低たんぱくパンミックス粉を５月２４日インターネット販売開始！

～腎臓病の食事を行っている方、透析を受けている方向けの低たんぱくパンミックス粉、全国販売へ～

株式会社　まつもと薬局

2019年5月24日 10時01分

「薬」「栄養」「運動」3分野を融合した“健康サポート薬局”、株式会社まつもと薬局(本社：北海道帯広市、代表取締役：松本　健春、以下まつもと薬局)は、腎臓病患者様、透析患者様など食事制限のある方にも安心して召し上がって頂ける「低たんぱくパンミックス粉」を開発、2019年3月より店頭販売を開始し、この度2019年5月２４日からインターネット販売を開始いたします。

▼商品名：低たんぱくパンミックス粉　https://kenko.matumoto.info

■低たんぱくパンミックス粉　開発の背景
新たな国民病と言われる慢性腎臓病（※1）。慢性腎臓病の進行を遅らせるためには、たんぱく質制限が必要になり、症状によってはかなり厳しい制限が求められます。そこで必要になってくるのが、低たんぱく商品です。
腎臓は年齢とともに機能が低下していきます。加齢が慢性腎臓病の要因の１つと考えられ、高齢化社会を背景に今後更に慢性腎臓病患者、腎不全による透析患者数は増えていくことが予想されます。（図1）

出典：日本透析医学会「2017年日本透析医学会統計調査報告書」から引用

まつもと薬局では平成8年から管理栄養士を配置し、腎臓病患者様向けに低たんぱく商品等の販売を行ってきました。多くの患者様と関わる中で、「食事制限中でも美味しい食事をしたい」という強い要望を受け、幅広い年齢層に愛されるパンに着目し、世帯普及率85％以上（※2）の炊飯器でつくることのできる「低たんぱくパンミックス粉」の開発を開始しました。

※1　慢性腎臓病とは、腎障害を示す所見や腎機能低下が慢性的に続く状態。増加の背景には、糖尿病が原疾患となる糖尿病性腎症も深く関わっています。
※2　総務省「平成26年全国消費実態調査」

■低たんぱくパンミックス粉の特長
1.たんぱく質85％以上カット

慢性腎臓病の食事療法は複雑で、たんぱく質、塩分を抑えながらエネルギーを確保し、また症状により、カリウム、リンの制限もしていきます。それら全てを考慮し、エネルギーは保ちつつ、たんぱく質85％以上、カリウム約34％、リン約15％、塩分約80％（※3）カットを実現しました。
※3　「日本食品標準成分表2017」食パンと比較した場合

2.炊飯器で簡単につくれます
どのご家庭にもあり、利用頻度の高い炊飯器に着目。メーカー１１社、１６９種類の炊飯器でテストを行い、炊飯器での調理を可能に。パン作りをしたことがない方でも、自宅で焼きたてのパンを食べることが可能になりました。

作り方動画QRコード

3.1000回以上の試作で、美味しさも追求
成分や材料だけではなく、美味しさもとことん追求。1000回以上の試作を繰り返し、現在の配合へたどり着きました。開発時に行った試食会では300名に召し上がって頂き、90％以上の方から「美味しい」とご評価いただきました。

■低たんぱくパンミックス粉の概要

商品パッケージ

焼き上がりイメージ

名　称　：低たんぱくパンミックス粉
店頭販売開始日　： 2019年3月22日
ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ販売開始日　：2019年5月24日
販売料金　： 810円(税込）

内容量　： 240ｇ
販売店　：（株）まつもと薬局
URL　： https://www.matumoto.info/

■購入先：まつもと薬局健康サポートサイトhttps://kenko.matumoto.info

■今後の展開
「健康づくりが街づくり」を合い言葉に、かかりつけ薬剤師を配置した「健康サポート薬局」の認定、管理栄養士による「認定栄養ケア・ステーション」の認定、オリジナル商品の開発、運動療法を用いたリハビリ施設「ネオリハ」の運営など、積極的に幅広い活動を進めてまいります。オリジナル商品では、低たんぱくパンミックス粉を用いて焼いた低たんぱくパンも、現在冷凍にて販売中。

■会社概要
商号：株式会社まつもと薬局
代表者：代表取締役　松本　健春
所在地：〒080―0014　北海道帯広市西4条南17丁目11番地1
設立：昭和58年2月
事業内容：処方箋応需薬局、OTC医薬品（一般用医薬品）・成分調整食品の相談、販売（腎臓病糖尿病）、認定栄養ケア・ステーション、相談薬局、機能訓練特化型デイサービス
資本金： 1、０００万円
URL： https://www.matumoto.info/