広告規制の強化で罰則も 医療法の改定に伴う、クリニックホームページの対応について民間唯一のヘルスケア団体、『ヘルスケアメディア部会』から発表

ヘルスケアメディア部会

ヘルスケアメディア部会(会長:上西 紀夫)は、2018年9月7日に行われた第 2 回日本ヘルスケア学会年次大会・JAHI活動発表会に参加し、「医療法改定の概要と、クリニックホームページの具体的改善方法」について発表しましたので、ご報告します。

今回登壇したベスクリニック院長 田中伸明氏は、医科診療所の競争激化から、患者集客のための『医療広告』ニーズの増大医療の変化から医療広告のニーズは増大すると予想した。そして、改め医療法の広告規制に関する基本的な注意ポイントわかりやすく説明したうえで、個々のクリニックが、常に変化を捉え、柔軟に対応していくのは難しく、ヘルスケアメディア部会のような、継続的に情報発信やサポートをする組織や企業が必要だと述べた。

また、ヘルスケアメディア部会 会員の鈴木陽平氏(株式会社リッチメディア コンテンツ制作部 マネージャー)は、クリニックにとってチャンスもあると述べた。

Googleのページ評価方法アップデートに伴い、クリニックをはじめとしたキーワードは上位に表示されやすくなっていることから、SEO対策をすれば、より上位表示される可能性があるとし、下記に示した5つの基本項目ごとにチェックシートを共有した。

(1)患者さんが求めている情報のコンテンツ(ページ)を作る
(2)ページをGoogleに見つけてもらう
(3)そのコンテンツを患者さんがクリックする理由を作る
(4)GoogleMapにしっかり情報を載せる
(5)スマートフォンに最適化されたページを用意する

最後にヘルスケアメディア部会 会員の吉原肇宏氏(株式会社リッチメディア コーポレートコミュニケーション室 室長)は「ヘルスケア領域の情報発信に関する課題に対し、今回のようなナレッジやソリューションの紹介・開発を継続的に行っていく。」と述べ、さらに「消費者に正しく、有益な情報を届けるためには、より専門性を高める必要がある。ぜひ関係各位も課題の共有や、議論に参画をして頂きたい。」とシンポジウムを締めくくった。

■「ヘルスケアメディア部会」とは
 超高齢社会における健康寿命延伸とヘルスケア産業育成の実現を目指す、ヘルスケアに関する有識者、産業、関係者が集まった民間唯一の団体「日本ヘルスケア協会」内に、ヘルスケア分野のメディア領域において、業界全体の健全化を目指す組織として2018年6月12日に設立しました。
 当部会では、ヘルスケアメディアに関わる法人・団体・個人が課題を共有し、解決に向けた継続的議論を行う機会を設け、具体的な解決策の施行と浸透までを支援することによって、ヘルスケア業界の健全化と発展に寄与してまいります。

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像