女川駅前に、活動の支援拠点『フューチャーセンター』がオープン

働く場・起業支援で、新たな働き手を呼び込む

地域課題解決の活動支援拠点を目的とした女川フューチャーセンター※が2015年3月30日から営業を開始した。当施設は、町内外のネットワークを生み出すためのコワーキングスペースの提供や起業支援、事業支援をおこない、地方課題を解決する智恵と人的ネットワークを生産することや、新たな働き手を町外から呼ぶことが狙いだ。
2015年3月28に行われたオープニング式典には、女川町長、女川町商工会長、日本財団笹川陽平会長など県内外から約80名が集まり施設の完成を祝った。須田善明町長は「フューチャーセンターという名の通り未来への種を植えて欲しい。ここで女川発が沢山生まれれば」と新生女川の町づくりに意欲を見せた。日本財団の笹川会長は「箱ものをつくるのは簡単。それをどう活用するかが大切。ここが町内と町外の人とが交わい、絆がうまれる場所になってほしい」と期待を述べた。女川フューチャーセンターは、日本財団のNew Day基金※により5,640万円の助成を受け、女川町から土地とトレーラーハウス3台を無償提供された他、多くの企業の協力を得て完成に至った。女川フューチャーセンターを仕掛けたのは、NPO法人アスヘノキボウ代表の小松洋介氏だ。女川町出身でないからこそ、客観的な視点で、公と民、さらに外部の企業や団体とつなげ、より高い成果をあげられるように域外のプロを巻き込む役割を担った。「地域活性とは、まず地域外から人・モノ・カネ・情報をより多く集め、次に地域内で人・モノ・カネ・情報をより多く生み出し、そして前述した人・モノ・カネ・情報を地域内で流通させるという大きな循環を作ること。女川フューチャーセンターはこの大きな循環を生み出す交流拠点になる」と小松氏は話す。既に会議室やイベントの予約が入っているほか、起業支援プログラムをGoogleが主宰するイノベーション東北と設計中だ。また、地域社会が抱える課題をテーマとしたワークショップ「フューチャーセッション」を、毎月、専門家をゲストに招き町内外の参加者を対象に開催する。

※    フューチャーセンターとは、企業、政府、自治体、各種業界、住民などが立場も年齢も業界も関係無く、中長期的な課題解決を目指し、未来思考の対話を通じて新たなアイデアや課題解決の手段を見出し実践するための施設New Day基金とは、アート企業カイカイキキが、2011年11月に開催した東日本大震災の復興支援チャリティオークションの売上金から日本財団に寄付された約3億4000万円を基に儲けられた基金。

テープカットの模様テープカットの模様

 

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