OIO、アジア第2位のステーキング事業者であるムーンステーク社の買収を完了

OIO Holdings Limited

• ムーンステークのステーキング資産は2021年5月31日時点で9億米ドル(約900億円)を超えており、急速に拡大しています。
• ステーキング資産に対して約0.3%-0.5%のコミッションが見込まれ、OIOに予測容易な経常的収入をもたらすことが期待されます。
• 環境に配慮したプルーフ・オブ・ステークの技術が普及し、プルーフ・オブ・ワークからの移行が進むことも踏まえ、OIOは将来の更なるビジネス展開を楽しみにしています。
シンガポール - 2021年5月31日 - シンガポール証券取引所上場のブロックチェーン・ソリューション・プロバイダーであるOIO Holdings Limited(オー・アイ・オー・ホールディングス・リミテッド。以下「OIO」)は、2021年5月31日にアジアで2番目に大きいステーキング・プラットフォーム[1]であるムーンステークの買収を完了したことを発表しました。

今回の買収によりOIOは、株式交換を通じて、ムーンステークの株式を100%保有することになります。

ムーンステークは、アジア最大のステーキングプールになることを目標に、2020年に設立されました。2021年5月31日現在、ムーンステークはアジア第2位のステークキング・プラットフォームであり、そのステーキング資産は9億米ドル(約900億円)超えています。
 

 


* 各月末にムーンステークのプラットフォームを通じてステーキングされている資産金額

OIOは、今回の買収完了後、ムーンステークがユーザーのステーキング資産に対して課している約0.3%-0.5%の手数料を収益認識できるようになります。

「ムーンステークの買収はOIOにとって完璧な機会でした。暗号通貨の投資家は、ステーキングなどの暗号資産への投資機会を提供する単一のプラットフォームを切望しています。コミッションベースの事業モデルは、当社の現在のブロックチェーン事業に加えて、経常的な収益をもたらしてくれます」とOIOのブロックチェーン事業子会社であるOIO Singapore Pte Ltdの最高経営責任者であるRudy Lim氏は述べています。

今後OIOは、ブロックチェーン分野での経験とネットワークを活用することで、ムーンステークのユーザー数とステーキング資産を成長させるとともに、ユーザーが単一のプラットフォームからアクセスできる価値あるサービスや機能を強化します。これらは、結果としてOIOに経常的な収益をもたらすことが見込まれます。また、今回の買収により、ムーンステークが成長著しいブロックチェーン・ファイナンス分野での地位を高め、OIOの既存のブロックチェーン・ファイナンスに関するコンサルティング・サービスとの相乗効果が生まれることを期待しています。

主要な暗号通貨プロジェクトが従来のマイニングによるPOW(Proof-of-Work、プルーフ・オブ・ワーク)方式からPOS(Proof-of-Stake、プルーフ・オブ・ステーク)技術へと移行し始めていることから、ステーキングへの注目が高まっています。POSは、ステーキングの過程を通じて新しいブロックを生成して検証するため、専用のマイニングハードウェアに頼らずに新しいブロックを生成することができます。POWと比較して、POSはエネルギー効率が高く、消費電力や計算電力コストなどの問題を改善することが期待されています[2]。また、暗号通貨保有者は、ステーキングに参加することで、一定のリターンを得ることが期待できます。

今回の買収は、OIOがブロックチェーン事業を更に拡大していく上で、新たなビジネスモデルとしてステーキングを加えた大きな節目となります。OIOは、40人以上のブロックチェーン専門エンジニアを擁するInfinity Blockchain Group(インフィニティ・ブロックチェーン・グループ)と連携し、ブロックチェーン技術の確立されたプロバイダーまた先進的な開発者として、その地位を確立していきます。

###

OIOについて
OIOは、エンジニアリングサービスとブロックチェーン関連のソリューションサービスの提供を中核事業とするシンガポール証券取引所上場企業です。OIOは長年にわたり、エンジニアリング・サービスおよびソリューション・プロバイダーとして幅広い専門知識を培ってきました。

OIOは、2020年半ば以降、ブロックチェーン関連事業に進出しました。初年度、OIOのブロックチェーン事業は、ブロックチェーン・ファイナンスに関連するいくつかのコンサルティング・プロジェクトを提供し、迅速な事業の立上げに成功しました。OIOのビジョンは、アジアの企業の成長を支える最高のサービスパートナー及び革新的なテクノロジーソリューションのプロバイダーとなることです。

https://oio.sg/

ムーンステークについて
ムーンステークは、アジア地域および世界のブロックチェーン市場で高まる需要を満たすために、ステーキングプールプロトコルを開発するために設立されました。ムーンステークはステーキングプールのプロトコルを開発し、パートナーや企業を通じてビジネスサービスを提供しています。ムーンステークは、アジア最大のステーキングプールネットワークとなることを目指しています。

ムーンステークにとって、明確なパートナーシップのロードマップを確立することは、アジアで急成長している分散型台帳技術(DLT)エコシステムの主要なプラットフォームとの関係を強化していくための重要なマイルストーンです。これまでにも、ステーキングの導入を促進するために、Emurgo、Ontology、NEO、日本最大のブロックチェーンハブであるバイナリースター、シンガポール上場企業であるOIO Holdings Limitedとのパートナーシップが発表されています。また、Lisk社やRAMP DEFI社のLawrence Lim氏など、業界で定評のあるアドバイザーがムーンステークをサポートしています。2020年8月には本格的な運用を開始したのち急速に事業を拡大し、5月31日時点で9億米ドル(約900億円)を超えるステークキング資産を保有しています。

https://www.moonstake.io/

[1] Staking Rewards, https://www.stakingrewards.com/providers

[2] Fortune, This breakthrough could make Ethereum more environmentally friendly than Bitcoin, 24 May, 2021, https://fortune.com/2021/05/24/ethereum-bitcoin-buterin-carbon-footprint-proof-of-stake/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

OIO Holdings Limited

0フォロワー

RSS
URL
https://oio.sg
業種
情報通信
本社所在地
140 Paya Lebar Rd, #08-07 AZ@Paya Lebar, Singapore 409015
電話番号
65-8766-5865
代表者名
枝常 拓
上場
海外市場
資本金
7億4000万円
設立
2017年09月