株式会社和文、画期的なPDFファイルの索引等リンク化サービスを提供開始

PDF文書の索引等にリンクを付加し、「見るだけのPDF」を「使えるPDF」に変えます。膨大な数の索引でも正確に変換し、電子メディアとしての高い機能性をもつPDF文書が実現します。

電子書籍制作の株式会社和文（東京都渋谷区千駄ヶ谷3-53-17-307、℡ 03-6276-3230）は、2023年11月、法人向けの新たなPDF加工サービスをローンチしました。PDFファイルの索引やページ参照をリンク付きテキストに変換する本サービスにより、検索、参照のユーザビリティを格段に向上させたPDF文書やフィックス型（画像型）EPUBファイルが低コストで作成できます。

サービスの特長

既存のPDF文書を変換：新開発の技術により、Adobe製品等で作成されたPDFの索引を即座にリンク化します。

直感的な索引リンク表示：青色等の下線でリンク文字を強調でき、一目で索引のリンクが伝わります。

文書内の参照のリンク化：文書内のページ参照もリンク化し、情報のナビゲーションがどこまでもスムーズに。

リンク付きEPUBを作成：PDFと同様のリンクを付与したフィックス型EPUBファイルが作成できます。

古いPDFもリンク化：テキスト情報を持たない古いPDFファイルでも、低コストでリンクを付与できます。

サービスの詳細

出版社書籍の電子書籍製作を行う株式会社和文は、2023年11月、PDF文書の索引、ページ参照、目次、URL等の文書内リンクを正確に、かつ、わずかな工数で作成する技術を開発し、サービスの提供を開始しました。

PDFのリンクは、Acrobatの編集ツールで作成できますが、1点ずつの作成となるため、数千点の索引などでは費用が膨大となり、リンクがつけられないケースがほとんどでした。

株式会社和文では、Acrobatのリンク仕様のまま、作成工程そのものを自動化しました。これにより、アナログな作業とは桁違いの正確性と低コストを実現しました。

さらに、索引ではリンクした数字にリンク線を追加するなど、ユーザにリンクがわかりやすい表示への設定が可能です。

本サービスは、膨大な索引やページ参照、URLがある情報量が多いPDF文書ほど効果的です。紙メディアよりユーザの利便性が格段に高い、高機能のPDF文書が実現できます。

また、作成するファイルはPDFだけではなく、商用のフィックス型EPUBも同様のリンク付きで制作が可能です。

独自の変換技術からなる本サービスは、PDFの文書内リンクを設定する一般的なサービスと比べ、費用を2分の1～3分の1に抑える一方、検証が不要となる正確性、リンク線による強調表示、EPUBへの展開、短納期というユニークな付加価値を提供します。

サービス紹介URL　https://www.wabun.co.jp/?p=118

費用・納期について

Adobe製品から作成した、通常のテキスト情報を持つPDFファイルは、索引リンク3000点、文書内リンク50点までは基本料金の28,000円（税込30,800円）です。上記点数を超える場合は別途見積となります（制作本数が多い場合は別途応相談）。

基本料金の場合の納期は、発注日から2営業日後です。

フィックス型EPUBの作成、およびテキスト情報を持たない古いPDFファイルのリンク化は費用、納期ともに相談となりますが、独自の変換技術により大幅な低廉化を実現しています。

利用事例

株式会社講談社様

2023年9月以降、3000点～9000点の索引とページ参照をもつ既刊フィックス型電子書籍において、弊社で索引とページ参照のリンク化を実施しています。

サービス開始キャンペーン

2024年1月末までキャンペーン期間となります。この間は基本料金を18,000円（税込19,800円）で提供いたします。

最後に

文書を扱うすべての法人向けの本サービスは、参照情報の多い文書のユーザビリティを飛躍的に向上させる可能性を秘めています。ぜひ株式会社和文の新しいリンク付与サービスをご利用ください。