創薬支援ベンチャーのリンクバイオ、クライオ電顕ベンチャーのキュライオと共同研究により新型コロナウイルス感染症に対する治療薬開発を支援。AMEDの公募にも採択決定。
創薬支援ベンチャーのリンクバイオ、クライオ電顕ベンチャーのキュライオと共同研究により新型コロナウイルス感染症に対する治療薬開発を支援。AMEDの公募にも採択決定。
分子分離技術を活用して核酸アプタマー*1の探索支援事業を行う株式会社リンクバイオ(本社:東京都大田区、代表取締役:稲見 有希、以下「当社」)は、クライオ電子顕微鏡による構造解析で創薬事業を行う株式会社キュライオ(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO 中井 基樹、以下「キュライオ」)と共同研究契約を締結しましたのでお知らせします。
COVID-19に対する治療薬やワクチンの開発は、世界レベルで急速に進められています。当社では、経口投与可能な治療薬候補低分子を探索する上で、まだ知りえない創薬ポケット*4を特定するために、標的分子に柔軟に結合する性質を持つ核酸アプタマーの結合情報には、低分子創薬の大きな可能性があると考えています。キュライオは、クライオ電子顕微鏡による世界最高水準の構造解析技術を活かした構造ベース創薬*5(SBDD)を用いることで、新型コロナウイルスに対する革新的な治療薬候補分子の同定を計画しており、当社が保有する独自分子分離技術を応用した革新的なSELEX法*6と組み合わせる事で、COVID-19に対する治療薬だけでなく、今までにない新しい創薬研究の基盤技術の開発が期待できます。
*1 特定の物質と特異的に結合する核酸分子
*2 薬剤が作用する対象となるタンパク質
*3 AMEDの新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業では、新型コロナウイルス感染症に関して早急な研究成果の実用化に対する支援、また製薬企業等による生産を視野に、早期に臨床試験に入るために必要な研究開発を強力に支援している。
*4 薬剤などの分子が結合する標的タンパク質の部位
*5構造情報を基に結合部位であるポケットに合う薬剤をデザインする手法
*6 標的タンパク質などに特異的に結合するアプタマーを獲得する技術
キュライオについて
社名:株式会社キュライオ
URL:https://curreio.com/
2019年、東京大学濡木理教授を社外取締役、Radostin Danev教授を顧問に携え、クライオ電子顕微鏡による構造解析技術に特化した企業として設立。現在は構造解析ベース創薬(Structure-Based Drug Discovery)事業を展開。製薬会社や大学研究室との共同研究も積極的に行う。独自の解析ノウハウを含めた、世界最高水準の解析精度を誇る。
当社について
社名:株式会社リンクバイオ
設立:2020年5月
代表:代表取締役 稲見有希
URL:https://linkbio.jp
東京大学吉本准教授らが開発した独自の分子分離技術を活用し、創薬初期ステージにおける薬剤候補(シード)分子スクリーニング工程の“視える化”と“濃縮効率の大幅な改善”を提供する創薬支援事業を行う企業として2020年5月に設立。具体的には、シード分子探索支援用分離技術 "MACE Separation" の社会実装を目指し、 同分離技術を用いた核酸 アプタマー探索の受託研究事業 、同分離技術の第三者許諾事業、保有するシード分子の販売事業などに取り組んでいる。
本件に関するお問い合わせ
株式会社リンクバイオ
info@linkbio.jp
分子分離技術を活用して核酸アプタマー*1の探索支援事業を行う株式会社リンクバイオ(本社:東京都大田区、代表取締役:稲見 有希、以下「当社」)は、クライオ電子顕微鏡による構造解析で創薬事業を行う株式会社キュライオ(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO 中井 基樹、以下「キュライオ」)と共同研究契約を締結しましたのでお知らせします。
共同研究では、標的タンパク質*2と核酸アプタマーの複合体の構造解析から新型コロナウイルス感染症(以下「COVID-19」)に対する治療薬候補分子の探索とそれに関わる基盤技術の開発を目的としており、国立研究開発法人日本医療研究開発機構 (AMED) の令和2年度 「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療薬開発)」に係る公募(3次公募)*3に、キュライオと当社がそれぞれ研究開発代表機関と分担機関として採択されました。
COVID-19に対する治療薬やワクチンの開発は、世界レベルで急速に進められています。当社では、経口投与可能な治療薬候補低分子を探索する上で、まだ知りえない創薬ポケット*4を特定するために、標的分子に柔軟に結合する性質を持つ核酸アプタマーの結合情報には、低分子創薬の大きな可能性があると考えています。キュライオは、クライオ電子顕微鏡による世界最高水準の構造解析技術を活かした構造ベース創薬*5(SBDD)を用いることで、新型コロナウイルスに対する革新的な治療薬候補分子の同定を計画しており、当社が保有する独自分子分離技術を応用した革新的なSELEX法*6と組み合わせる事で、COVID-19に対する治療薬だけでなく、今までにない新しい創薬研究の基盤技術の開発が期待できます。
*1 特定の物質と特異的に結合する核酸分子
*2 薬剤が作用する対象となるタンパク質
*3 AMEDの新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業では、新型コロナウイルス感染症に関して早急な研究成果の実用化に対する支援、また製薬企業等による生産を視野に、早期に臨床試験に入るために必要な研究開発を強力に支援している。
*4 薬剤などの分子が結合する標的タンパク質の部位
*5構造情報を基に結合部位であるポケットに合う薬剤をデザインする手法
*6 標的タンパク質などに特異的に結合するアプタマーを獲得する技術
キュライオについて
社名:株式会社キュライオ
URL:https://curreio.com/
2019年、東京大学濡木理教授を社外取締役、Radostin Danev教授を顧問に携え、クライオ電子顕微鏡による構造解析技術に特化した企業として設立。現在は構造解析ベース創薬(Structure-Based Drug Discovery)事業を展開。製薬会社や大学研究室との共同研究も積極的に行う。独自の解析ノウハウを含めた、世界最高水準の解析精度を誇る。
当社について
社名:株式会社リンクバイオ
設立:2020年5月
代表:代表取締役 稲見有希
URL:https://linkbio.jp
東京大学吉本准教授らが開発した独自の分子分離技術を活用し、創薬初期ステージにおける薬剤候補(シード)分子スクリーニング工程の“視える化”と“濃縮効率の大幅な改善”を提供する創薬支援事業を行う企業として2020年5月に設立。具体的には、シード分子探索支援用分離技術 "MACE Separation" の社会実装を目指し、 同分離技術を用いた核酸 アプタマー探索の受託研究事業 、同分離技術の第三者許諾事業、保有するシード分子の販売事業などに取り組んでいる。
本件に関するお問い合わせ
株式会社リンクバイオ
info@linkbio.jp
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