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Zayed Sustainability Prize
会社概要

持続可能なソリューションに取組む中小企業、NPO、世界の高等学校を表彰するUAEの「ザーイド・サステナビリティ賞」2022年5部門の発表&授賞式開催

シェイク・ムハンマド・ビン・ラーシッド・アール・マクトゥーム殿下列席のもと、UAEのドバイEXPO会場で実施

Zayed Sustainability Prize

第14回「ザーイド・サステナビリティ賞」の発表と授賞式が2022年1月17日、アラブ首長国連邦(UAE)で開催され、アラブ首長国連邦(UAE)首相兼副大統領、ドバイ首長のシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシッド・アール・マクトゥーム殿下より、5部門の受賞者10名に賞が授与されました。今年のザーイド・サステナビリティ賞授賞式は、2022年アブダビ・サステナビリティ・ウィーク(ADSW)の開始と同時に行われ、ドバイEXPOと連携し、ADSW開会式と第13回授賞式を、1月17日(月)の午前中にドバイEXPO展示センターで開催しました。このイベントには、ドバイ副首相兼財務大臣であるシェイク・マクトゥーム・ビン・ムハンマド・ビン・ラーシッド・アール・マクトゥーム殿下も出席され、そのほか、各国首脳、政府閣僚、業界リーダー、各国大使など、世界中から数千人の参加者と600人を超えるVIPが集まりました。「グローバル・ハイスクール」部門(東アジア・太平洋地域)では日本の高校、UWC ISAK ジャパンが初受賞しました。

受賞者と列席者(授賞式)受賞者と列席者(授賞式)

シェイク・ムハンマド・ビン・ラーシッド・アール・マクトゥーム殿下は受賞者を祝福し、参加者がそれぞれのコミュニティで持続可能な発展を実現するという、この賞の重要な役割を再確認するとともに次のように述べました。「UAEは、シェイク・ハリファ・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン大統領のリーダーシップのもと、経済と人類の持続可能な発展を促進するために、世界的な持続可能性の課題を推進する重要な前進と貢献を続けています。ザーイド・サステナビリティ賞は、より多くの受益者に届くプラットフォームを通じてインパクトとイノベーションに報いることにより、苦難を緩和し生活を改善するための道筋を示し続け、こうした取り組みの最前線に位置しています。」

同殿下は、アブダビ皇太子でUAE軍副最高司令官のシェイク・モハメッド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン殿下の支援、関与、指示に焦点を当て、ドバイEXPOでの授賞式開催と、先月UAEの建国50周年を記念して発表された『50の原則』が、今年の授賞式に最適な背景となっていることを強調し、『すべての人にとってより持続可能な未来をつくる』という一つの目標を努力によって共有していることを強調しました。さらに、殿下は「この14年間、UAE建国の父であるシェイク・ザーイドの賢明かつ長期的なビジョンと遺産は、世界中の何百万人ものサステナビリティのパイオニアたちの情熱に火をつけ、私たちは、今日のような総合的な賞となるべく、賞の内容を強化・多様化することで新たな高みへ到達しようと鼓舞してきました。」と述べました。さらに殿下は、グローバル・ハイスクール部門について、急速に変化する世界において、将来の持続可能な開発の原動力となる若者の能力を強化し、明日のリーダーを形成し、社会文化や経済の発展への影響を促進するためにより大きな役割を果たすよう効果的に働きかけることの重要性を強調されました。また、学生主導の提案の多くが、個人、コミュニティ、そして世界的に影響を与える可能性を指摘し、その先見性と洗練された内容を称賛されました。このイベントには、副首相兼内務大臣のシェイク・サイフ・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン中将、副首相兼大統領府大臣のシェイク・マンスール・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン中将、アブダビ首長国連邦理事 シェイク・モハメッド・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン氏、寛容・共存大臣 シェイク・ナヒヤーン・ビン・ムバラク・アル・ナヒヤーン氏に加え、過去の受賞者や2022年のファイナリスト、さらにUAE国内外のさまざまな国家元首、大臣、その他高官クラスの方達が列席しました。

 

列席者(授賞式)列席者(授賞式)


賞金総額300万米ドル(約3億4,200万円)となる「ザーイド・サステナビリティ賞」は、「保健」「食糧」「エネルギー」「水資源」「グローバル・ハイスクール」の5つの部門で持続可能な革新的ソリューションに取り組む中小企業、NPO(非営利団体)からインスピレーションに満ちたソリューションに取組む団体、加えて、同様の取組みを計画する高校を表彰するもので、2008年以来、受賞した84の取り組みを通じ、150カ国、3億7,000万人以上の人々の生活を変革してきました。賞は部門ごとに1団体が選ばれ、受賞者にはそれぞれ60万米ドル(約6,840万円)が贈られます。賞金は、応募の対象となったサステナビリティ・プログラムまたはソリューションに充当されます。また、「グローバル・ハイスクール」部門は、世界6つの地域ごとに高校1校、計6校が選ばれ、各校に10万米ドル(約1,140万円)が贈られます。各校は応募の際に提案したプロジェクトを実施するために資金を使用し、申請した期限までに実行します。

殿下は、グローバル・ハイスクール部門について、急速に変化する世界において、将来の持続可能な開発の原動力となる若者の能力を強化し、明日のリーダーを形成し、社会文化や経済の発展への影響を促進するためにより大きな役割を果たすよう効果的に働きかけることの重要性を強調されました。また、学生主導の提案の多くが、個人、コミュニティ、そして世界的に影響を与える可能性を指摘し、その先見性と洗練された内容を称賛されました。

◆2022年の5部門の受賞者について

1.       保健部門
アルゼンチンのMamotest社が、テレラジオロジー(遠隔画像診断支援サービス)および遠隔診断を利用し、診断数と救命サービス数を向上させた取り組みが評価され、受賞しました。Mamotest社は、現在、乳がんに罹患した患者に質の高い医療サービスを提供するセンターを運営しており、5年後にはその対象者を100万人以上に拡大する計画です。また、患者のフォローアップにも力を入れ、Mamotestのシステムで診断された女性の87%が救命処置をすぐに受けることができました。さらに、Mamotestは、何百万人もの女性の意識を高め、これまでに5,000件以上の診断件数を実現しています。

2.       食糧部門
インドのS4Sテクノロジーズが、食糧保存と脱水システムにおいて重要な役割を果たしたことが評価され、受賞しました。現在、35,820人の生活にベネフィットを生み出しこれを5年以内に1,000万人にまで拡大する計画です。同組織は、農村部の女性の地位向上と新技術の活用に取り組み、食糧廃棄の削減と農家の収入向上を目指しており、女性農家の収入増加を支援するため、太陽光発電技術を導入しています。S4Sテクノロジーズは、経済的機会を背景に男女平等を支援する取り組みの一環として、零細企業家となった455人の女性農家に追加収入を提供し、年間50~200%の利益向上を実現しています。

3.       エネルギー部門
バングラデシュに拠点を置くSOLshareは、P2P(Peer-to-Peer)電力取引ネットワークを相互接続したマイクログリッドを構築し、同国の農村地域全体でより効率的な配電を可能にしましたエネルギー管理における取り組みが評価され、受賞しました。現在、合計35,300人に恩恵をもたらし、今後5年間で200万人にまで拡大する計画です。SOLshareは、1,000以上の世帯に85MWh以上のクリーンエネルギーへのアクセスを提供し、グリッド内で約500人の起業家にサービスを提供しています。

4.       水資源部門
シンガポールの中小企業であるWateroamは、被災地や農村地域向けの携帯用浄水器を通じて、汚染された水という世界的な問題に取り組んでいることが評価され、受賞しました。Wateroamの安全な飲料水のソリューションは、世界38カ国で15万人以上の人々が毎日清潔な飲料水を利用できるようになり、5年間で100万人にまで拡大する計画です。

5.       グローバル・ハイスクール部門
学校や地域社会のために開発したソリューションを構築または補強するためのプロジェクト案を提出した高校の中から、世界6地域を代表する6校が受賞しました。2012年に導入された同部門は、持続可能な未来に貢献する先駆者、革新者、そしてサスティナビリティの支持者となるよう、若者たちを刺激し勇気づけることを目的にしています。

2022年の受賞者は、東アジア・太平洋地域のUWC ISAK ジャパン(日本)、以下地域ごとに、アメリカ大陸のInstituto Iberia(ドミニカ共和国)、ヨーロッパ・中央アジアのLiceo Europeo(スペイン)、中東・北アフリカのEastern Mediterranean School(イスラエル)、サブサハラ・アフリカのSayidina Abubakar Secondary School(ウガンダ)、南アジアのHira School(モルディブ)となりました。

審査委員長で元アイスランド共和国大統領のオラファー・ラグナル・グリムソン氏は、次のように述べています。「今年の受賞者の創造性、ビジョン、潜在的なスケールの大きさは、サステナビリティの世界がより困難でありながらも確固たる輝かしい未来を見つめており、素晴らしい内容で元気を与えてくれるものでした。受賞者の皆様が、将来的に経済成長と脆弱なコミュニティが発展する礎を築き、その国の内外で、国連のSDGsに大きく貢献することを確信しています。」


UAE産業・先端技術大臣でザ-イド・サステナビリティ賞事務局長のスルタン・アーメド・アル・ジャベール博士は、次のように述べています。「UAE の賢明なリーダーシップと故シェイク・ザーイドの永続的な遺産の導きにより、当賞は世界中の数多くのコミュニティに、実質的かつ有意義で、長期的な影響を与え続けています。このため、同賞は10年以上にわたり、変化の触媒として世界的に高い評価を得ており、これまでに3億7000万人以上の人々の暮らしに恩恵をもたらしてきました」と述べています。さらに「ザイード・サステナビリティ賞の授賞式が、2020年ドバイEXPOのADSWのオープニングとともに開催されることは、UAEの経済成長のための先進的で包括的なモデルを特徴づける、持続可能で人道的な開発への取り組みを強化するものです。これまでの96の受賞者と、より良い世界を築くための共通のコミットメントのおかげで、暗闇の中で生活していたコミュニティが必要不可欠な太陽光発電の照明で照らされ、何百万人もの子供たちが安全な飲料水を手に入れ、持続可能な食糧ソリューションによって飢餓と栄養失調が克服され、世界の遠隔地で命を救うヘルスケアへのアクセスが最適化されるという進歩を見ています。」と述べています。

最後に事務局長は、UAEが主導する人道的イニシアティブ「Beyond2020」によって、同賞の影響力と地理的範囲が拡大されたことを強調し、スピーチを締めくくりました。Beyond2020は、首長国および国際的なパートナー数社と協力し、過去の受賞者やファイナリストが開発した持続可能性に関する重要なソリューションを、世界各地の脆弱なコミュニティに寄贈しています。

                                                                                      

◆ザーイド・サステナビリティ賞について
UAE建国の父である故シェイク・ザーイド・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン氏の遺志を継ぎ、2008年にUAEの指導者によって設立された賞で、世界中の中小企業、非営利団体、高等学校の革新的でインパクトがあり、心を揺さぶる持続可能で人道的なソリューションを表彰するU A Eの先駆的なグローバル・アワードです。問題の解決を加速させることに尽力する世界のパイオニアやイノベーターたちを認め、その功績を称えます。

部門は、保健、食糧、エネルギー、水資源、グローバル・ハイスクールの5部門です。

過去14年間で、96名の受賞者が誕生し、受賞者たちは、直接的・間接的に、世界で3億7,000万人以上の人々の生活にプラスの影響を及ぼしてきました。グローバル・ハイスクール部門には、約45,144人の生徒が参加し42万人以上のコミュニティに影響をもたらしています。

この賞の詳細については、www.ZayedSustainabilityPrize.comをご覧ください。twitter、Facebook、Instagram、YouTube などのソーシャルメディアプラットフォームでも情報を発信しています。

賞への応募方法については下記までお問い合わせください。

ザーイド・サステナビリティ賞日本事務局(2023年)株式会社ソラリス・スペース内
inquiryzsp@solarispace.com

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本社所在地
PO Box 54115 Abu Dhabi, UAE(アラブ首長国連邦)
電話番号
971-2653-3333
代表者名
なし
上場
未上場
資本金
-
設立
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