中井和夫著『ウクライナ・ナショナリズム――独立のディレンマ』
ウクライナ危機を理解するために不可欠な名著を緊急復刊
一般財団法人 東京大学出版会(東京都目黒区、理事長:吉見俊哉・東京大学教授)は、中井和夫(東京大学名誉教授)著『ウクライナ・ナショナリズム――独立のディレンマ』(1998年刊)の販売を4月11日に開始いたしました。本書はながらく品切状態でしたが、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、この異常事態を理解するための正確な知識と分析をふたたび提供すべきと判断し、緊急復刊に踏み切りました。
■ 『ウクライナ・ナショナリズム』内容紹介
1991 年に独立国となり、ヨーロッパとロシアのあいだで揺れ続ける、旧ソ連の大国ウクライナ。本書は、ウクライナのナショナリズムに焦点を当て、第二次世界大戦からペレストロイカに至る軌跡と独立のプロセスを描き出し、さらには独立後に直面するディレンマを明らかにします。
http://www.utp.or.jp/book/b300442.html
[主要目次]
はじめに――ナショナリズムの現在
第一章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史と特質
第二章 ウクライナ化を求める運動――六〇年代からペレストロイカへ
第三章 独立へ――ソ連からの「退出」
第四章 独立のディレンマ
おわりに――民族関係論への展望
■ 著者略歴
中井和夫(なかい かずお)
1948年生まれ。1973年東京大学教養学部卒業、1979年同大学大学院博士課程単位取得退学。秋田大学教育学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、現在は東京大学名誉教授。日本における数少ないウクライナの専門家として、学界を牽引してきました。
[主要著書]
『ソヴェト民族政策史』(御茶ノ水書房、1988年)
『連邦解体の比較研究』(共著、多賀出版、1998年)
『ポーランド・ウクライナ史』(共編、山川出版社、1998年)
■『ウクライナ・ナショナリズム』を推薦する
「日本におけるウクライナ研究の先駆者である中井和夫氏の手になる本書は、ソ連時代から独立後にかけての政治史を多角的に解明して、『独立のディレンマ』を浮き彫りにしている。今日の情勢の背景を知る上で必読の書である。」(塩川伸明:東京大学名誉教授/ロシア政治)
■ 問い合わせ先
一般財団法人 東京大学出版会
東京都目黒区駒場4-5-29(〒153-0041)
電話:03-6407-1069/FAX:03-6407-1991
Mail:order@utp.or.jp
1991 年に独立国となり、ヨーロッパとロシアのあいだで揺れ続ける、旧ソ連の大国ウクライナ。本書は、ウクライナのナショナリズムに焦点を当て、第二次世界大戦からペレストロイカに至る軌跡と独立のプロセスを描き出し、さらには独立後に直面するディレンマを明らかにします。
http://www.utp.or.jp/book/b300442.html
[主要目次]
はじめに――ナショナリズムの現在
第一章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史と特質
第二章 ウクライナ化を求める運動――六〇年代からペレストロイカへ
第三章 独立へ――ソ連からの「退出」
第四章 独立のディレンマ
おわりに――民族関係論への展望
■ 著者略歴
中井和夫(なかい かずお)
1948年生まれ。1973年東京大学教養学部卒業、1979年同大学大学院博士課程単位取得退学。秋田大学教育学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、現在は東京大学名誉教授。日本における数少ないウクライナの専門家として、学界を牽引してきました。
[主要著書]
『ソヴェト民族政策史』(御茶ノ水書房、1988年)
『連邦解体の比較研究』(共著、多賀出版、1998年)
『ポーランド・ウクライナ史』(共編、山川出版社、1998年)
■『ウクライナ・ナショナリズム』を推薦する
「日本におけるウクライナ研究の先駆者である中井和夫氏の手になる本書は、ソ連時代から独立後にかけての政治史を多角的に解明して、『独立のディレンマ』を浮き彫りにしている。今日の情勢の背景を知る上で必読の書である。」(塩川伸明:東京大学名誉教授/ロシア政治)
■ 問い合わせ先
一般財団法人 東京大学出版会
東京都目黒区駒場4-5-29(〒153-0041)
電話:03-6407-1069/FAX:03-6407-1991
Mail:order@utp.or.jp
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