは、デイリーポータルZの林さん。

甘栗を食べながら会議をすると、殻剥きに気を取られてバカバカしいことが言いやすくなり、ネタ出しのハードルが下がるという独自のブレスト方法を教えてくれました。

また、「歩く」というキーワードでも、同じ場所で考えているだけではネタが浮かばないので、歩くことで強制的に目に飛び込んでくる情報量を増やすようにしていると、林さんならではのネタの探し方を披露。想像の斜め上を行くネタを、次々と世に発信しているデイリーポータルZの秘訣や裏側を語ってくれました。

続いて、横石さんも興味深いと指摘したキーワードが「体験時間(EXPT)」。

柏井さんによると、面白い画像やセクシーな画像が掲載されている記事は、PV数がよくても滞在時間が短いとのこと。それでは意味がないと思ったため、CINRA.NETでは記事を評価する指標をPV数から滞在時間に切り替えたと語りました。

実際、滞在時間の長い記事は、周囲から「あの記事、面白かったよ」と感想を言われることも多いそうです。

また、CINRA.NETでは、PV数が重要なバナー広告ではなく、より読者の心に深く刺さることが求められる記事広告をメインに扱っています。だから、サイトのブランディングを高めるためにも、滞在時間を重視したと言います。

ちなみに、柏井さんが、競合他社サイトのアクセス状況がわかるSimilarWebでデイリーポータルZの平均滞在時間を調べた結果、CINRA.NETの約3倍だったとのこと。

これを聞いた林さんは「そのわりには広告が入らない」と苦笑していました。しかし、横石さんが「いくらインターネットが発達したとはいえ時間は有限」と発言するなど、その場にいたメディア関係者たちは、時間という指標に対して一様に大きな関心を寄せていました。

最後に行なわれた質疑応答で話題となったのは、SNSの活用法。

ライフハッカー[日本版]は息の長い記事が多く、SNSで過去の記事をあらためて発信することに最近は力を入れているそうです。

CINRA.NETでは、SNSで記事の紹介をする際、本編記事のタイトルと見出しをそのまま載せるのではなく、SNS用に別の文言を作成して掲載しているとのこと。これによってサイトへの流入数も大きく変わるという独自の施策を明かしました。

デイリーポータルZは、1記事について時間帯を変えて3〜4回はSNSで配信するようにしているそう。今後は編集秘話などを掲載して、サイトの人格を出していきたいと展望を語りました。

それぞれが10年以上に渡って蓄積してきたノウハウを惜しみなく披露し、編集者同士の情報交換の場としても役立ったセッションは終了。三人は今後も情報をシェアしていくことを誓い、大きな拍手に見送られて降壇していきました。

【SESSION 3】Community
三人の女性実践者が語る。メディアがコミュニティに着手すべき理由

初日最後のセッションは、「コミュニティ」がテーマ。スピーカーにはNewsPicksのコミュニティマネージャーである小野晶子さん、ハフポスト日本版の編集長補佐である南麻理江さん、She is事業部長の竹中万季さんという三人の女性実践者が登壇。モデレーターはサイボウズ式の編集長である藤村能光さんが務めました。

まずは、それぞれが媒体について説明するとともに、コミュニティに対する取り組みなどを紹介しました。

NewsPicksは各分野に精通した専門家たちが、ニュースに関する意見や解説をコメントする機能を備えており、記事やトピックごとに一種のコミュニティができあがるのが特徴。

ハフポスト日本版は、今年5月に読者にコーヒーをご馳走するキャンペーンを開催するなど、メディアを通じたリアルの場でのコミュニティづくりも重視しているといいます。

She isは昨年9月にスタートした女性向けコミュニティで、「Girlfriends」と呼ばれる女性たちと一緒にウェブメディアやギフト、イベントなどをつくりながら運営されています。

She is 事業部長の竹中万季さん

三者三様のコミュニティが語られたところで、藤村さんが三人に投げかけたお題は「メディアがコミュニティに着手すべき理由とは」。それぞれのメディアが、コミュニティを重要視することになったきっかけを交えて、その重要性を語りました。

ビジネスモデルそのものが広告とサブスクリプションで構成されているNewsPicksは、「ユーザーにサービスを使い続けたいと思ってほしい。そのためにもコミュニティへの参加意欲を高める施策は重要」とのこと。

She isも有料会員の制度があることに加え、竹中さん自身の経験も大きく関係していることを明かしました。「拠り所になる場所がほしかった」という学生時代に、雑誌やインターネットから多様な価値観を受け入れ、救われてきたという竹中さん。「メディアが人を救うこともある」ということを、身をもって体験したからこそ、女性の拠り所になるコミュニティとして、She isというメディアを立ち上げたと語りました。

このなかでは唯一、課金制度がないハフポスト日本版。誰でも見られるため、検索やYahoo!ニュースを経由した一見の読者が多いことが課題でした。だからこそ、「ニュースにコメントを残してくださる方をはじめ、自分の考えやメッセージを伝え合える人たちのことを大事にしたい」という想いが強くなり、コミュニティづくりに取り組む根幹となったそうです。

ハフポスト日本版 編集長補佐 南麻理江さん

続いてのお題は、「コミュニティとメディアビジネスの親和性」。コミュニティは「狭く、深める」、メディアは「広く、伝える」と相反する面を持っていますが、果たして両立は可能なのか、藤村さんは問いかけます。

これに答えたのは小野さん。「いまも試行錯誤中」としながらも、現在の取り組みを説明します。

NewsPicksでは、テーマごとのコミュニティづくりに力を入れているとのこと。あるテーマを掲げて、そこに集まる読み手のそれぞれが持つ情報や知識をコメントすることで、そのテーマが抱える課題や将来性などが可視化されます。そこで、その集まった読者たちを招いた小規模のイベントを行い、意見交換する場を設ける取り組みをしているそうです。

通常、コミュニティは大きくなるに従って、濃度が薄まっていきます。しかし、NewsPicksではコミュニティを細分化し、その一つひとつを育てることで、コミュニティの一体感を担保しつつも、全体としては大きく育つことが可能になると言います。

NewsPicks コミュニティ・マネージャー 小野晶子さん

次のお題は、「メディアにコミュニティマネージャーは必要か」。

コミュニティマネージャーとは、主にコミュニティの管理や運営をしながら、顧客と企業をつなげる役割を担うポジションで、最近注目されている新たな職種。自社のコミュニティに置き換えて、コミュニティマネージャーの必要性やあり方をそれぞれが語り合いました。

企画と編集に関しては、ともにShe isを立ち上げた野村由芽さんと2名で行っているという竹中さん。現在の体制ではコミュニティマネージャーは必要ないとしながらも、「規模の拡大に合わせて職務を分けるべきだと思う」と自身の見解を示しました。

南さんも「いまのハフポスト日本版にコミュニティマネージャーは必要ない」と断言。その理由として、「コンセプトや想いの下に勝手にできあがるのが理想のコミュニティであり、そもそもマネタイズを目的としてコミュニティをつくっているわけではない」と、理想とするコミュニティのあり方を語りました。

一方で、コミュニティマネージャーという職種に対しては、「そのスキルがあれば、どんな会社でも活躍できる」と評価している南さん。自身が広告代理店出身ということもあり、「どんなにいい商品をつくっても、それを社会の文脈に乗せることができなければ届かない」という考えがあるため、コミュニティマネージャーに必要なプロデュース力がこの社会において、重要であることを提言されていました。

モデレーターを務めた、サイボウズ式 編集長 藤村能光さん(一番左)

最後に、藤村さんは現在のメディアとコミュニティの関係性について、「各メディアやコミュニティが回答を模索している状態」と答えが出ていないとしつつ、「三者三様の考え方がヒントになるはず」とセッションを総括。

見守ったメディア関係者たちにとっても、それぞれのスタンスでコミュニティに向き合う3人の意見を聞くことができ、有意義な時間となったのではないでしょうか。

トークセッション終了後のネットワーキングタイムの様子。

「ジャーナリズム」「セレンディピティ」「コミュニティ」の3つがテーマとなった初日。同じテーマに対して異なる主張が出る場面もあり、なごやかな雰囲気のなかにも、それぞれのメディアが持つ強い信念を感じることができました。

全メディア関係者にとって、「どのようなスタンスで情報を届けるべきか」「読者に接するべきか」という課題は、共通の「永遠のテーマ」といえます。媒体ごとにポリシーも、ビジネスモデルも違うなかで、業界のトップランナーたちがその課題について語り合いました。

3つのセッションを通じて、新たな気づきを得たメディア関係者も多かったのではないでしょうか。さまざまな視点の意見を聞くことで、それぞれの「メディアのあり方」を、いま一度考えるきっかけとなったイベント初日でした。

PROFILE

【SESSION 1】Journalism

SPEAKER

  • 原 隆

    日経FinTech 編集長

    2000年に日経BP社に入社。日経パソコンや日経コンピュータの記者などを経て、2016年1月に日経FinTech創刊編集長に就任。手がけた書籍は「ツイッター 会社と仕事はこう変わる」、「FinTech革命」、「API革命」など。

  • 朽木 誠一郎

    BuzzFeed Japanニュースレポーター

    1986年生まれ。2014年メディア運営企業に入社後、編集長を経験。2015年有限会社ノオト入社、記者・編集者として基礎からライティングや編集を学び直す。2017年4月にBuzzFeed Japanに入社、医療記者として活動している。

MODERATOR

  • 杉浦 太一

    CINRA,Inc 代表取締役

    大学在学時にCINRAを始動し、2006年に同団体を株式会社に。アートや音楽などのカルチャーメディア『CINRA.NET』の運営や、アジアを中心とした多言語クリエイティブシティガイド『HereNow』など、多数の自社メディアを運営。

【SESSION 2】Serendipity

SPEAKER

  • 林 雄司

    デイリーポータルZ 編集長

    1971年東京生まれ。2002年にデイリーポータルZを開設して以来、ずっと編集長。「ペリーがパワポで提案書を持ってきたら」「ハトが選ぶ生命保険」などのヒット記事のほか、ヒットしてない記事もたくさん執筆。

  • 松葉 信彦

    ライフハッカー[日本版] 編集長

    編集プロダクションで勤務後、2011年8月にメディアジーンに入社し、ギズモード・ジャパン編集部に加入。2015年9月からギズモード・ジャパン編集長を経て、2017年7月にライフハッカー[日本版]編集長に就任。

  • 柏井 万作

    CINRA.NET編集長

    2006年に取締役として株式会社CINRA立ち上げに参加。創業時から現在までカルチャー情報サイト『CINRA.NET』の編集長としてサイトの運営を行っている。入場無料の音楽イベント『exPoP!!!!!』などの立ち上げ&運営責任者を務める。

MODERATOR

  • 横石 崇

    メディアプロデューサー

    2016年に&Co.,Ltd.を設立。広告代理店、人材コンサルティング会社を経て、ブランド開発やクリエイティブプロデュースをはじめ、テレビ局や出版社などとメディアサービスを手がける。

【SESSION 3】Community

SPEAKER

  • 小野 晶子

    株式会社ニューズピックス コミュニティマネージャー

    ディー・エヌ・エーの新卒第一号として入社後、ヤフー、クラウドワークスを経て、出版エージェントのコルクでクリエイター支援に携わる。その後、MUFGなどを経て、2016年6月よりNewsPicksのコミュニティ・マネージャーに就任。

  • 南 麻理江

    ハフポスト日本版 編集長補佐 / NewsEditor

    東京大学文学部を卒業後、2011年に博報堂・博報堂DYメディアパートナーズに入社。主にインターネット広告領域のセールス、企画・運用に携わる。2017年5月から現職。記事の執筆・編集および新規事業開発などを担当。

  • 竹中 万季

    She is事業部長

    1988年生まれ。カルチャーWEBメディア『CINRA.NET』などを運営するCINRAに入社後、企業や行政とのさまざまなプロジェクトにおけるプロデュースやプランニング、編集などを担当。2017年9月に、自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティ『She is』を同僚と二人で立ち上げ、企画や編集などを担当している。

MODERATOR