A10、ニューノーマルにおける国内企業のクラウドサービス利用時の課題に関する調査結果を発表
約7割の企業が通信の負荷を課題に持ち、暗号化通信に潜む脅威に対する専用ソリューションを導入しているのは1割のみ
A10ネットワークス株式会社(本社:東京都港区、日本法人代表 兼 社長 米国本社ヴァイスプレジデント兼務:川口 亨、以下A10)は、「ニューノーマルにおける国内企業のクラウドサービス利用時のネットワーク・セキュリティ課題に関する調査」の結果を発表します。
【調査レポート要約】
・クラウド移行やリモートワークが推進される中、78%の国内企業がSaaSサービスを、63%の企業がWeb会議サービスを利用しており、クラウドサービスを利用していない企業は6%のみ
・クラウドサービス利用時のネットワークの課題として69%の企業が「通信の負荷」、32%が「ネットワーク機器の負荷」を、セキュリティの課題として25%が「シャドーIT」、54%が「暗号化通信に潜む脅威」を挙げる
・暗号化通信に潜む脅威に対する専用ソリューションであるSSL/TLS可視化ソリューションを導入している企業は12%に留まる
■調査結果の詳細
本調査は、新型コロナウイルス感染症の拡大以降のニューノーマル時代におけるクラウドサービス利用時のネットワーク・セキュリティの課題を明らかにするもので、国内の従業員500名以上の企業208社のIT従事者を対象に実施しました。
●クラウドサービスの利用状況
クラウドサービスの利用状況を聞いたところ、実に78%の企業がSaaSサービスを利用しており、最も利用の多いSaaSサービスは、Microsoft 365の65%となりました。Web会議サービスは63%、チャットサービスは18%の企業が利用しています。クラウドサービスを利用していないのはわずか6%のみとなり、ニューノーマル下でクラウド移行やテレワークが推進される中で、クラウドサービスは業務に欠かせないものとなっていることが分かります。
●クラウドサービス利用時のネットワーク・セキュリティの課題
多くの企業でクラウドサービスが導入される中で、利用時もしくは利用に向けてのネットワークの課題として69%の企業がWANやネットワーク回線などの「通信の負荷」、32%がファイアウォールなどの「ネットワーク機器の負荷」を挙げています。クラウドサービスは利便性をもたらす一方で、社内の通信を逼迫させ、サービスの遅延やネットワークトラブルを発生させる可能性があり、対処するにはアプリケーション配信コントローラー(ADC)やSD-WANなどのソリューションにより通信を迂回させる必要があります。
また、セキュリティの課題として25%の企業が個人アカウントや許可しないクラウドサービスを社員が利用する「シャドーIT」を、54%が「暗号化通信に潜む脅威」を挙げています。クラウドサービスを活用してあらゆる場所からビジネスが継続される一方で、シャドーITによるセキュリティリスクが高まっています。対処するにはCASBをはじめとするセキュリティソリューションや、前述のADCやSD-WANなどにより通信を可視化・制御する必要があります。
●SSL/TLS可視化ソリューションの導入状況
常時通信を暗号化しているクラウドサービスの利用が増加する中で、高まるセキュリティリスクの一つに暗号化通信に潜む脅威があります。暗号化通信内では脅威そのものも暗号化され、対処するには暗号化通信を復号することによる可視化が必要です。しかし、復号処理には負荷がかかり、セキュリティソリューションのパフォーマンスを損ねるため、復号処理に最適化された専用のSSL/TLS可視化ソリューションが登場しています。
前述の通り54%の企業が「暗号化通信に潜む脅威」を懸念している一方で、SSL/TLS可視化ソリューションを導入している企業は12%に留まり、懸念に対して対策を進められていない企業が大半なのが分かっています。
■調査概要
調査名:ニューノーマルにおける国内企業のクラウドサービス利用時のネットワーク・セキュリティ課題に関する調査
調査対象:従業員500名以上の国内企業208社のIT従事者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年5月~2021年5月
●A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について
A10 Networks(NYSE: ATEN)は、サービス事業者やクラウド事業者および企業で利用される5Gネットワークやマルチクラウドアプリケーションのセキュリティを確保します。高度な分析や機械学習、インテリジェントな自動化機能により、ミッションクリティカルなアプリケーションを保護し、信頼性と可用性を担保します。A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置き、世界117か国のお客様にサービスを提供しています。
A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。
詳しくはホームページをご覧ください。
URL:http://www.a10networks.co.jp/
Facebook:http://www.facebook.com/A10networksjapan
※A10 ロゴおよびA10 Networksは米国およびその他各国におけるA10 Networks, Inc. の商標または登録商標です。
※その他上記の全ての商品およびサービスの名称はそれら各社の商標です。
【調査レポート要約】
・クラウド移行やリモートワークが推進される中、78%の国内企業がSaaSサービスを、63%の企業がWeb会議サービスを利用しており、クラウドサービスを利用していない企業は6%のみ
・クラウドサービス利用時のネットワークの課題として69%の企業が「通信の負荷」、32%が「ネットワーク機器の負荷」を、セキュリティの課題として25%が「シャドーIT」、54%が「暗号化通信に潜む脅威」を挙げる
・暗号化通信に潜む脅威に対する専用ソリューションであるSSL/TLS可視化ソリューションを導入している企業は12%に留まる
■調査結果の詳細
本調査は、新型コロナウイルス感染症の拡大以降のニューノーマル時代におけるクラウドサービス利用時のネットワーク・セキュリティの課題を明らかにするもので、国内の従業員500名以上の企業208社のIT従事者を対象に実施しました。
●クラウドサービスの利用状況
クラウドサービスの利用状況を聞いたところ、実に78%の企業がSaaSサービスを利用しており、最も利用の多いSaaSサービスは、Microsoft 365の65%となりました。Web会議サービスは63%、チャットサービスは18%の企業が利用しています。クラウドサービスを利用していないのはわずか6%のみとなり、ニューノーマル下でクラウド移行やテレワークが推進される中で、クラウドサービスは業務に欠かせないものとなっていることが分かります。
●クラウドサービス利用時のネットワーク・セキュリティの課題
多くの企業でクラウドサービスが導入される中で、利用時もしくは利用に向けてのネットワークの課題として69%の企業がWANやネットワーク回線などの「通信の負荷」、32%がファイアウォールなどの「ネットワーク機器の負荷」を挙げています。クラウドサービスは利便性をもたらす一方で、社内の通信を逼迫させ、サービスの遅延やネットワークトラブルを発生させる可能性があり、対処するにはアプリケーション配信コントローラー(ADC)やSD-WANなどのソリューションにより通信を迂回させる必要があります。
また、セキュリティの課題として25%の企業が個人アカウントや許可しないクラウドサービスを社員が利用する「シャドーIT」を、54%が「暗号化通信に潜む脅威」を挙げています。クラウドサービスを活用してあらゆる場所からビジネスが継続される一方で、シャドーITによるセキュリティリスクが高まっています。対処するにはCASBをはじめとするセキュリティソリューションや、前述のADCやSD-WANなどにより通信を可視化・制御する必要があります。
●SSL/TLS可視化ソリューションの導入状況
常時通信を暗号化しているクラウドサービスの利用が増加する中で、高まるセキュリティリスクの一つに暗号化通信に潜む脅威があります。暗号化通信内では脅威そのものも暗号化され、対処するには暗号化通信を復号することによる可視化が必要です。しかし、復号処理には負荷がかかり、セキュリティソリューションのパフォーマンスを損ねるため、復号処理に最適化された専用のSSL/TLS可視化ソリューションが登場しています。
前述の通り54%の企業が「暗号化通信に潜む脅威」を懸念している一方で、SSL/TLS可視化ソリューションを導入している企業は12%に留まり、懸念に対して対策を進められていない企業が大半なのが分かっています。
■調査概要
調査名:ニューノーマルにおける国内企業のクラウドサービス利用時のネットワーク・セキュリティ課題に関する調査
調査対象:従業員500名以上の国内企業208社のIT従事者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年5月~2021年5月
●A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について
A10 Networks(NYSE: ATEN)は、サービス事業者やクラウド事業者および企業で利用される5Gネットワークやマルチクラウドアプリケーションのセキュリティを確保します。高度な分析や機械学習、インテリジェントな自動化機能により、ミッションクリティカルなアプリケーションを保護し、信頼性と可用性を担保します。A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置き、世界117か国のお客様にサービスを提供しています。
A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。
詳しくはホームページをご覧ください。
URL:http://www.a10networks.co.jp/
Facebook:http://www.facebook.com/A10networksjapan
※A10 ロゴおよびA10 Networksは米国およびその他各国におけるA10 Networks, Inc. の商標または登録商標です。
※その他上記の全ての商品およびサービスの名称はそれら各社の商標です。
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