【第3回宮崎本大賞受賞】小野寺史宜『ひと』
祥伝社(本社:東京都千代田区)より好評発売中の祥伝社文庫・小野寺史宜『ひと』が、2022年3月8日(火)【3・8(みや)の日】に発表された宮崎本大賞にて大賞を受賞しました。
https://www.shodensha.co.jp/hito/
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【宮崎本大賞について(実行委員長 古賀永一さんより)】
宮崎本大賞は、「本にまつわる場所に立ち寄ってもらうきっかけを作ろう」と県内の書店、公共図書館司書、学校図書館の図書委員など本に携わる方々が集まり企画され、今回で3回目を迎える。
【『ひと』が受賞した理由】「ひと」というシンプルなタイトルが、読者の想像力をかき立てます。
突如孤独となった青年が都会で出会った人々との関わりの中で、自分を見つめ力強く歩んでいく物語。
コロナ禍で希薄となっている「人との交流の尊さ」を感じていただけるのではと思います。
宮崎の多くの本好きが、宮崎の皆さんにお勧めします。
【内容紹介】
女手ひとつで僕を東京の私大に進ませてくれた母が、急死した。
僕、柏木聖輔は二十歳の秋、たった独りになった。大学は中退を選び、就職先のあてもない。
そんなある日、空腹に負けて吸い寄せられた砂町銀座商店街の惣菜屋で最後に残った五十円のコロッケを見知らぬお婆さんに譲ったことから、不思議な縁が生まれていく。
本屋大賞から生まれたベストセラー。
【書誌情報】
2021年4月16日発売
759円(税込)
336ページ
ISBN:9784396347185
【著者略歴】千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」でオール讀賣新人賞、08年「ROCKER」でポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。著書に『ホケツ!』『家族のシナリオ』『ひと』(以上、祥伝社文庫)、『まち』(祥伝社文芸四六判)、「みつばの郵便屋さん」シリーズ、『食っちゃ寝て書いて』『タクジョ!』『今夜』『天使と悪魔のシネマ』『片見里荒川コネクション』『とにもかくにもごはん』『ミニシアターの六人』など
最新刊は2022年2月10日発売の『いえ』(祥伝社文芸四六判)
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