MBD用AI開発の英Secondmind、マツダにパワートレインの開発効率を高め環境負荷の低い自動車開発を加速するアクティブラーニングプラットフォームをライセンス供与

マツダは、グローバルで初めてSecondmindアクティブラーニングを導入し、実験の自動化でエンジン適合時間の50%削減を見込む

Secondmind(本社:英国ケンブリッジ、日本法人所在地:神奈川県横浜市、読み:セカンドマインド)は本日、マツダ株式会社が、エンジンキャリブレーションの効率向上と複雑化するパワートレイン設計・開発に対応していくために、パワートレイン用アクティブラーニングプラットフォームの複数年ライセンス契約を締結したことを発表しました。Secondmindとマツダは、ハイブリッドおよびEVのパワートレイン制御システムや、CASEなどの先進制御系開発領域を対象に、過去2年間続けてきた共同研究開発も継続していきます。

マツダは、次世代のSKYACTIVエンジンを制御するECUのキャリブレーションにSecondmindを採用し、Secondmindの最先端の機械学習を活用することで、従来のエンジンキャリブレーションプロセスの効率を2倍以上に高める効果を期待しています。自動車のモデルベース開発(MBD)におけるリーダーであるマツダは、排出ガス規制の強化、変化する消費者ニーズ、開発・製造段階から環境サステナビリティの向上など、複雑化する問題に対応するための機械学習のパートナーとして、Secondmindを選びました。

6年以上にわたる実践的な機械学習の研究活動をベースに開発したSecondmindパワートレイン用アクティブラーニングプラットフォームは、世界最先端の機械学習を応用することで、実験を自動化し迅速化するだけでなく、ノイズの多い多次元データからのモデル作成を実現します。当社の調査によると、パワートレイン向けのSecondmindソリューションは、自動車メーカーのエンジンのキャリブレーション時間を最大50%短縮、データの取得と処理コストを最大80%削減、プロトタイプ台数を最大40%削減できる可能性が示されています。この結果は、開発段階におけるお客様の環境サステナビリティ向上にも大きく貢献することを意味します。

SecondmindのCEOのガリー・ブロットマン(Gary Brotman)は、次のように述べています。「マツダはモデルベース開発のリーダーであり、そこに最先端の機械学習を導入することに成功したパイオニアです。次世代のパワートレインの設計と開発において、更なるイノベーションを起こすパートナーとしてマツダが当社を選んでくれたことを嬉しく思っています」

マツダのパワートレイン開発・統合制御システム開発担当​​執行役員の中井英二氏は次のように述べています。「Secondmindの機械学習技術の導入によりエンジンキャリブレーション工程の自動化が期待でき、その領域で2倍以上の効率化効果を見込んでいます。今後はさらに、CASE先進制御領域など、より多くの領域に、同様の革新を広げていくことを期待しています。SecondmindのAI技術を活用し、MBDを進化させより効率的な開発に取り組んでまいります。各社の困り事の有効な解決策になると確信しております」

※本プレスリリースは、2022年1 月18 日に英国ケンブリッジで発表したプレスリリースの抄訳版です。


Secondmindについて
Secondmind は、自動車業界が良い車をより早く開発し、尚かつサステナビリティを実現することに対して、機械学習を通じて寄与することを使命としています。数々の受賞をした実践的な機械学習の研究と先端技術を基盤とし、世界第一線の研究者、データサイエンティスト、機械学習エンジニアたちが開発するSecondmindのソリューションは、自動車のCASE化に伴い複雑化する制御技術設計において、お客様の革新の道筋となります。Secondmindは2016年設立、Amadeus Capital、Atlantic Bridge、Cambridge Innovation Capitalなどの大手VCから支援を受けています。日本法人は2020年12月に設立しました。詳細情報はこちらをご覧ください: http://www.secondmind.jp/

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