「デフ(聴覚障害者)ポテンシャルサーベイ」一般提供を開始〜2月24日(水)より、限定10社でモニター募集〜
コロナ禍の障害者雇用率の引き上げにおける企業人事部の意思決定を支援|聴覚障害者の活躍支援事業を展開するサイレントボイス
聴覚障害者の活躍支援事業を展開する株式会社Silent Voice(本社:大阪府大阪市/代表取締役社長 尾中 友哉 以下サイレントボイス)は、コロナ禍の様々な構造変化における聴覚障害者の働き方の変化に焦点を当て、企業の中での聴覚障害者の活躍度と職場環境を調査し、企業人事部などが活躍の可能性と職場問題を的確に把握し効果的に意思決定できる土台形成を図る「デフポテンシャルサーベイ」の一般提供を2021年2月24日(水)より開始し、限定10社でモニター企業を募集します。サーベイ提供開始後、1年で実施企業10社、4年後には同154社を目指します。
- デフポテンシャルサーベイの概要
■3月から障害者雇用率は上昇 - 聴覚障害者にある固有課題の解決支援
サイレントボイスは、聴覚障害者を雇用する企業へ職場環境改善のコンサルティングを行っています。障害者の中でも聴覚障害者はコミュニケーションの壁に直面しやすく孤立しやすい傾向がありますが、コロナ禍のソーシャルディスタンスやマスク常時着用によって口元が見えないことで更に深刻化しています。そういった状況の中、コロナ禍で研修機会が減少していることなどで聴覚障害者の勤務状況を把握できなくなった企業も増加しています。障害者雇用率が2.2%から2.3%に上昇する2021年3月以降、企業の新たな施策が問われています。サイレントボイスはデフポテンシャルサーベイを通じ、企業人事部の課題把握・効果的な施策展開の意思決定を支援します。
- デフポテンシャルサーベイ提供の背景
■聴覚障害者を障害者雇用率のために雇うのではなく、欠かせない戦力へ変える「活躍支援事業」
聴覚障害者は音が聞こえないという特性以外は”健常者”と同じといえ、視覚的に情報が得られることで大幅に業務改善を得ることができます。近年はITの発達により情報が得やすくなり生活は大きく様変わりをしています。しかし、仕事においては「聴覚障害者は仕事ができない」といった過去からの思い込みが原因となり、周囲の理解が得られず意欲のある聴覚障害者が意欲に応じた成長の機会とやりがいを得にくい現状があります。それに対しサイレントボイスは、適切なマネジメントマインドを聴者(聞こえる人)と聴覚障害者の双方にインストールし、コミュニケーションの仕組みを物心両面から整備することで、聴覚障害者が一人の戦力として聴者と同じ土俵で活躍できる企業社会を作ろうとしています。
■コロナ禍で大きく二極化した聴覚障害者の職場での状況
これまで対面での筆談や口形を見せて聴者とデフのコミュニケーションの壁を何とかクリアしていた職場は少なくありません。その中でも「雑談が少なく人間関係を作りづらい」といった課題が以前より存在していました。そこに、コロナ禍でのソーシャルディスタンスやマスク常時着用で口形が見えないことによって「上司の言っていることがわからない」「これまでの仕事ができなくなった」という不安が広がる一方、「会議が減りチャットでの連絡が増加して働きやすくなった」等といった働きやすくなった事例も挙がっています。
■聴覚障害者社員のマネジメントおよびその支援に関して、問題を的確に把握し、定量評価が可能になる「デフポテンシャルサーベイ」
本サーベイでは、聴覚障害者が所属するチームにおける聴覚障害者の活躍度と職場環境を調査します。調査を分析することで、起きている問題と個別の原因を把握することが可能になります。企業人事部が必要な施策を検討する土台が形成でき、今後の聴覚障害者社員のマネジメントおよびその支援に関して、定量的評価が可能になります。部署内、企業内での活躍に向けた支援ロードマップも作成可能で、研修施策なども効果的に展開することができます。
- デフポテンシャルサーベイ 概要
[対象企業] 下記に該当する企業との実施を想定しています。
・聴覚障害者を雇用している
・経営や雇用を通じてSDGsの「様々な人が活躍する社会の実現」に貢献したい
・ESG投資等の観点から障害者雇用率の持続的な達成をしたい
・ただ雇うのではなく仕事を楽しみ、活躍してほしい
・高度IT時代における聴覚障害者の新たな活躍に期待している
[内容] 聴覚障害者が所属するチームにおける聴覚障害者の活躍度と職場環境を調査
[モニター価格] 110,000円(税込)(限定10社)(※ 通常価格220,000円(税込))
[申込み方法] サイレントボイス公式HPからお問合せください。
デフポテンシャルサーベイ特設記事→https://bit.ly/3khK5vX
- サーベイ実施企業様の声
自動車部品メーカー 人事部 様
聴覚障害者社員と一緒に働く聞こえる社員は、お互いに何を考えているかわからないという状況が多くの職場で生じていました。共に働く仲間として「どうすれば良いのかわからない」という葛藤があった状態から課題の全体像を掴めたことで効果的に教育を通じて関係性を発達させることができ、改善の事例が多く生まれました。
- サイレントボイス代表 尾中友哉
平成元年生まれ、滋賀県大津市出身。聴覚障害者の両親を持つ耳の聞こえる子ども(CODA)として、手話を第一言語に育つ。2014年より、聴覚障害者の「コミュニケーションの難しさを知っている」という視点を生かした企業向けコミュニケーション研修プログラム「DENSHIN」を提供開始。
2017年には教育分野へも参入し、ろう児/難聴児向けの総合学習塾「デフアカデミー」を創設。教育・就労という二大テーマについて「聴覚障害者と社会の関係性を変える」ビジネスを創出・展開しつつ、自治体の委員や企業のダイバーシティ事業部などへ相談役として参画。また、社会起業家として、ニュース番組のコメンテーターやビジネスコンテストの審査員を務めるなど、幅広く活動を展開。
- 株式会社 Silent Voice
会社名 :株式会社 Silent Voice
所在地 :大阪府大阪市中央区安堂寺町1丁目3-12 大阪谷町ビル4F
設立 :2016年8月26日
代表取締役 :尾中 友哉
従業員数 :6人
事業内容 :研修事業・コンサルティング事業
ホームページ :https://silentvoice.co.jp/
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