【デザイン】砂時計型の石のスツール「THE TIME ＜AJI-STONE STOOL＞」を弊社代表のプロダクトデザイナー花澤啓太と超石工アーティスト集団「たぶん、加工。」が協業しました。
ー「時間」をコンセプトにした砂時計型の石のスツール ー
■「THE TIME < AJI-STONE STOOL >」について
庵治石で作られた石のスツール。庵治石と聞くと墓石を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか？ 庵治石とは香川県高松市東部の牟礼町・庵治町でのみ産出される希少性の高い石で、水晶と同程度の強度が特長です。研磨すると石の表面に現れるまだら模様の光沢「斑 (ふ) 」。これは庵治石だけに見られる現象で唯一無二、その神秘的な美しさから「花崗岩のダイヤモンド」の名で世界的にも高く評価されています。
そんな庵治石を使って作られた「THE TIME < AJI-STONE STOOL >」。中目・細目・錆石という3種類の庵治石を使用しており、それぞれ違った表情を見ることができます。公共施設や屋外で使用するスツールとして「時間」をコンセプトに、「人それぞれの時間」や「モノやコトが経過する時間」を感じ楽しんでもらいたいという想いでデザインされています。
この石のスツールは2つの石を繋ぎ合わせ、中央の部分に鉄芯を入れたのち、接着されています。この加工により強度を担保し、美しいくびれを実用可能なスツールに落としこみました。このようなユニークな加工が行えるのも、多種多様な石の加工技術がある産地だからこそできる熟練の技なのです。
このスツールは「SANUKI ReMIX」という香川県で開催された合同展示会のプロジェクトの一環として制作されました。本プロジェクトは、11月にアーティザン（職人）とアーティストの交流イベントを開催した後、1月にかけて制作を行い、1月22日（土）・23日（日）に発表を迎えました。記念すべき第1回目の今回は弊社代表であるプロダクトデザイナー花澤啓太と超石工アーティスト集団「たぶん、加工。」がともにクリエイションし、新たな高付加価値を生み出すべく開発しました。
■商品概要
名称：THE TIME < AJI-STONE STOOL >
素材：庵治石（中目・細目・錆石）
サイズ：W300×D300×H550 mm
■「弾けて混ざれ。SANUKI ReMIX」について
伝統工芸や地場産業を支える讃岐のアーティザン（職人）と日本を代表するアーティストを混ざり合わせることで新しいアートプロダクトを開発し、工房見学ツアーによって日本全国のバイヤーやメディアにアーティザンの世界を体感していただく香川発の合同展示会です。
SANUKI ReMIXは、MATCHING、CREATION、EXHIBITIONの3つのコンテンツからなり、古くは江戸時代から香川県最上の迎賓館として活用されてきた重要文化財・玉藻公園｢披雲閣｣を舞台に、香川県の伝統工芸士や地場産業を支えるアーティザン（職人）と世界的アーティストやクリエイターが共創し、新たな高付加価値を生み出すプロジェクトです。
URL：https://s-remix.jp
MATCHING：
【盆栽】北谷養盛園 北谷隆一 × 成勝園 盆栽師 平尾成志
【香川漆器】川口屋漆器店 佐々木康之 × ヴィーガンレストラン菜道 フードスペシャリスト 楠本勝三
【野菜】薫る農園 河田薫 × ヴィーガンレストラン菜道 フードスペシャリスト 楠本 勝三
【手袋】株式会社ダイコープロダクト 川北康伸 × 成勝園 盆栽師 平尾成志
【丸亀うちわ】うちわ工房 三谷 三谷順子 × 株式会社onehappy アートディレクター 小杉幸一
主催：株式会社JTB ／ 株式会社人生は上々だ
プロデューサー：株式会社人生は上々だ クリエイティブディレクター 村上モリロー
■讃岐石材加工協同組合 超石工アーティスト集団 「たぶん、加工。」について
世界一の銘石「庵治石」が産出される香川県高松市東部の牟礼町、庵治町の里の石工たち、讃岐石材加工協同組合 石栄会所属の超石工アーティスト集団です。アート、プロダクト、グルメ、グラフィック、テクノロジーなどの様々なクリエイターとコラボレーションすることで、新たな「加工」の価値を生み出しています。
URL：https://www.tabunkakou.com
■株式会社アンノットについて
社名：株式会社アンノット
所在地：〒421-0122 静岡県静岡市駿河区用宗1-27-5
電話・FAX：054-270-7226
URL：https://unknot.co.jp
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