神楽坂まち舞台・大江戸めぐり 開催のお知らせ

趣のある街角で親しむ日本伝統芸能の世界

アーツカウンシル東京（公益財団法人東京都歴史文化財団）は、日本を代表する多様な伝統文化をわかりやすく紹介し幅広い世代の方々に気軽に伝統芸能に触れていただけるイベント「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」を平成25年10月13日に神楽坂エリア一帯を会場として、開催いたします。

 

 

 

会場は、「神楽坂」のまち全体となります。神楽坂は、江戸・明治・大正・昭和・平成と庶民芸能の集積地として栄え、現在も伝統（和）と先端（モダン）の融合した文化を有した町です。また歴史ある路地・坂道・石段が独特の趣を醸し出し、地域の生活・暮らしと結びついた江戸の“粋”を今に伝えています。

中心会場となる毘沙門天善國寺境内の特設ステージでは、和太鼓、津軽三味線等の伝統芸能公演「神楽坂楽座」を行います。東京神楽坂組合・見番では芸者衆の踊りとお座敷遊びの公演「覗いてみようお座敷遊び」を、また、「芸能めぐり」と題して、路地界隈では虚無僧尺八と新内流し、神楽坂の路上数ヶ所では各種の伝統芸能を楽しめる街角ライブを開催します。さらに、「神楽坂タイムスリップ」と題した名所旧跡をめぐるスタンプラリーでは、神楽坂をよく知るガイドが見どころを案内（ウォークリーダーと回るツアーも実施）。時代衣裳を着たスタッフも登場し、江戸・明治・大正・昭和それぞれの時代の雰囲気を演出します。

伝統芸能に馴染みのない方にも、その多彩な魅力を親しみ易いかたちで味わっていただけるプログラムです。

 

 

 

「覗いてみようお座敷遊び」に出演の神楽坂芸者衆

【開催概要】

■ 日時：平成25年10月13日（日）午前11時～午後5時 （内容・演目により本番の時間は異なります）

■ 会場：神楽坂エリア一帯 ＊雨天決行
（毘沙門天善國寺、東京神楽坂組合・見番、ラムラみやこ橋、神楽坂通り、エリア路上、歴史的名所旧跡など）
※各会場の詳しいタイム・スケジュール及び出演者は公演チラシに記載。チラシをご要望の際は事務局までご連絡ください。
■ 料金：無料（ただし、東京神楽坂組合・見番での「覗いてみようお座敷遊び」のみ有料 2,500円・要事前申込み）

• 企画概要

 

湯島天神白梅太鼓

 

「神楽坂楽座」

若々しく躍動美溢れる太鼓が魅力の湯島天神白梅太鼓保存会。他に、津軽三味線と民謡を“今”の感性で自由に表現する津軽三味線ユニット「あんみ通」や、笛とギターを中心とした「竹弦囃子」、江戸太神楽「太神楽曲芸協会」による伝統芸能の数々を、毘沙門天善國寺境内の特設ステージで演者によるお話を交えてご覧いただきます。

東京神楽坂組合・見番での「覗いてみようお座敷遊び」では、神楽坂芸者衆が出演します。（この公演のみ、要事前予約：2,500円）

「見番」とは芸者衆を束ね、稽古の場を提供し、料亭の間をつなぐ、まさに花柳界の玄関口です。芸者衆の粋で華やかなおどりを堪能した後に、お座敷遊びも少し体験していただけるスペシャル・プログラムです。
普段はなかなか触れる機会のない、神楽坂花柳界をちょっと覗いてみることができます。

 

路地、横丁では新内流しに出会えるかも

 

さらに、新内流しや虚無僧尺八が神楽坂のメインストリート、路地・横丁を行き交い（「芸能めぐり―路上界隈―」）、また各種の伝統芸能を楽しめる路上ミニライブ「芸能めぐり―街角ライブ―」も開催します。この日、神楽坂通りをそぞろ歩くだけで、何かしらの伝統芸能に出会えます。

～その角を曲がると、何時代？～
名所旧跡をめぐるスタンプラリー「神楽坂タイムスリップ」では、江戸時代や明治・大正時代の神楽坂の雰囲気へと誘います。各スポットでは、神楽坂をよく知るガイドの案内もあり、街歩きを一層楽しめます。江戸の町娘やバンカラ学生との記念撮影も楽しめ、タイムスリップ感を盛り上げます。（ウォークリーダーと回るツアーも実施）
各ポイントをめぐった参加者には、記念品の贈呈もあります。

　　　　　　　　　　　―　この一日、神楽坂のまち全体が伝統芸能の舞台となります　―

 

• 演目と出演者

神楽坂楽座 　毘沙門天善國寺境内特設ステージでの伝統芸能公演

場所：毘沙門天善國寺境内 ①12：45～14：10／②14：30～15：55
◎出演：湯島天神白梅太鼓保存会／津軽三味線ユニット あんみ通／竹弦囃子／太神楽曲芸協会

覗いてみようお座敷遊び 　神楽坂芸者衆による唄・三味線と踊りの公演
場所：東京神楽坂組合・見番 ①13：00～14：00／②14：30～15：30
◎出演：神楽坂芸妓
立方 千佳、英子、小夏
地方 唄：眞由美 三味線：夏栄、鈴乃 太鼓：由みゑ

■ 「覗いてみようお座敷遊び」チケット取扱い：カンフェティ（0120-240-540）
営業時間 平日１０時～１８時（土曜日・日曜日・祝日は休み） http://www.confetti-web.com/
チケット発売：９月９日（月）１０：００～

 

芸能めぐり ━ 路上界隈 　虚無僧や新内流しが演奏しながらメインストリート、路地・横丁を周回
場所：神楽坂通り一帯

〔虚無僧尺八〕 ①12：00～12：30／②14：00～14：30／③15：45～16：15
〔新内〕 ①12：15～12：55／②14：05～14：45／③15：50～16：30
◎出演：虚無僧尺八、新内

芸能めぐり ━ 街角ライブ 　ヘブンアーティスト他、伝統芸能ミニライブを開催！
場所：神楽坂通り内５ヶ所（各３組ずつ、全15組出演） 11：10～16：45（予定）
＜Ａ＞飯田橋セントラルプラザ・ラムラ みやこ橋／＜Ｂ＞志満金前／＜Ｃ＞山下漆器店前／＜Ｄ＞PARK LUXI KAGURAZAKA前ポケットパーク／＜Ｅ＞音楽之友別館前テラス

◎出演：セ三味ストリート（津軽三味線＆大道芸パフォーマンス）★／高橋令子（三つ重ねの扇＆南京玉すだれ）★／福岡詩二（大正歌謡のヴァイオリン弾き語り）★／hanamas（津軽三味線、ヴァイオリン、ギター）★／江戸糸あやつり人形★／江戸太神楽★／秀＆ＭＩＨＯ（チャッパ・鳴り物、太鼓）with佐藤和哉（笛）／Emme（唄い手）＆小濱明人（尺八）／名嘉常安（三線）／元永拓（尺八）／スクイーズ☆ハジキーズ（女性長唄三味線ユニット）／梅屋貴音（邦楽囃子）／ＦＫＢ（和太鼓・金刺凌大＆津軽三味線・福居一大）／金刺敬大（和太鼓）ft.辻本好美（尺八）／梅后流江戸芸かっぽれ
★＝ヘブンアーティスト（東京都の審査に合格し、都が指定する公共施設や民間施設などで音楽やパフォーマンスの活動を行うことのできるライセンスを交付されたアーティスト）

神楽坂タイムスリップ 　神楽坂のまち全体を楽しめるスタンプラリー
場所：神楽坂エリア内８ヶ所 11：00～16：00 ※参加者には記念品を贈呈（先着1,500名予定）
＜スタンプラリーポイント＞ ①飯田橋セントラルプラザ・ラムラ みやこ橋（本部＝ガイドツアー受付、記念品引換所）／②若宮公園／③毘沙門天善國寺／④光照寺／⑤圓福寺／⑥赤城神社／⑦寺内公園／⑧軽子坂上
※スタンプラリーはどのポイントからスタートしていただいても構いません。
※各ポイントを巡る無料ガイドツアーも実施します。11：00から ①飯田橋セントラルプラザ・ラムラ みやこ橋ポイントで受付開始。 20人が集まり次第実施、全７回。

 

 

■ 主催：アーツカウンシル東京（公益財団法人東京都歴史文化財団）

■ 協力：東京神楽坂組合、毘沙門天善國寺、株式会社粋まち、神楽坂通り商店会、神楽坂商店街振興組合、飯田橋セントラルプラザ・ラムラ商店会、江戸東京ガイドの会、東京都消費生活総合センター、東京都華道茶道連盟

■ 後援：新宿区、公益財団法人日本伝統文化振興財団

■ お問合せ先： 神楽坂まち舞台・大江戸めぐり事務局 担当：星野（ほしの）、小野木（おのぎ）
TEL：[phone]（平日10：00～18：00） FAX：[phone] E-Mail： [e-mail]
公式ホームページ（９月初旬オープン予定） http://www. kaguramachi.jp/

■プレスリリースはこちらから　http://prtimes.jp/a/?f=d8055-20130906-5389.pdf

 

 

 

 

 

アーツカウンシル東京とは：
• アーツカウンシル東京は、東京における芸術文化創造のさらなる促進や東京の魅力向上を図ることを目的として、公益財団法人東京都歴史文化財団の中に、平成２４年１１月に発足いたしました。
• 助成事業をはじめとした、様々な事業を通じて、国際都市・東京にふさわしい個性豊かな文化創造や、創造性に満ちた潤いのある地域社会の構築に貢献していきます。また、芸術文化の自主性と創造性を尊重しつつ、専門的かつ長期的な視点に立ち、新たな芸術文化創造の仕組みを整えていきます。
• アーツカウンシル東京において実施する事業は、東京都からの補助金等をもとに実施しています。

東京クリエイティブ・ウィークス（ＴＣＷ） 「東京ＴＲＡＤ」
TCWは、10月1日（火）～11月4日（月）まで、都内各地で催される芸術文化が満載の5週間。
伝統芸能から現代アートにいたるまで、多彩な文化が一挙に集結。
またTCW期間内の9月28日（土）～10月14日（月・祝）を「東京TRAD」とし、伝統芸能・文化に親しんでもらうプログラムを集中的に実施します。
公式ホームページ tcw2013.jp
※東京クリエイティブ・ウィークスは、東京都及び東京文化発信プロジェクト室が実施します。