給水スポットの普及に向けて、市民、自治体、国の連携アクションを「Refill サミット2020高松宣言」発表

日本でオリンピックが開催される2020年を「リフィル元年」に

全国で給水スポットを普及・拡大の活動を行う「Refill Japan（リフィル・ジャパン）は、2020年１月25日、26日に「リフィルサミット」を香川県高松市で開催し、日本社会に向けた提言「Refillサミット2020高松宣言」にまとめました。このほど、その最終版を発表し、全国の市民、自治体、国に、具体的なアクションと連携を呼びかけます。

 

街中の水飲み場や給水機、無料給水協力店舗などの「給水スポット」を増やし、利用を広げることで、ペットボトル等の使い捨て容器に入った飲料の利用を減らし、環境負荷の低減と、人にやさしく魅力的なまちづくりを推進する活動のプラットフォーム「Refill Japan（リフィル・ジャパン）」（事務局：水Do!ネットワーク）は、2019年５月のキックオフ以来、全国各地で活動を展開しています。

2020年１月25日、26日の両日、日本初の給水スポットを広げる活動の代表が一同に会する「リフィルサミット」を香川県高松市で開催し、全国から９地域の代表が集まりました。
サミットでは、各地の活動の経験を共有するとともに、給水スポットを全国に広げていくための戦略を議論し、日本社会に向けた提言「Refillサミット2020高松宣言」にまとめました。

このほど、その最終版を発表し、全国の市民、自治体、国に、具体的なアクションと連携を呼びかけます。

Refillサミット2020in高松

 

＜高松宣言の要旨＞
・ペットボトル等の使い捨て容器に入った飲料を消費するライフスタイルは、大量使い捨て型消費と生産スタイルの典型であり、喫緊の気候変動対策としてもアクションが必要。
・街中の水飲み場等の給水スポットは、その重要なオルタナティブである。
・地域のRefill団体は、地域の市民、自治体、事業者に参加、連携の機会を創出する。
・自治体は、公共施設の自販機削減等の率先行動とともに、市民に給水環境を提供する。
・国は、消費者の選択に役立つLCAデータ等を公開し、給水環境の整備を制度化する。
・日本でオリンピックが開催される2020年を「リフィル元年」に。

高松宣言の全文は、以下のURLからご覧いただけます。
https://prtimes.jp/a/?f=d54502-20200226-4424.pdf

（参考）
Refill Japan公式サイト　　　https://www.refill-japan.org/　　
水Do!ネットワーク　公式サイト　　http://sui-do.jp/

【お問合せ】
水Do!ネットワーク（Refill Japan事務局）
〒110-0015 東京都台東区東上野１－２０－６　丸幸ビル
E-mail:　[e-mail]

＜水Do!ネットワークとは＞ペットボトル等の使い捨て容器入り飲料の使用を減らし、水道水の飲用を推進することで、環境負荷の低減、地域の水資源への関心喚起、人にやさしいまちづくりにつなげることをめざして2010年より活動しているNPOです。