日本を拠点とする法人暗号資産の運用管理株式会社Next Finance Tech | 資金調達を実施しました

株式会社Next Finance Tech

2022年8月9日 12時22分

日本を拠点とする法人暗号資産の運用管理の株式会社Next Finance Tech（本社：東京都渋谷区、代表取締役：徳力創一朗、土田真也）は国内ベンチャー・キャピタル「ANRI」様より資金調達（シードラウンド、金額非公開）を実施したことをお知らせいたします。

株式会社Next Finance Techについて

弊社は日本国内における暗号資産の普及を見据え、より多くの経済人がその運用・管理に関する魅力的な機会を享受できる「Fun with Finance」をテーマに創業しました。ブロックチェーンを用いた金融サービスはその非中央集権型という特徴故、事業者としての倫理観、安全性がより重視されますが、ゴールドマン・サックス出身の共同創業者を中心に顧客本位のビジネスを弊社の最重要課題に掲げております。暗号資産の金融機関として日本国内のお客様向けに信頼性のあるサービス提供を行って参ります。

ビジネス・事業環境の背景について

岸田政権によるWeb3.0に関する骨太方針では暗号資産の普及に向けた環境整備が盛り込まれ、いよいよ日本でも海外のように多くの個人・法人が暗号資産を保有する時代を迎えようとしています。日本ではまだまだ暗号資産は投機的な資産という印象を持たれがちですが、欧米では法定通貨と同じように価値の保存機能、交換機能、尺度機能を持つものとしての活用が進んでおります。日本においても、金融庁の発表では国内信託銀行の暗号資産カストディ業務が開始される見通しとなり、暗号資産を始めとするデジタル・アセットのより安全な保有に向けた準備が始まっています。新しい技術・社会情勢・法規制が日々急速に変化する中、難しい舵取りを求められることが想定されますが、ミッションである「Fun with finance」を実現すべく、積極果敢に挑戦して参ります。

ANRI様について

ANRIは2012年のANRI1号ファンド設立より、一貫して創業初期（シード期）に特化したスタートアップへの投資を実行。現在4つのフラッグシップファンドと脱炭素に特化したANRI GREENファンドを運営し、累計386.9億円を運用しております。「未来を創ろう、圧倒的な未来を」というビジョンのもと、シード期の企業への投資を中心に、その後の投資ラウンドも追加投資を行うことで、起業家の事業実現を一貫した姿勢で手厚く支援をいたします。

ANRI担当者中路様コメント

アセット・クラスとして今後確立されていくことも予想されている暗号資産の分野にて、ゴールドマン・サックス出身の創業者達が顧客に向き合い事業を作っていくという事業構想を伺い出資をさせていただきました。まだまだ黎明期な暗号資産の領域においては、金融機関出身の創業者達が顧客中心に考え、事業を構築していく必要がある時期だと理解しております。だからこそNext Finance Tech社は先陣を切りこの市場を整備していく必要があると思い、出資させていただきました。期待しています！

コアメンバープロフィール

Co-Founder　Shinya Tsuchida
大阪大学情報科学研究科修士課程修了後、ゴールドマン・サックスのエンジニアリング部門にて証券システムや運用システムのQA業務に従事。2021年に当社を設立し、代表取締役に就任。

Co-Founder　SoichiroTokuriki
京都大学大学院経営学修士課程修了後、ゴールドマン・サックスの資産運用部門にて国内機関投資家に対する伝統資産、オルタナティブ資産等の運用戦略の提案に従事。当社では、2022年に取締役に就任。

Engineering Advisor　Toshiki Ishikawa
慶應義塾大学理工学部情報工学科卒業後、ゴールドマン・サックスのエンジニアリング部門にて証券決済システムの開発・運用・保守に従事。慶應義塾大学医学部にて眼科学教室研究員として、⺠間企業とのAI診断プロジェクトのシステム開発に携わる。当社では、社内アーキテクチャ設計・開発を担当。

EngineeringAdvisor　Yoshiki Kurihara
大阪大学情報科学研究科修士課程修了後、AWS Japanにエンジニアとして入社。その後、株式会社Yuimedi (https://yuimedi.com/) にて医療系ソフトウェアの開発エンジニアとして従事。業務の傍ら OSS プロジェクト Node.js の Core collaborator として活動。当社では、クラウドインフラストラクチャ・フロントエンドアーキテクチャの設計を担当。