SASEプラットフォームのリーディングベンダー、Cato Networksが日本法人を設立し、国内市場への攻勢を加速

拡大するクラウドサービス需要に対応し、マーケティングとチャネル販売体制を強化。PoP接続拠点を東京・大阪の2ヵ所体制に

Cato Networks株式会社

世界で最初にSASEプラットフォームの提供を開始したイスラエル本拠のCato Networks(ケイトネットワークス)は本日11月4日、アジア太平洋地域における重要市場である日本での事業体制を刷新し、国内市場への展開を加速することにより、クラウドサービス需要の拡大に対応していく戦略を発表しました。Cato Networksは、SD-WANとネットワークセキュリティをクラウドネイティブなアーキテクチャーによって統合する、世界で最初に提供を開始したSASEプラットフォームです。

2020年11月4日
Cato Networks株式会社

【Press Release】
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         SASEプラットフォームのリーディングベンダー、Cato Networks
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              日本法人を設立し、国内市場への攻勢を加速
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      拡大するクラウドサービス需要に対応し、マーケティングとチャネル開拓を強化
               PoP接続拠点を東京・大阪の2ヵ所体制に
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              SD-WANとネットワークセキュリティを
          クラウドネイティブなアーキテクチャーによって統合する
           世界で最初に提供を開始したSASEプラットフォーム

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 世界で最初にSASE(Secure Access Service Edge。サシー)プラットフォームの提供を開始したイスラエル本拠のCato Networks(ケイトネットワークス、本社:テルアビブ、共同創業者兼CEO:シュロモ・クレイマー)は本日11月4日、アジア太平洋地域における重要市場である日本での事業体制を刷新し、国内市場への展開を加速することにより、クラウドサービス需要の拡大に対応していく戦略を発表しました。

 Cato Networksは、独自に構築したバックボーンにPoP(Point of Presence)接続拠点を配し、SD-WANと、モバイルアクセス環境、ネットワークセキュリティをクラウドネイティブに統合し、接続を一元化したインフラプラットフォームを提供する先進のソリューション「Cato Cloud」(ケイトクラウド)をグローバルで展開しています。

 Cato Cloudプラットフォームの設計コンセプトは、Cato Networks設立4年後の2019年にGartner(ガートナー)社が定義し、これからのネットワークとネットワークセキュリティのあり方として提唱するSASEの概念そのものです。製品要件も一致、SASEカテゴリーにおけるサンプルベンダーとして最初に指名され、2020年も2年連続でリストされています。

 ガートナー社の提言以降、SASEが世界で注目を集めているのは、現在市場にある広範なネットワーク製品、セキュリティ製品の多くがいずれSASEに集約される可能性があると理解されたためです。国内でも幅広い企業が関心を寄せており、Cato Networksも多くの照会を受けています。これにはCato Cloudが、ガートナー社が定義する数年前から先行して提供されてきたSASEプラットフォームであることや、共同創業メンバーがいずれもネットワークセキュリティの未来を先見し、その革新を担ってきた優れたリーダーであることも含まれています。ですがまだ認知が高いとは言えません。

 この機にあたり、モバイルを含めたクラウド環境でのセキュアな接続を求める国内の幅広い企業顧客層に向けて情報メッセージを届けるため、Cato Networksは2020年に事業体制を刷新し、ソリューションの高次化、マーケティング活動の拡大やチャネル開拓の強化を推進していきます。各施策は以下の通り

●1 国内での需要の伸びに対応、ソリューションサービスの高次化として、グローバルで60ヵ所(2020年10月末現在)配置されているPoP拠点を、これまでの東京に加え本年8月に新たに大阪にも設置し国内2拠点体制としました。大阪PoPの稼働開始により西日本地域のユーザー企業および各拠点の利便性が大きく向上しています。

●2 同じく、現下の社会状況に対応し、リモートワーク環境に向けてエンドポイントでのクライアント認証などクライアントユーザーの利便性向上となる機能を拡充し、年末から実装提供を予定。

●3 国内法人、Cato Networks株式会社を設立。事業活動の基礎を固め、商取引を可能にして、事業継続性と企業ブランド信頼性を高めていきます。10月1日付けで登記を完了。

●4 新たにカントリーマネージャー職を設定。外資系ネットワーク企業大手や、海外ソフトウェア企業の日本におけるビジネス立ち上げで、セールス、事業開発、パートナー戦略など豊富な経験と経営実績をもつ田島弘介を任命し、本年4月に就任。また2021年初頭にかけて、セールス職、プリセールスエンジア職など、人員増強の予定です。

●5 国内販売網としては2017年7月よりマクニカネットワークス株式会社がディストリビューターとしてCato Cloudの普及に向けたマーケティング活動や販売パートナーの支援活動に精力的に取り組んできています。今般、チャネル開拓を強化するため、新たに株式会社フーバーブレインとも契約を締結し、ディストリビューター2社体制でソリューションの供給を遂行していきます。
 フーバーブレイン社ではSMB市場の開拓も進めます。大手企業が中心のマクニカネットワークス社の販売網に加え、SMB市場を加えることにより、広範な企業層の需要に応えていきます。
 リセラーパートナーでは、株式会社IIJグローバルソリューションズ、NRIセキュアテクノロジーズ株式会社、株式会社日立システムズのコア3社とは一層緊密な連携を取っていく方針です。また国内有力SIer各社とも案件での協働が始まっており、関係を深化させていきます。

 国内外に多くの拠点を持つ企業には、高価なMPLSを撤廃してネットワークとネットワークセキュリティを統合管理したいという需要が高く、Cato NetworksのSASEプラットフォームはこれに応えていきます。またリモートワークが浸透・定着していく中、リモートアクセスに格段の強みを持つCato Cloudはワークスタイルの進化を支えるソリューションとして機能していきます。


Cato NetworksのSASEプラットフォーム「Cato Cloud」
<ソリューション概要>
 Cato Networksは、Tier1通信プロバイダーによりフルメッシュにデザインされSLA保証された世界規模のプライベートバックボーンを構築し運用しています。このバックボーンのPoPに、顧客の拠点やモバイルユーザー端末を接続することで、ネットワークとネットワークセキュリティをクラウドネイティブに統合したサービスを提供します。


Cato Cloud
 Cato Cloudは、ネットワークを接続、保護、および管理するための統合プラットフォームです。拠点、クラウドリソース、ユーザーの全体にCatoを段階的に導入して、レガシーネットワークサービスとセキュリティポイントソリューションのリプレイスや、拡張が可能になります。

グローバルプライベートバックボーン
 Cato Cloudは、60箇所以上(2020年10月末時点)のPoP接続拠点で構成されているグローバルプライベートバックボーンで稼働しており、SLA保証付きの複数ネットワークプロバイダーを介して接続しています。PoPソフトウェアは、プロバイダーの遅延、パケット損失、およびジッターを継続的に監視して、すべてのパケットに最適なルートをリアルタイムで決定します。
Catoのバックボーンは、WANおよびクラウドのトラフィックのEnd-to -Endルート最適化を図り、サービスのアップタイムを最大化する自己修復アーキテクチャーをベースとして設計されています。 そして、予測不能なパブリックインターネットよりも優れた接続性を、グローバルMPLSなどのレガシーバックボーンよりも低コストで、お客様に提供いたします。

エッジSD-WAN
 Cato Socket SD-WANデバイスは、物理的に最も近いCato PoPに接続します。ユーザーは、光回線、メタル、xDSL、4G / LTE接続の任意の組み合わせを選択可能。アクティブ-アクティブリンクの使用、アプリケーションおよびユーザー対応のQoS 優先順位づけなど、さまざまなトラフィック管理機能を適用します。MPLSおよびインターネットを介してサイト間トラフィックをルーティングし、地域およびアプリケーション固有の要件に対応します。

サービスとしてのセキュリティ
 すべてのWANおよびインターネットトラフィックを検査します。セキュリティレイヤーには、アプリケーション対応の次世代FWaaS、URLフィルタリングを備えたセキュアWebゲートウェイ(SWG)、次世代のマルウェア対策(NGAV)、マネージドIPSサービス、および包括的なマネージド脅威検出および応答(MDR)サービスが含まれます。ユーザー作業を経ずに、すべてのトラフィックを復号化し、検査するよう拡張可能。セキュリティポリシーとイベントは、Cato管理アプリケーションを使用して管理されます。

クラウドデータセンターの統合
 セキュアIPSecトンネルを使い、Amazon AWS、Microsoft Azure、Google Cloudなどの主要なクラウドプロバイダーと統合します。Catoは、グローバルバックボーンを使用して、トラフィックを最適にルーティングすることにより、プレミアムクラウド接続の必要はありません。エージェントレスで統合し、数分で接続できます。すべてのトラフィックが完全なセキュリティ検査の対象となります。

クラウドアプリケーションアクセラレーション
 Office 365、UCaaS、Cloud ERPなどのパブリッククラウドアプリケーショントラフィックを、最適にルーティングします。エンドツーエンドのスループットを最大20倍にアクセラレートし、帯域幅を大量に消費する操作のアプリケーションパフォーマンスを向上させます。すべてのトラフィックとファイルは、悪意のあるファイルや攻撃からエンドユーザーを保護するために、完全に検査されます。

安全なリモートアクセス
 ラップトップ、タブレット、スマートフォンでリモートユーザーを保護するためのあらゆるネットワークおよびセキュリティ機能を提供します。ユーザーは専用ツールを使用して最も近いCato-PoPに接続。リモートユーザーのトラフィックは、Catoバックボーンを介してオンプレミスまたはクラウドアプリケーションに最適にルーティングされます。リモートユーザーのトラフィックはCatoのセキュリティスタックによって完全に検査され、あらゆる場所のユーザーにエンタープライズクラスの保護を保証します。

Cato管理アプリケーション
 サービス全体を制御するためのクラウドベースのセルフサービス管理アプリケーションを提供。これには、完全なネットワークとセキュリティポリシーの構成、およびネットワークトラフィックとセキュリティイベントに関する詳細な分析が含まれます。必要に応じて、マネージドサービスオプションの提供が可能。いずれの場合も基盤となるプラットフォームはCatoが維持しているため、ユーザーはCato Cloudをアップグレード、パッチ適用、またはその他の方法で維持する必要はありません。
                                        以上

ガートナー社が提唱するSASE(発音:sassy)
 Secure Access Service Edge(SASE)は、ガートナー社「Hype Cycle for Enterprise Networking, 2019」において、黎明期の新カテゴリーとして登場。広域ネットワークとネットワークセキュリティの次の進化として提案されており、クラウドへの移行にあたり、ネットワークセキュリティを実質的にWANサービスと統合し、そのエッジで適用される包括的なサービスへと移行すべきとする新しいアーキテクチャーです。
 これは複数のカテゴリーと機能を単⼀のクラウドサービスに統合したものであり、「The Future of Network Security Is in the Cloud」においてSASEは、ユーザー、IoT/エッジ、企業拠点の複数ネットワークの包括的なWAN機能(SD-WAN)を統合するものと定義づけています。SASEアーキテクチャーでは、SASEに接続しているユーザーに基づいてサービスが付与され(アイデンティティ主導)、クラウド向けに構築され(クラウドネイティブ)、物理、モバイル、クラウドのすべてのエッジをサポートし、エッジ近くに配置された多数のPoPを介して提供する必要がある(グローバル)、と定義されています。
 SASEの世界観は、将来サービスベンダーが単一または少数に集約されることに繋がります。同社アナリストは「SASEアーキテクチャーへの移行により、既存のセキュリティおよびネットワーキングビジネスモデルは、陳腐化する」と述べています。

Cato Networks(ケイトネットワークス)について
 Cato Networks は2015年にイスラエルで設立。後にガートナー社がこれからのネットワークとセキュリティのあるべき姿として提唱することになるSASE(Secure Access Service Edge)プラットフォームを、先行して、統合クラウドネイティブアーキテクチャとして設計から自社で構築し、展開してきました。グローバルでTier1プロバイダーによりフルメッシュにデザインされSLA保証された独自のバックボーンを構築し、この上で、SD-WANとモバイルアクセス環境、ネットワークセキュリティをクラウドネイティブに統合し、一元化したサービスとして提供する「Cato Cloud」プラットフォームを展開しています。MPLSからSD-WANへの移行を容易にし、オンプレミスおよびクラウドアプリケーションへの接続を最適化して、どこからでも安全なブランチインターネットアクセスを可能にし、クラウドデータセンターとモバイルユーザーをゼロトラストアーキテクチャに基づくネットワーク上にシームレスに統合します。
 2020年10月末現在、世界60か所にPoP拠点を設置配備。100以上の国と地域で、エンタープライズ顧客企業約650社の7.000拠点以上で、200,000を超えるモバイルユーザー接続のインフラをオールインワンのサービスで運営管理しています。
 ガートナー社がSASEを発表した2019年、SASEで最初のサンプルベンダーとして指名され、2020年にも2年連続でリストされています。2020年4月、コロナ禍中に実施した資金調達ラウンドではこれまでで最大の7,700万米ドルの投資を確保し、総資金調達額は2億米ドル超となっています。
https://www.catonetworks.com/jp/

創業者について
Shlomo Kramer(シュロモ・クレイマー)共同創業者兼CEO
 ネットワークセキュリティ業界の第一人者。世界初商用ファイアウォール(Firewall-1)を開発しCheck Point社を共同して創業。その後WAFの革新者Impervaを共同して設立。その他、Palo Alto社、Trusteer社、等々多数のサイバーセキュリティ企業の初期資金支援を行う。2008年にSC MagazineでCEO of the Yearに選出。2006年にNetwork Worldから「ネットワーク業界を変えた20人の著名人」の一人に選出、2013年4月にInfoSec殿堂入りを果たす。
Gur Shatz(グルシャッツ)共同創業者兼プレジデントCOO
 グローバルスケールのネットワーキングとセキュリティインフラストラクチャーの第一人者。Imperva Secure Sphere Webおよびデータセキュリティプラットフォームを構築し、後にグローバルなクラウド型DDoS防御サービスを提供するIncapsula社を設立。

<国内法人>
商号:Cato Networks株式会社/所在地:東京都港区赤坂2丁目/設立:2020年10月1日/カントリーマネージャー:田島弘介(たじまこうすけ)

プレスリリースPDF
https://prtimes.jp/a/?f=d68773-20201104-2933.pdf

   【お問い合わせ先】
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Cato Networks株式会社 営業部
japan.sales@catonetworks.com
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会社概要

Cato Networks株式会社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂東京都港区赤坂2丁目11番7号 ATT新館11階
電話番号
-
代表者名
田島弘介
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年10月