消費者の行動様式の変化を即座に把握可能にする先端マーケティングR＆Dプロジェクトを始動

みらいリレーションズとプロジェクトグループが連携

アカデミアの先端技術の社会実装を推進する株式会社みらいリレーションズ（本社：東京都渋谷区、代表取締役：齋藤 康平、以下「みらいリレーションズ」）は、東大と共同研究を進める、一般財団法人 未踏医科学研究財団（本部：東京都中央区、理事長　近藤 克彦、以下「未踏医科学研究財団」）と連携し、アカデミアの研究成果である科学的エビデンスと消費者の生活・行動様式とをセキュアに結び付ける新たなデータ解析モデルの開発を推進しています。
この度、グロースハックとデータドリブンマーケティングを得意とするPROJECT GROUP株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：田内 広平、以下「プロジェクトグループ」）と連携し、個々の消費者の行動様式と情報を結び付ける新たなマーケティング手法のR&Dプロジェクトを立ち上げます。

概要
企業におけるマーケティング分析の一般的な手法は、統計的な解析が中心で消費者行動の傾向値を捉えることにとどまり、消費者ニーズと商品・サービスの適合性や、新たな消費者ニーズの発掘といった、マーケットインサイトの抽出には多くの課題を抱えています。

この課題の解決のため、みらいリレーションズは一般財団法人未踏医科学研究財団と連携し、アカデミアの研究成果である科学的エビデンスと消費者情報とを個人情報漏洩の心配がなくセキュアに結び付ける新たなデータ解析モデルの開発を推進しています。
この度、アカデミア側の研究とマーケティング現場とをつなぎ、研究開発とビジネス実装のサイクルを加速すべく、グロースハックとデータマーケティングを得意とするプロジェクトグループと連携し、個々の消費者の行動様式と情報を結び付ける新たなマーケティング手法のR&Dプロジェクトを立ち上げます。

３社が連携して開発を進めるマーケティングR＆Dでは、グーグルアナリティクスからのデータ、商品自体の説明文書、商品レビュー、口コミ、S N Sや動画サイト等における企業側のアクションと消費者のリアクション変化などを統合的に解析し、マーケティング仮説検証モデルを持続的に進化させていくことを目指しています。

本プロジェクトの開始にあたり、東京工業大学・名誉教授 寺野隆雄氏が未踏医科学研究財団理事並びに、みらいリレーションズのアドバイザーに就任することが決定しました。

未踏医科学研究財団理事　寺野 隆雄 氏のコメント
「集めないビッグデータを利活用して、これまでの仕組みに捉われず、すぐに実践できるビジネスを、皆さんとともに作り上げていきましょう。」

・寺野 隆雄 氏　プロフィール
東京工業大学 情報理工学院 情報工学コース 教授 （2018年3月退職）
機械学習、創発的計算手法、組織行動、知識システム開発方法論などの研究に従事。
人工知能学会、 計測自動制御学会、 日本OR学会、 情報処理学会、 電気学会、 経営情報学会、 社会情報学会、 IEEEなどに所属。 PAAA会長。
・略歴
1976年 東京大学計数工学科数理工学コース卒業
1978年 同情報工学科修士課程修了
1978年～1989年 (財)電力中央研究所勤務
1990年 筑波大学大学院経営システム科学専攻、1996年より教授　工学博士
1996年 イリノイ大学ならびにスタンフォード大学客員研究員
2004年 東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻 教授
2009年 筑波大学名誉教授
2018年　国立研究開発法人産業技術総合研究所　招聘研究員
2018年　東京工業大学名誉教授
2018年　2019/03　千葉商科大学 サイエンスアカデミー客員教授
2019年　千葉商科大学　基盤教育機構　教授
2020年　千葉商科大学大学院　政策研究科博士課程　教授
2020年6月　未踏医科学研究財団理事、並びに、みらいリレーションズのアドバイザーに就任
・主な著書
エキスパートシステム評価マニュアル(1992)、オーム社(編著)
知識システム開発方法論(1993)、朝倉書店
シミュレーション辞典(2012)、コロナ社（分担執筆）
社会シミュレーション -世界を「見える化」する-(2017)、東京電機大学出版（分担執筆）

以　上

＜会社概要＞
会社名　  株式会社みらいリレーションズ
代表者　  代表取締役　齋藤 康平
所在地　  東京都渋谷区恵比寿西一丁目33番6号 JP noie 恵比寿西
設立　 　 2020年
HP  　　  https://mirairelations.co.jp/

会社名    PROJECT GROUP株式会社
代表者    代表取締役　田内 広平
所在地    東京都千代田区外神田2-2-12 福井ビル5F
設立　    2012年
HP　 　  https://project-g.co.jp/