旧作業着でポリオワクチン寄付や雇用創出に貢献、東京水道株式会社「古着deワクチン」に参加
東京水道株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:野田数、以下、TW)は、「古着deワクチン」を通してポリオワクチン寄付を行い、2020年10月23日(金)に、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会から感謝状の贈呈を受けました。
TWは、今年4月の東京水道サービス株式会社と株式会社PUC、2社の合併により社名を変更し、作業着デザインを一新し、旧会社の作業着を「古着deワクチン」を運営する日本リユースシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山田正人、以下、日本リユースシステム)へ提供いたしました。弊社としては新会社発足の記念事業として、「古着deワクチン」への参加を行い、廃棄を余儀なくされていた旧作業着の再利用と、現地雇用並びに国内での障がい者雇用機会の創出へ繋げることができました。
これを受けて、今回、ミャンマーやラオス、ブータン、バヌアツなどにポリオワクチンを届ける、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会の剱持 睦子理事長から弊社野田取締役社長へ感謝状が贈呈されました。
TWは海外事業の一環として、開発途上国における無収水削減などの水道技術支援や、専門家の派遣などに取組んできました。今後とも、国内外における水環境の保全や地域水道事業体への技術支援など、持続可能な水道事業へ向けた貢献ができるよう活動してまいります。
【古着deワクチンとは】
「古着deワクチン」は提供される衣類等を、主に開発途上国に輸出し、現地にて衣類等を選別・販売することで現地の雇用創出を図るとともに、同時に一口につき5人分のポリオワクチン接種代金が寄付される日本リユースシステムが取扱うサービスです。これまでに累計2,719,240人分のポリオワクチンを寄付し、約22,063,050着分の衣類を再利用しています(2020年10月1日現在)。この取組は2010年から始まったもので、昨年(2019)に「ジャパンSDGsアワード※」(内閣総理大臣主催)の特別賞を受賞しました。
※ジャパンSDGsアワードとは、2015年に国連で採決された持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、全国務大臣を構成員とする持続可能な開発目標(SDGs)推進本部(本部長:内閣総理大臣)が優れた取り組みを行っている企業・団体を表彰する制度です。
【弊社の取組内容】
・弊社発足の記念事業の一環として、統合による作業着デザインの一新により、廃棄する作業着を「古着deワクチン」へ提供
・古着deワクチン専用回収袋で旧作業着を250袋(250口)分、約11,400着を提供
・認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会を通じて、1,250人分のポリオワクチンを提供
【東京水道株式会社とは】
東京水道株式会社は、東京都の政策実現の一翼を担う政策連携団体であり、日々、安全でおいしい水を安定的に供給するため、水道トータルサービス会社として都市活動を支えています。2020年4月1日、東京水道グループの技術系業務を担う東京水道サービス株式会社と営業系業務を担う株式会社PUCの2団体が統合し、水源から蛇口までの維持管理をはじめ、お客さまサービスの提供に至るまで、首都東京の水道システムを支えています。東京の水道は2018年に近代水道創設120周年を迎えました。この東京水道120年の歴史を守り続けた世界最高水準の技術を受け継ぎ、東京都における水道施設の管理や、浄水施設の管理、水道に関するコンサルティング・調査、技術開発、水道資器材の管理・販売、コンタクトセンターの運営、営業所でのカスタマーサービス事業などを行っています。また、東京水道で培った技術・ノウハウを積極的に海外へ技術援助する事業を展開しています。世界各国で水道システムの構築・運営管理のサポートを行っており、これまで、ミャンマーやマレーシアなどの地域で水道施設の整備・管理を実施しています。
【会社概要】
・社名 :東京水道株式会社
・本社所在地:〒163-1337 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー37階
・設立年月 :2004年4月
・資本金 :1億円
・株主 :東京都ほか
・従業員数 :約2,600名(令和2年4月現在)
・事業内容 :管路施設管理事業、浄水施設管理事業、コンサルティング・調査事業、カスタマーサービス事業、ITサービス事業、その他事業
【お問い合わせ先】
東京水道株式会社 総務部広報担当 尾関・田中
E-mail: tw-pr@tokyowater.co.jp
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