日本遺産、石川県小松市の“珠玉と石の文化”を発信「石の都プロジェクト」始動!
プロジェクト第1弾は石づくりの原点「滝ヶ原石切り場」ライトアップ
一般社団法人 こまつ観光物産ネットワークは、平成28年4月に日本遺産(Japan Heritage)に認定された石川県小松市の「珠玉と石の文化」の魅力を国内外に発信するため、プロジェクトを実施して参ります。
『珠玉と歩む物語』小松
~時の流れの中で磨き上げた石の文化~
参考サイト)http://www.komatsuguide.jp/komatsu-stone/
小松の人々は、弥生時代の「碧玉」の玉づくりから始まり、2300年にわたって金や銅の鉱石、メノウ、オパール、水晶、碧玉の宝石群、九谷焼原石の陶石など「石の資源」を見出し、高度な加工技術をして、世の中に送り出し続けてきました。
権力の象徴であった「碧玉」アクセサリーは小松ブランドの原点であり、現代の技術をもってしても、再現が困難なほど高度な加工技術で作られています。そのような小松の人・モノ・技術が交流する石文化に関する歴史とストーリーの価値が認められ、「『珠玉と歩む物語』小松~時の流れの中で磨き上げた石の文化~」が、文化庁に日本遺産として認定されました。
この度、日本遺産認定を機に石川県小松市の「珠玉と石の文化」の魅力を発信するプロジェクトの第1弾として、日本遺産に認定された文化財の一つである「滝ヶ原石切り場」のライトアップを実施します。
自然豊かな里山に点在し、独特の風景を形づくっている滝ケ原石切り場。文化11年より始まり、現在も採掘が行われる緑色凝灰岩の石切り場です。現在稼働する石切り場では大型の電動鋸で掘削された切り立つ採掘坑が300mにもおよび、旧石切り場では藩政期から昭和にかけて人力で掘削した採掘坑を見ることができます。
ライトアップは2017年12月14日から25日までの期間中、毎日17:00から19:00の2時間ほど実施され、幻想的で厳かな雰囲気をお楽しみいただけます。
【滝ヶ原ライトアップ情報】
実施期間:2017年12月14日から25日まで(期間中毎日実施)
時間:17:00~19:00
場所:〒923-0335 石川県小松市滝ケ原町
日本遺産とは・・・ 地域の歴史的魅力や特色を通じて地域活性化を図ることを目的として、文化庁が認定し、その取り組みを支援するものです。日本の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定し、ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形・無形の様々な文化財群を、地域が主体となって国内外に戦略的に発信することを推奨しています。 この制度は2015年から始まっており、文化庁では2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会までに約100件の認定を予定しています。 |
- 歴史と文化を知る 小松市立博物館
小松市の歴史、石の世界の魅力を知ることができる県内唯一の総合博物館。歴史・美術などの人文資料や化石・標本・剥製などの自然科学資料も併せて5万点あまりの収蔵資料数を誇ります。
- まるで青の洞窟 鵜川石切り場
- 1300年の歴史を持つ白山信仰の古刹 那谷寺
- 石文化の原点 滝ケ原アーチ石橋
- ここでしか味わえない独特の世界観 「ハニベ巌窟院」
洞窟内には、これでもかとばかりに様々な仏像が展示されており、独特の世界観が広がっています。また、「地獄門」と称される地獄世界を表現したエリアでは、地獄の住人たちを模したオブジェが数多く並べられており、「地獄めぐりができるスポット」として密かに人気を集めています。
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