新開発AIを活用したスーパー向け次世代エネマネサービスを5月から開始、店舗ごとの使用電力量の予測を活用して省エネ施策を支援
4月の省エネ法改正で、新たに対象となる食品スーパー事業者などを対象
全国約6,000の事業所に電力ソリューションを提供する株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ(代表取締役社長:本多 聰介、本社:東京都千代田区、以下:アイ・グリッド・ソリューションズ)と伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、電力ビッグデータや個別店舗の利用状況の深層学習により、店舗や事業所での使用電力量の予測を行うAIを共同開発しました。アイ・グリッド・ソリューションズは、新開発したAIを使い、省エネアクションの提案まで行う日本初のアルゴリズムを実装した次世代エネルギーマネジメント支援サービス「エナッジTM」を2018年5月21日に開始します。まずは、スーパーマーケットなど流通・小売業やアミューズメント業から展開し、今後順次対応する業種を拡大していく予定です。
■使用電力量予測を行うAI開発の背景
省エネ法改正により、今まで対象とならなかったスーパーマーケットも2018年度から省エネの数値目標の対象となります。現状は店舗の従業員の業務負荷の課題、追加コストの問題などから、省エネ・電気代抑制のニーズがあるにも関わらず、エネルギー利用効率化は停滞気味な状況です。また、本部においても、全店の状況を一元管理し、店舗の問題や異常をいち早く察知、対策をしたいなどのニーズがあり、対応したソリューションが求められています。
■新サービス「エナッジ™」について
名称 :「エナッジ™」
開始日:2018年5月21日
概要 :
<画面イメージ>
■新サービスに実装される新開発AIの特徴
■株式会社アイ・グリッド・ソリューションズについて
アイ・グリッド・ソリューションズは、電力エネルギー需要を最適化するエネルギーのデマンドチェーン・マネジメント(eDCM)を提唱し、電力小売支援事業やエネルギーマネジメント事業を展開しています。
電気の見える化、BEMS、エネルギー供給、太陽光発電、蓄電池、デマンドレスポンス等、お客様のエネルギー最適化を推進しています。
http://www.igrid.co.jp/index.html
■伊藤忠テクノソリューションズ株式会社について
CTCは、情報通信、金融、流通分野や、フロント系基幹システムの開発、オープン系システムの基盤構築、さらにデータセンター事業など特定の業種、業務に強みを持ち、ITライフサイクルを支えるユニークで総合力を兼ね備えたソリューションプロバイダです。クラウドやビッグデータ等、最新技術に精通したテクノロジー・リーディング・カンパニーとして、コンサルティングから設計、構築、運用・保守サポートに至るトータルサービスを提供します。
http://www.ctc-g.co.jp/
※1 ReNom :日本でも有数のAIベンチャー企業である株式会社グリッドが提供する機械学習や深層学習のフレームワークで、深層学習や最適化アルゴリズム、生成モデルをはじめ、様々なアルゴリズムをライブラリとして備えています。実用的な多数のアルゴリズムを既に備えているため、課題ごとに個別に設計する場合と比べて、開発期間を短縮することが期待できます。http://www.gridpredict.jp/
※ 記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※ 掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
省エネ法改正により、今まで対象とならなかったスーパーマーケットも2018年度から省エネの数値目標の対象となります。現状は店舗の従業員の業務負荷の課題、追加コストの問題などから、省エネ・電気代抑制のニーズがあるにも関わらず、エネルギー利用効率化は停滞気味な状況です。また、本部においても、全店の状況を一元管理し、店舗の問題や異常をいち早く察知、対策をしたいなどのニーズがあり、対応したソリューションが求められています。
■新サービス「エナッジ™」について
名称 :「エナッジ™」
開始日:2018年5月21日
概要 :
- 電力ビッグデータを活用した店舗ごとの電力使用量予測を行うAIと、省エネのノウハウを活かした省エネアクション提案を組み合わせたスーパーマーケットなどのエネルギーマネジメント支援サービス
- 自発的な行動変容を促す行動経済学の「ナッジ理論」を採用
- 店舗ではタブレットにより、エネルギー利用状況や電力使用予測、その分析を踏まえた、「今日の省エネTO DO」を知ることができ、省エネアクションに繋げることが可能
- 本部では、電力使用に関する全店データを統合して閲覧できるほか、異常値の検出やメッセージ機能を活用した各店舗との連携が可能
- エネルギーマネジメントの業務負荷を軽減し、本業に集中しながら電気代抑制が可能
- AIを使った使用電力量の予測を活かして、電気基本料金の計算の根拠となる最大需要電力(デマンド値)に対するマネジメントや電力の使い方に対する評価などを支援
<画面イメージ>
■新サービスに実装される新開発AIの特徴
- 日本全国で流通・小売業やアミューズメント業など約6,000の店舗や事業所にエネルギーマネジメント支援サービスを提供する「見えタロー®」に蓄積された、各店舗の過去の気温や使用電力量のトレンドなどの実績データをもとに、予報気温に応じて店舗ごとに24時間先までの使用電力量を予測するAIを昨年8月からの実証実験を経て、共同開発
- 店舗ごとのAI開発が可能で、導入後に早期に予測を開始するために短い期間の実績データで予測ができるほか、店舗の定休日の影響を加味した予測をするなど、各店舗の電力使用の特性を反映した予測が可能です
- 運用にあたっては、天気予報と実際の気温との差異が電力量予測に及ぼす影響も分析し、運用負荷を考慮したAI再学習の周期について最適化も実施
- AI開発環境としては、GRID社の深層学習や最適化アルゴリズム、生成モデルをはじめ様々なアルゴリズムをライブラリとして備えているAI開発フレームワーク「ReNom※1」を利用することにより、アイ・グリッド・ソリューションズとCTCで早期の開発を実現
■株式会社アイ・グリッド・ソリューションズについて
アイ・グリッド・ソリューションズは、電力エネルギー需要を最適化するエネルギーのデマンドチェーン・マネジメント(eDCM)を提唱し、電力小売支援事業やエネルギーマネジメント事業を展開しています。
電気の見える化、BEMS、エネルギー供給、太陽光発電、蓄電池、デマンドレスポンス等、お客様のエネルギー最適化を推進しています。
http://www.igrid.co.jp/index.html
■伊藤忠テクノソリューションズ株式会社について
CTCは、情報通信、金融、流通分野や、フロント系基幹システムの開発、オープン系システムの基盤構築、さらにデータセンター事業など特定の業種、業務に強みを持ち、ITライフサイクルを支えるユニークで総合力を兼ね備えたソリューションプロバイダです。クラウドやビッグデータ等、最新技術に精通したテクノロジー・リーディング・カンパニーとして、コンサルティングから設計、構築、運用・保守サポートに至るトータルサービスを提供します。
http://www.ctc-g.co.jp/
※1 ReNom :日本でも有数のAIベンチャー企業である株式会社グリッドが提供する機械学習や深層学習のフレームワークで、深層学習や最適化アルゴリズム、生成モデルをはじめ、様々なアルゴリズムをライブラリとして備えています。実用的な多数のアルゴリズムを既に備えているため、課題ごとに個別に設計する場合と比べて、開発期間を短縮することが期待できます。http://www.gridpredict.jp/
※ 記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※ 掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
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