柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)が全仏オープン混合ダブルスで優勝!同大会では1997年以来、25年ぶりの快挙を達成!
橋本総業ホールディングスとして初めてのグランドスラム優勝者を輩出
橋本総業ホールディングスと所属契約を結ぶ、日本人女子テニスプレーヤーの柴原瑛菜が、オランダの男子テニスプレーヤー、ウェスレイ・クールホフとペアを組み、全仏オープン混合ダブルスで優勝しました。
同大会では1997年の平木理化・マヘシュ・ブパシ以来25年ぶり、グランドスラムでは1999年全米オープンの杉山愛・ブパシ以来23年ぶりとなり、歴史に残る偉業を成し遂げました。
柴原は、日本人の両親を持つアメリカ育ちの選手で、1998年2月12日生まれの24歳。ジュニア時代から高成績を収めており、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にスポーツ奨学生として入学します。そして、2年後に大学を休学し、プロへの道を選択しました。
プロ入り当初は日本での実績もなかったため、スポンサー探しに苦慮しましたが、プロテニスプレーヤーの佐藤直子氏より「米国在住の良い選手がいるが、日本での活動拠点がないため、応援してほしい」との依頼によって、橋本総業ホールディングスの所属選手となりました。
2019年には東京五輪の出場を見据えて日本国籍を取得。その後パートナーとなった青山修子との女子ダブルスでは、ツアー8勝を挙げ、グランドスラムでは全豪、全仏でベスト8、全豪、ウインブルドンでベスト4へ進出。世界ダブルスランキングのキャリアハイは4位をマークしています。
今回のクールホフとの混合ダブルスは、クールホフ選手よりインスタグラムのダイレクトメッセージによってオファーがあり、それを受けたことによって実現しました。柴原は「彼をフォローしていなかったのでしばらく気づかなかった」と言います。
こうして始まった全仏オープンは、柴原8位、クールホフ11位と2人のランキングも高かったため、第2シードでの出場となりました。
1回戦こそ第1セットダウンからフルセットで辛勝となりましたが、以降は全てストレートでの勝利。2人のサービス力も生かしつつ、硬軟取り混ぜたショットバリエーションで相手を翻弄し、決勝へ進出しました。
決勝でもネットプレーで見事な反応を見せたり、アグレッシブなリターンで攻めたりする柴原と、ダブルス巧者らしいコースの打ち分けでポイントするクールホフ。途中、クールホフのペースの右足に痛みが生じ、ペースを落とすものの、タイブレークで第1セットを先取します。
第2セットは第3、5ゲームでサービスブレークを果たし5−2でリード。マッチポイントは、柴原がセンターへサービスエースを放ち、鮮やかに優勝を決めました。
初めてとなるグランドスラム優勝に柴原は「私は家族5人でミックスダブルスをやって育ちました。そして今、グランドスラムでプレーしています。(クールホフと)一緒に組めてとても楽しかったし、夢が叶いました」と喜びを口にしました。
橋本総業ホールディングス所属選手としても初めてのグランドスラム優勝者の誕生となります。日本のプロテニスプレーヤーの応援、支援を続ける同社にとっても、夢が叶った瞬間となりました。
■決勝スコア
柴原瑛菜/W・クールホフ 7-5(6) 6-2 U・エイケリ/J・フリーゲン
■柴原瑛菜
1998年2月12日生まれ(24歳)170cm 右利き。
アメリカ・カリフォルニア州 マウンテンビュー生まれ。
7歳からテニスを始める。
全米オープンジュニアダブルス優勝。
世界ダブルスランキング8位(最高4位)
女子ダブルスタイトル8
グランドスラム 女子ダブルスベスト8(‘20全仏、‘21全豪。ベスト4(’21ウインブルドン、’22全豪)
■全仏オープン2022
2022年5月22日(日)~6月5日(日) フランス・パリ・ローランギャロス
賞金総額:4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金:220万ユーロ(約3億円)
混合ダブルス優勝賞金:12万2000ユーロ(約1683万円)
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