「新たな旅のスタイル」モニターツアー in 那須・軽井沢を実施

〜緑に囲まれて、自身の潜在力や地域の魅力を再発見〜

（株）ジェイアール東日本企画では、観光庁より受託した「企業研修等による地域への定期来訪に伴う来訪客の意識変化調査業務」の一環として、豊かな自然環境が魅力の那須・軽井沢の両エリアにて、「新たな旅のスタイル」モニターツアーを実施しました。
自分の可能性を見つけ、新たな交流を創り出す、新しい旅のカタチをご覧ください。

昨今、テレワーク等の場所に捉われないワークスタイルやウェルビーイングの考え方が広まったことで、「ワーケーション」や「ブレジャー」など新しい旅のカタチが注目を集めています。

今回のツアーは、首都圏在住の一般モニター（計50名）を対象とし、3月3日（木）～4日（金）の1泊2日を軽井沢にて、3月7日（月）～8日（火）の1泊2日を那須にて行いました。
参加者には往復の新幹線車中の「新幹線オフィス」や現地施設を使った快適なテレワーク環境を体験していただきました。また、現地ではビジネスや地域理解を深める講演・プログラムを設け、地域の皆さまとの関係づくりの場や地域課題解決のための着眼点を養うワークショップを実施しました。
 

• 参加者の声

モニターツアーの参加者からは、ワーケーションを初めて実践して、終えたときの充足感に喜びを感じる声や、地域の豊かな環境にインスピレーションを得て、ビジネスの可能性や自身の成長に向けたポジティブなコメントをいただくことができました。

「日々のリモートワークが、自然あふれる環境下で行うことでこんなにも充実度が変わるのかと驚いた」（メーカー・30代女性）
「もっと魅力ある日本の地方に何か貢献できるビジネスを生み出していきたいと感じた」（サービス業・20代女性）
「春先以外にもまた来たい。軽井沢は地域と都市のミックスで洗練された雰囲気と地域の良さが両立し興味深い街だった。よりよいコンテンツにするため今後力になりたい」（サービス業・40代男性）
「元々那須が好き。けど現地の方にも触れたことで、一緒に那須町の魅力開発やブランド価値向上に貢献できるかもしれないと思った。」（サービス業・30代女性）
「プライベートで再来した時に挨拶したい牧場の飼育責任者の方やリピートしたい温泉など、リラックスできる場所ができた。」（金融・30代男性）
「講義の受講やいろいろな人とのコミュニケーションを通し、視野がひろがる刺激的な2日間だった」（通信・30代男性）
「事業を構想するためのプロセスやマーケティングなどの知識・実戦経験など、もっと自身の知見を深める必要があると感じた」（サービス業・40代男性）
 

• 当日の様子

当日の様子を動画にまとめましたので、以下のURLよりご覧ください。
・YouTube URL：https://youtu.be/pthebeCAXFg

※参考：観光庁のワーケーションやブレジャーに関する取組みについて

観光庁では、ワーケーションやブレジャー等の仕事と休暇を組み合わせた滞在型旅行を、働き方改革などとも合致した「新たな旅のスタイル」と位置づけ、その普及を促進しています。
従来の日本の旅行スタイルは、特定の時期に一斉に休暇取得する、宿泊日数が短いといった特徴があり、旅行需要が特定の時期や場所に集中しやすい傾向にあります。このため、観光地や交通機関における混雑や密を回避し、感染症の拡大防止を図りながら、より多くの旅行機会の創出や旅行需要の分散化を進めていく必要があります。
他方で、昨今、テレワークが浸透する中で、場所にとらわれない柔軟な働き方が可能となってきています。そのような中、働き手が職場や自宅を離れ、仕事もしながら余暇も過ごせるようになることで、日常にない気付きや学び、交流が得られ、新たな価値創出や地域・社会の課題に取り組むなどのきっかけとなるといった効果も出てきています。
そうした状況を踏まえ、「新たな旅のスタイル」の更なる普及・促進に向けた取り組みとして、今回は那須・軽井沢において、ご参加いただいた約５０名の方を対象に、具体的な体験をして頂けるモニターツアーを実施しました。公開させて頂いたURLより実際の様子をご視聴頂けます。この機会にワーケーションやブレジャー等についてご理解を深めて頂けましたら幸いに存じます。

《「新たな旅のスタイル」モニターツアー in 那須》

 

実施日：3月7日（月）～8日（火）の1泊2日
参加者：首都圏から26名
旅のポイント
・地域との交流を含む体験プログラム
・地域課題解決に繋ぐワークショップ
・自然豊かな滞在環境
・快適なテレワーク環境
講演・プログラム
・新幹線オフィス車両での移動（車両内で有識者による講演録画動画視聴）
・那須町講演（那須町の地域課題や那須町の魅力について）
・観光庁講演（新たな旅のスタイル～住まうように旅する、仕事を持ち運ぶように暮らす～）
・事業構想大学院大学講義及びグループワーク（地域課題解決に資する事業構想のつくりかた）
・オンライン異業種交流会
・TOWAピュアコテージにて就業体験
・牧場での観光体験（乳しぼり・バター作り）
・フィールドワーク（観光事業者へのヒアリングや事業課題把握・解決検討等）

《「新たな旅のスタイル」モニターツアー in 軽井沢》

実施日：3月3日（木）～4日（金）の1泊2日
参加者：首都圏から24名
旅のポイント
・地域との交流を含む体験プログラム
・新たな気づきの講演
・自然豊かな滞在環境
・快適なテレワーク環境
・快適な移動環境
講演・プログラム
・新幹線オフィス車両での移動（車両内で有識者による講演録画動画視聴）
・軽井沢プリンスホテル ウエストにて就業体験
・観光庁講演（新たな旅のスタイル～住まうように旅する、仕事を持ち運ぶように暮らす～）
・味噌作り体験
・オンライン異業種交流会
・Karuizawa Prince The Workation Core、地域のステーションワーク連携施設、
STATION BOOTH等にて就業体験
・オンデマンド交通を利用しての移動
・いちご農園ボランティア体験