高圧ホースのアッセンブリー、工業用ゴム製品を販売するドゥ・ヤマモト株式会社は、環境負荷の低いエネルギーとして注目されるLNGを供給するコンポジットホースの取り扱いを開始。
9月9日より販売開始します。
液化天然ガス(Liquefied Natural Gas、以下LNG)は、石油・石炭と比較して、大気汚染などの原因となる硫黄酸化物がまったく排出されないほか、窒素酸化物や二酸化炭素の排出量が少ない、クリーンなエネルギーであり、環境負荷の低いエネルギーとして昨今、注目されている燃料です。日本は世界中からLNGを輸入しており、LNGを受け入れる基地の受入荷役設備は極めて重要な設備です。しかし、近年の想定を超える大規模な地震や自然災害により、LNG受入設備であるローディングアームが損傷した際のLNG漏えい事故や、設備不良によるLNG受入停止が引き起こすガスの供給支障が問題視されてきました。
近い未来に起こり得る問題に対し、当社は、L N Gの安全・安心な供給環境を確保するため、LNG対応のコンポジットホースの取り扱いを決定し、Sangbong社製のコンポジットホースを、9月9日より工業製品のマッチングサイトであるイプロス(https://www.ipros.jp/product/detail/2000574889)にて取り扱いを始めます。
LNG基地にコンポジットホースが導入されることで、ホースの特徴である柔軟性、軽量性と可とう性により耐震性が向上するとともに、容易に取替え可能であるため、復旧期間の短縮化が図れることがメリットとなります。
※LNG船間でのLNG移送等においてはLNG用コンポジットホースが海外では広く使用されております。
2019年に経済産業省は、一般社団法人日本ガス協会や学識経験者からなるホース調査会に委託し、ローディングアームの代替ホースにする技術調査を実施し、コンポジットホースが、ガス事業法適用のLNG基地で使用できることを確認しました。
当社は半世紀以上に渡り高圧ホースをはじめとする国内外のあらゆるホースや継手を供給してきた経験と知識から、大規模地震の備えとして、コンポジットホースを提案、提供します。LNG基地における受入荷役設備はホースの特性が最大限に生かされると考え、これからのLNGの輸送はホースの柔軟性、軽量性、可とう性を生かし、さらなる安心安全を提供してまいります。
■商品概要
商品:DOLPHINFLEX LNG COMPOSITE HOSE(ドルフィンフレックス LNGコンポジットホース)(Sangbong社製)
商品特徴:ポリプロピレンなどの樹脂フィルムを何層にも重ね、その内外にらせん状にワイヤーを巻いて補強した複合構造。
原油や化学薬品輸送、LNG、LPGなどの搬送用として様々な産業分野で活用される。
販売時期:9月9日より発売開始
価格:カタログより問い合わせ
カタログダウンロードURL:https://www.ipros.jp/product/detail/2000574889
■会社概要
会社名:ドゥ・ヤマモト株式会社
東京都江東区:代表取締役社長、川口亮
TEL:03-3682-8116
高圧ホース・産業ホースアッセンブリ・工業用ゴム製品・プラスチック製品・その他産業資材並びに付属品及び関連商品の加工販売
H P:http://www.do-yamamoto.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 電気・ガス・資源・エネルギー鉄鋼・金属・ガラス・土石・ゴム
- ダウンロード