9月26日の風呂の日に、出版社さりげなくより、お風呂で読む本「長湯文庫」出版。

撥水性のある紙を使用した、お風呂で読める「長湯文庫」。

株式会社さりげなく

京都の左京区にある出版社さりげなくは、お風呂で読む本「長湯文庫」を2021年9月26日より出版します。

 

 

お風呂で読む本「長湯文庫」。
撥水性のある紙を使用して、お風呂で読める本を作りました。
本が好きで、お風呂も好きな一人の編集部の「お風呂で読める専用の本があったら」というアイデアから。
5年の構想期間のすえ、ようやく形に。

【長湯文庫とは】
長湯する感覚は、物語に没頭する感覚にどこか似ていると思っています。物語は、短編小説を中心に。身体の芯まで、じんわりと温めてくれる物語たちです。お風呂で、もちろんお風呂以外でも長湯文庫をお愉しみいただけます。つい物語に没入してしまう(つい長湯してしまう)本作りを長湯文庫は、目指しています。お水に強い紙を使用しておりますが、湯船にともにちゃぽんと入ると紙がシワシワになってしまうので、ご注意を。


 

 


第一弾の『するべきことは何ひとつ』に掲載する物語は、作家モノ・ホーミーの「貝がら千話」より抜粋。遠く離れた惑星で起きていることのようにも思える、奇妙で、あたたかな物語たち。


お風呂で読むのにぴったりな短編小説を、33篇収録しています。浮遊感ただよい、思わず没頭し長湯してしまう本、「長湯文庫」。シリーズ記念すべき第1弾です。肌寒さが心地よく、お風呂の気持ちの良い季節にシリーズを出版していく予定です。
 
そして、2021年9月26日の出版に合わせて、長野県松本の銭湯『菊の湯』で長湯文庫フェアを開催。菊の湯は、2020年の秋より、斜向かいにある喫茶兼本屋の〈栞日〉が、先代より事業を継承し、運営。
 



 

長湯文庫を読みながらいい湯加減を愉しみ、向かいの栞日へ。銭湯好き、本好きにはたまらない、完璧なコースを愉しんでいただきたいです。



【作家:モノ・ホーミー】
図案家。1986年鹿児島県生まれ、東京都在住。本の装画を中心としたイラストレーションの仕事の傍ら、2019年2月6日よりひとつの絵とひとつの物語からなる『貝がら千話』を制作。
長湯文庫には「浴槽の裸婦」を書き下ろし。

【装画:木村直広】
日本画家。1993年新潟県生まれ。東北芸術工科大学大学院修了、日本美術院院友。今回の装画は石や鉱石を砕いてできる絵の具を使用しており、粒子感が特徴。お風呂は描かれていないものの、どこかお風呂を感じさせる作品に。


▼長湯文庫『するべきことは何ひとつ』の概要
著者 モノ・ホーミー
装画 木村直広
装丁 古本実加
編集 稲垣佳乃子 熊谷麻那
印刷 有限会社修美社
製本 大竹口紙工株式会社
発行 さりげなく

2021年9月26日 初版一刷
初版1000部発行
価格 1500円(税別)

<使用した紙>
・表紙の紙:N-三菱耐水260g/㎡ L判23kg
・本文の紙:OK レインガード 70kg
 

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会社概要

株式会社さりげなく

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業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
京都市左京区下鴨北茶ノ木町25-3 花辺
電話番号
070-5042-8896
代表者名
稲垣佳乃子
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2021年02月