ボケての会社が7年ぶりに新しい遊び場をリリース
4文字しか使えないコミュニケーションアプリPing(ピング) iOSアプリ
株式会社オモロキ(本社:静岡県熱海市、代表取締役:鎌田武俊)は株式会社ズカンドットコム(本社:東京都中野区、代表取締役社長:山出 潤一郎)と、新しい遊び場として、4文字しか使えないコミュニケーションアプリPing(ピング) をiOSアプリとして12月25日にリリースします。
このアプリは「4文字以内」で同じことばを発信している人を探索する無料のiOSアプリです。探索・一覧・解除が主な機能です。4文字以内と限定的ですが、漢字・カタカナ・ひらがな・絵文字…と、使える文字は多く、自由度が高く、奥深い遊び場になっています。自分の気持ちを発信したり、造語を作って誰かに探索されるのを待ったり、人ぞれぞれの遊びができるアプリになりました。
主な機能
「探索」
今の気持ち。思いつきの言葉。4文字以内で探索します。4文字以内の探索=ピングと呼んでいます。
「一覧」
同じ言葉をピングしている人がいた場合、一覧で表示されます。距離で絞ることもできます。
「解除」
同じ人と何回か共振すると、その人が登録している写真が少しずつ見られるようになります。
主な機能のイメージ
Twitter,Facebook,LINEでログイン出来、IDはいつでも変更が可能です。
何を探索・発信したかは、他の人にはわかりません。
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■Ping(ピング) サービス概要
名称:Ping(ピング) | a feeling sonar
ウェブ:https://ping.black/
iOSアプリ:https://itunes.apple.com/jp/app/pingu-4wen-zi-yi-neide-tan/id1059157546?mt=8
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■サービス開発の背景
このアプリはオモロキ鎌田 武俊とズカンドットコム直江 憲一の2人を中心に開発しています。2人は別の会社ではありますが、作りたいサービスを作りたい人と一緒に作る。という思いで、会社の垣根を越えて、日々作業をしています。
TwitterやFacebookは素晴らしいサービスで、私たちのネット生活を変えました。一方で、フォロワーや友人とのつながりは、気軽なつぶやきをすることのハードルが高まっています。フォロワー数や友人の数が価値を持ち、それがない人は自分の価値を低く感じてしまうこともあります。
つながりの可視化は、大きな喜びや価値を生み出しました。でも、逆説的に孤独を生み、掬いきれない価値を放棄しています。孤独を和らげ、人の持つ価値がもっと出やすくしたい。そんなことを考え、このアプリを作っています。
誰に気兼ねすることもなく、素の自分を発信することで、素の自分と共振する人が見つかれば、いつも寂しい主体が救われる気がします。4文字の言葉の共振から、共感へ、理解へと。なんども共振することで、誰かを見つける楽しさ。誰かに見つけてもらう楽しさ。そういう冒険がこのアプリでできるといいなと思います。
今後は、特定のモノ・コトに対してピングができるようにする機能や、何度も共振する人とコミュニケーションが取れるようにする機能を実装していく予定です。
株式会社オモロキ 会社概要
会社名:株式会社オモロキ
代表取締役:鎌田 武俊
所在地:静岡県熱海市中央町3−1-3F
URL:http://omoroki.com/
株式会社ズカンドットコム 会社概要
会社名:株式会社ズカンドットコム
代表取締役社長:山出 潤一郎
所在地:東京都 中野区 中野4-3-1 サンクォーレタワー 907
URL:http://zukan.com/
【お問い合わせ先】ピング事務局
Email:ping@omoroki.com
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Pingの技術周りについて(開発者向け)
Pingは小規模なプロジェクトながらも、サ ービスの立ち上げにかかる時間を大幅に短くし、Pingをできるだけ早く世界中のユーザーに届けることを心がけて開発を行いました。
結果、サーバにGoogle Cloud PlatformのApp Engineを選択しました。
PingはApp Engineに適した設計がなされており、Googleと同じクラウドネットワーク上でサービスを提供しています。万が一の災害時等でも安定稼働し、急な投稿数の増大にも自動で対応できるようになっています。
App Engineを利用した新しいコミュケーションプラットフォームとして、iOSアプリではありますが、Pingは12月6日に秋葉原で行われた Google HackFair Tokyo 2015 にて展示を行いました。
http://googledevjp.blogspot.jp/2015/11/google-hackfair-tokyo_20.html
App Engine
PingプロジェクトはApp Engineを選択することでスケーラブルなサーバセットアップや管理にかかる時間を、すべてアプリのユーザ体験のブラッシュアップへつぎ込むことができました。
Cloud Endpoint
App EngineにはCloud Endpointと呼ばれる、APIの自動SDK生成機能が備わっています。App Engineのサーバ側でお作法に則ってAPIを定義すれば、Android, iOS, Web(JS)用のSDKを生成することができます。アプリからAPIを介してサーバと通信する方法は多くの手段がありますが、Cloud Endpointを利用することで、非同期通信・通信の例外処理・APIのバージョン管理など、多くの手間をカットしつつ、製品の品質を高めることができました。なにより、APIの定義を1箇所で管理できるため、APIの仕様変更に強いところが非常に魅力です。
Cloud DataStore
Pingは4文字以内で投稿できるため、Twitterよりも投稿の敷居が低く、膨大な投稿数を想定する必要がありました。この問題を解決するために、PingではスケーラブルなデータベースであるDataStoreに最適化したデータ構造を設計し実装しました。DataStoreは正しく設計しさえすれば、どれだけ高頻度の投稿にも一定の応答速度を超えずに処理を完了することのできる優れたデータベースです。通常、スケーラブルなデータベースを開発し、運用するためには、データの同期のために膨大なコストがかかるものですが、DataStoreを利用することで、最適なデータ構造を設計することにフォーカスでき、本質的な部分に時間をかけることができるようになりました。
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