『部下なし管理職』は会社を救うか！麻野流管理職処世術が１冊に凝縮『「部下なし管理職」が生き残る51の方法』

東洋経済新報社（東京都中央区）より、多くの会社で増え続ける「部下なし管理職」にフォーカスした書籍『「部下なし管理職」が生き残る51の方法』が刊行されました。

• この書籍について

参事、部長代理、副部長、課長代理、課長待遇、マネージャー、スーパーバイザー・・・呼び方は企業によって様々ですが、部下なし、権限なし、組織の業績責任なしでありながら管理職の処遇をされている社員が日本中の会社であふれんばかりになっています。

• 「部下なし管理職」が増え続けていることには理由があります。

どんなに景気が良くなっても部下を持つポストはそうそう増えるものではありません。ところが後輩もいずれは管理職になるのでポスト争いは熾烈になる。出世を諦め部下なし管理職で甘んじることはラクでもある。部下がいなくて権限もないが所属部署の業績に対して責任なしであるから気楽なのだ。
「部下なし管理職」は景気が良く会社の業績も上がっているときはいいですが、いざ会社の業績が悪化してくると必要のない存在になります。つまりリストラのターゲットとされてしまうのです。密かに実績を残していかないといずれは「戦力外」通告になってしまうのです。
それではどうしたらいいのか? 部下をリストラしそして自らも会社からリストラされた著者が組織で部下なし管理職が生き残る方法を説き明かします。

• 「部下なし管理職」は17の知恵で生き残れ！

はたして「部下なし管理職」に未来はないのか。そんなことはありません。正管理職と比べて気楽な立場をうまく活用して自身の仕事に専念すること。そして自身の立場や状況をしっかりと分析して働き方、行動、努力の方向性を少し変えて存在感のある働き方をすること。こうすることで会社や組織になくてはならない「頼れるアニキ」として位置が確立されるのです。本書では「頼れるアニキ」になるための17の知恵を公開。この知恵の実践で「部下なし管理職」はもちろん、会社や組織にも新しい活気がうまれます。

• 「部下なし管理職」が故の使える17のメリット生き残るための17のセルフマネジメントについても収録

面倒な部下の教育もしなくてよければ管理もしなくていい。考え方を変えれば「部下なし」ほどメリットのある立場はありません。部下がいたってプレイングマネージャーとして多面からプレッシャーをかけられている「部下あり管理職」だってたくさんいます。こんな面倒な状況から「部下なし管理職」は開放されているのです。そのメリットを活かしながら「部下なし管理職」としてのセルフマネジメントをしっかり行っていけば、会社や組織で独自の立場を獲得することができるのです。17の知恵＋17のメリット＋17のセルフマネジメントで計51項目の「部下なし管理職」の生き残りメソッド。サラリーマン必読の書籍です。

• 本書の内容

第１章　部下なし、責任なし、権限なし……なのに、なぜ管理職なのか
第２章　時間の問題！こんな正管理職は外される
第３章　ヤバいぞ！こんな部下なし管理職
第４章　この17の知恵で生き残れ！
第５章　これが部下なしメリット。この17を頭に叩き込め！
第６章　部下なし限定　17のセルフマネジメント
終　章　ぶら下がるな！しがみつけ！

• 著者プロフィール

麻野 進(アサノ ススム)
株式会社パルトネール代表取締役
1963年大阪府生まれ。関西学院大学法学部卒業。
株式会社パルトネール代表取締役。人事専門コンサルティングファーム取締役、大手シンクタンクシニアマネージャーを経て現職。全能連認定マスター・マネジメント・コンサルタント、特定社会保険労務士。
規模、業種を問わず組織・人事マネジメントに関するコンサルティングを展開し、年間500人の管理職を指導。部下をリストラし、自身が会社からリストラされた両方の経験を活かし、「中高年管理職問題」を解決するコンサルタントとして企業の人事変革を支援している。
著書に『職務・役割人事制度構築・運用ハンドブック』『役員の登用・評価・育成のすべて』(いずれも共著)などがある。

• 商品情報

著者：麻野進
定価：1,400円＋税
ページ数：232ページ
判型：四六判
ISBN 978-4492533499
初版発行：2014年8月

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