「全国介護書類一発検索」サイトを無料公開、書式探しの時間をほぼゼロに
介護保険申請書類は、書式も窓口も、全国の市区町村ごとにバラバラ。人手不足の中、介護職員の書式探しの時間はムダ
介護事業者向けコミュニティ及びメディアの構築及び運営などを行う、合同会社介護経営サポート協議会(東京都港区 代表社員 望月佳子(モチヅキヨシコ))は、2021年9月15日、1896の市区町村を検索対象とし、介護保険申請書類探しの時間をほぼゼロにする「全国介護書類一発検索」のサービス提供開始します。
[概要]
- 利用者が移動する際、移動先への提出書類の書式は市区町村毎にバラバラで、介護職員は、移動先の書式がすぐに見つからず、検索作業に時間を浪費
- 「全国介護書類一発検索」サイトを利用すれば、市区町村の名前から一発で介護申請書類が検索でき、介護本業と関係ない書式探しの時間をほぼゼロに
【使用方法】
1.「全国介護書類一発検索」へアクセス
https://kaigounei-talkroom.jp/tool/category/document
2. 検索機能を使うため、最初に無料で会員登録
3. 検索ウィンドウに地名を入力
4. 検索結果ぺージに必要な書類がまとまっています。
【誕生の背景】
・市区町村毎に介護保険申請を行う窓口が異なっていること、介護の情報がまとまっていないこと等により、必要な介護保険申請書類のぺージを探すのが困難
・過疎地域では、近隣市町村の広域連合に介護事務を委託、市町村のホームページに介護保険申請書類の掲載なし
・全国の市区町村数1719に、東京都23区等の特別行政区を含め1896を網羅
・この状況下、介護事務熟練者でないと、適切な書類がどれか判断できない
・介護事務熟練者3名を含む6人が、約3か月で基礎データを作成、約1か月で地域のローカルルールを集約、全国介護書類一発検索のデータベースを完成
・今回ホームページとしてまとめ、無料公開
・今後、組織変更やホームぺ-ジのリニューアル等に対応し、定期的に更新予定
【主旨目的】
・合同会社介護経営サポート協議会は、2021年8月、長年介護現場で働いてきたメンバー中心に、日々変化する介護現場、行政、テクノロジーに追われお困りの管理者をサポートするため設立、「介護運営TalKRoom(トークルーム)」というサイトを開始
・そのサービス第1弾として、「全国介護書類一発検索」を提供開始
・介護業界は書類が多く、介護職員の書類関連業務時間は長い
・介護保険申請、日常の介護記録、自治体向け報告書、利用者への説明書類等の「書類探し」という介護本来業務から離れた仕事を少しでも減らしたい
立上げメンバーの一人、稲生氏は語る。
「同じ日本国内で、同じ厚生労働省下のはずなのに、書類がこれだけ違う。現場の末端で行政書類を扱っている身として不思議で仕方がなかった」
【今後の方針】
建前だけではない、現場管理者を経験した者ならではの本音ベースで、時には笑いを交えながら現場の課題を解決するサイトを目指し、介護事業所の運営を、実務面からサポートする音声助け合いサービス「介護運営TalkRoom」を本格始動していきます。
立上げメンバーの紹介はこちら https://kaigounei-talkroom.jp/company
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