浪人からの逆転人生~大学受験で後悔しないためのポイント~

もし子どもが「浪人したい」と言い出したら……?

受験生の親にとっては頭の痛い悩みです。

浪人すれば、予備校や塾代などにかかる金銭的な面はもちろんのこと、
「うちの子は1年間も耐えられるのか」「合格しても、浪人だと大学で居心地悪いんじゃないの?」といった、子どものメンタル面への気遣い、
あるいは「就職で不利になるのでは」といった、将来への心配も持たれるかもしれません。

『日本初!授業をしない。』で人気急上昇中の武田塾の4つの校舎を運営する株式会社TOJではこの度、
浪人を経験した現役大学生たちに集まってもらい、座談会を開催。
さまざまな事情があり、現役では合格が叶わなかったものの、
浪人期間で人生の軌道を大きく変えた大学生4人に、
浪人中の不安やその乗り越え方、大学生活で不便を感じたこと、家族の反応など

受験当時を振り返りながら存分に語り合ってもらいました。


■参加者情報
☆鶴島先生☆
現役時の志望校:東北大学
現役時の入試結果:不合格
浪人時の志望校:東北大学、東京理科大学、明治大学
浪人時の入試結果:東京理科大学、明治大学

☆大須賀先生☆
現役時の志望校:東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学
現役時の入試結果:全大学不合格
浪人時の志望校:東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学
浪人時の入試結果:全大学合格

☆倉品先生☆
現役時の志望校:東京工業大学
現役時の入試結果:不合格
浪人時の志望校:首都大学東京、早稲田大学
浪人時の入試結果:首都大学東京、早稲田大学

☆柴田先生☆
現役時の志望校:法政大学、明治大学
現役時の入試結果:日本大学、明治学院大学
浪人時の志望校:早稲田大学
浪人時の入試結果:明治大学
 
  • Q. 浪人したのはなぜ?
  • A. 人生で後悔したくなかったから
―今日は集まっていただきありがとうございます。今回、浪人することは良いのか悪いのかというテーマを軸にいろいろ聞きたいと思っているんですが、まず、どうして浪人したのか話していただけますか?

倉品「現役の時は東京工業大学だけ受験したんですけど、体調が悪かったせいもあって、初めから浪人するつもりで受験してました」

鶴島「僕は、やっぱり第一志望に行きたかったからです」

大須賀「僕はただ全落ちしただけなんですけど、もし現役で早慶に受かっていたとしても、浪人を選んだかもしれないです」

―現役で早慶なら、十分すぎる結果に思えるのですが。

大須賀「現役の時から東大を目指していたので。せっかく入るなら、日本一のところがいいって思っていたんです」

―確かに、東大は他の大学では代えがたい魅力があるのかもしれませんね。

柴田「僕は現役の時に合格した大学もあったけど、頑張ればもっと上に行けるんじゃないかっていう不完全燃焼感ですかね。現役の時は努力した期間が長かったので」

―不完全燃焼ですか。

柴田「後悔を残さないためにも、挑戦することは大事なのかもしれないと思います」
 
  • Q.浪人中の不安や悩みは?
  • A.次こそ受かる?また落ちたらどうしよう
―とはいえ、浪人期間って長くないですか?不安は無かったのでしょうか。

鶴島「意外とメンタル面での不安は無かったですね!日々、淡々とやれたかな」

大須賀「えっ、本当に?僕は、現役の時からもちろん落ちるつもりはなかったんですけど、浪人した時はより後が無い感じ。二浪は考えられなかったから、東大を諦めて早慶クラスに進学したと思う」

―あれだけ東大にこだわっていた大須賀さんですらそんな風に思うんですね。

柴田「わかる気がします。自分で選んだ浪人の道だけど、SNSで高校時代の友人の楽しそうな姿を見ると、浪人して良かったのかなとか、受かるのかなとか、不安に押しつぶされそうになる時はありました」

倉品「現役で受かった子たちと会うとずーんと来ますよね。自分には社会的立場が無いから、すごく不甲斐なく感じて」

柴田「そうそう、社会的立場が無い(笑)。学生証が無いから、学割も使えない」

倉品「いま振り返れば短いですけど、当時は1年勉強しても受かる保証も無いわけで、このトンネルを抜ける日が来るのかな~っていう不安がありました。月日が経つのを本当に遅く感じました」

大須賀「あと、現役の時と違って、生活リズムがルーズになりがちじゃなかったですか?ちょっと気を抜くと、生活が自堕落になってしまいそうで。堕ちるのは簡単ですから」

―確かに、浪人すると、スケジュール管理も自分でやることになりますね。

倉品「私は、食べる、寝る以外の時間は全部勉強に充てていたから、そこはなんとかストイックに頑張れてたかも。でも運動ができなくて身体の鈍りを日々感じましたね。身体を動かすリフレッシュできなかったな」

 
  • Q. 多浪できる?
  • A.無理。でも医学部志望だったら……
―みなさんは全員一浪ということですが、もし納得できなくて、もう1年……ってなったら、正直頑張れましたか?

倉品「私は無理ですねー!実際にやってみて、浪人は何年も続けられるものではないと思いました。一浪してできなかったことが、心も神経も体力もすり減っている二浪、三浪できるようになるとはなかなか思えないです」

大須賀「僕自身も、多浪は考えられなかったです。やっぱり現役の時より精神的に追いつめられるので……。自分が一浪で受かったから言えるんでしょうけど、もし一浪しても東大に入れなかったら、『現役でどこかに入っておけばよかった』って逆に後悔してそうです」

倉品「集中してがっつり勉強して、サクッと受かるのがいいと思います。だから絶対一浪まで。あ、でも医学部医学科を目指すなら別かな」

大須賀「あー、医学部医学科なら……」

倉品「医学部医学科はセンターと二次でかなりの高得点を取らないといけないし、倍率も高いし、二次の問題に癖があることも多いから、『今年はたまたま落ちた』って感じたら、次の年も挑戦してもいいかも」

鶴島「ですね、二浪くらいまでかな?あくまで僕の感覚的な話ですけど」

柴田「志望しているところに行くのは良いことだと思うんですが、目指す大学にもよると思います。正直、私立文系で多浪はどうだろうって思わなくもないかな」

 
  • Q.浪人したこと、家族に対してどう思ってる?
  • A.自分の決断を応援してくれてありがとう!
―浪人を決めた時や浪人中、家族はどんな風に接してくれたんですか?

倉品「うちはかなり寛大でした。私の意志で浪人するかどうか選ばせてくれたし、実際に浪人するって決めた時は、本気で背中を押してくれたのでありがたかったです」

柴田「最初からそうだったんですね。僕は現役の時に受かった大学があったからかもしれないけど、『お前が一年間も勉強できるわけがない』って大反対されました(笑)。でも勉強している姿を見せたからか、最終的には全面的に応援してくれるようになりましたね」

大須賀「僕の場合は、進路に関してかなり大きな対立があったんです。でも最終的には応援してくれていたかな」

鶴島「そんなに親から言われたことないな~。いや、実際のところ、当時はめちゃくちゃ心配していたらしいんですけど、僕の前では隠してたみたいなんです」

―過干渉だと、かえってプレッシャーになるっていう人もいそうですよね。

鶴島「そうですねー。何も言わず、期待も押し付けもなく自由にやらせてくれて、僕にとってはそれが本当に良かったです」

 
  • Q.浪人してから入学したら?
  • A.デメリットはマジでゼロ
―実際、大学に入っちゃうと、浪人と現役ってなにか差があるものですか?

大須賀「あんまりというか、全然?ちょっとネタにされる程度かな。東大だと浪人生も比較的多いですから」

倉品「ほんと、何も無いですね」

柴田「うんうん、ゼロです。でも1学年下の後輩は2才違いなので、ちょっと年齢差を感じる(笑)」

鶴島「入っちゃえば何も感じませんね。むしろ20才になるのが早くて、色々と都合の良いことは多いです」

―飲み会とかね(笑)」

鶴島「理科大も浪人生が多いから気にならないのかも。現役生を見ると自頭が良くて効率よく勉強しているなーって感じる」

―鶴島くんの大学には、現役にこだわって妥協して入ってきたような子っている?」

鶴島「どうかなぁ?僕の大学は滑り止めで入ってきた子ばっかりだから、結果的にそうかもしれないけど、でも大学受験を引きずってる子はあまりいないです。大学の勉強が忙しくて、いつまでもこだわっていられないし、みんなそれぞれ大学生らしく謳歌してますよ」

倉品「私の周りも、大学でいろんな人に出会って、世界を広げて、『大学のレベルが全てではない』って思い直す子が多い印象です」
 
  • Q.引きずらない人が多いなら、現役の方がいいのでは?
  • A.それで本当に後悔しないなら……
―妥協して現役で入るか、浪人してでも行きたいところを目指すのかという点を伺いたいのですが、結局受け入れられる子が多いなら、無理して浪人するのって……?

大須賀「うーん、僕自身は最終的に受かってるので、浪人時代に良い思い出しかないんですけどね。長い人生の中で1年間って誤差みたいなものでしょう」

鶴島「辛いけど、浪人生活を頑張る覚悟と経済力があるなら浪人をおすすめしたいです。『あの時、浪人しておけば……』って後悔をしてほしくないですから」

倉品「将来やりたいことにもよると思いますが、個人的には浪人して、なるべくレベルの高い大学を目指してもらいたいです。私が浪人を決めた大きな理由の一つが、友人との出会いなんです。いわゆる良い大学には素敵な学生がたくさんいそうだから、そんな友人と出会えたら、きっと将来自分のためになると思って」

―早稲田ですと学生数も多いから、出会いもたくさんありそうですね。

倉品「そうですね、将来一緒にビジネスをやるような友人も作れるかも」

柴田「たぶん多くの人にとって、大学は人生最後の学生生活だし、将来に関わってくることも大きいですから、現役で妥協するなら、浪人して行きたい大学に行った方がいいんじゃないでしょうか。なんか浪人を勧めているみたいでごめんなさい(笑)」

鶴島「でも、将来を見据えた時に、浪人して頑張るのはアリだと思います。あと僕、浪人してみて初めて、『自分ってこんなに一つのことに本気で取り組めるんだ』『こんなに勉強を長時間できるんだ』って知りました。自分のことなのに(笑)。あとは『自分とはなんなのか』って、すごく長時間、深く考えたりして……」

―なるほど、自分自身の限界であるとか、自分自身を知るきっかけになったと。

鶴島「そうですね。だから、浪人して本当に良かった。良いこと尽くしです。大学生になった今でも、浪人は良かったと思います」

―そう感じてもらえたなら、ご家族の方もきっと喜んでいるんじゃないでしょうか。

鶴島「あ……でも、親に迷惑かけたこと、余計なお金をかけさせたことは、ごめんなさい(笑)」

 
  • まとめ
妥協してでも現役にこだわるのか、

浪人してでも第一志望を目指すのか。

どっちの答えが正解というわけではないけれど、

子どもにとって、親にとって、納得できる落としどころに決着するのが、

人生で次のステップへと進む中で、鍵になることの一つなのかもしれません。

子どもがもし浪人すると決めたとき、家族にできるアシストのヒントも感じ取ってもらえたら幸いです。


株式会社TOJは都内の新宿校・中野校につづき代々木校をこの春にオープン!
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