起業家バンク「スモールビジネス成功読本」が紀伊國屋書店（阪急梅田本店）のビジネス書ランキングで1位獲得！

株式会社ジョイントストラグル

2023年10月1日 10時52分

起業家バンク（運営会社：株式会社ジョイントストラグル）は、これから独立開業を目指す起業家のために『スモールビジネス成功読本』を出版しました。起業を４つのタイプに分類した体系的で読みやすい書籍です。紀伊國屋書店阪急梅田本店のビジネス書ランキングで販売数1位を獲得しました（2023年9月）。

本書の目次

【第1章】

新規開業後1年で約4割の事業者が赤字に

ビジネスモデルの完成度と資金繰り次第で存続率はぐんと高まる

【第2章】

「生業的起業」「ニッチ的起業」「ベンチャー的起業」「系列的起業」

起業タイプの把握がビジネスモデル作成のスタートライン

【第3章】

重要なのはビジネスの仕組みづくりと収支予測

これから始めるビジネスを事業計画書へ落とし込み、視覚化する

【第4章】

融資、出資、クラウドファンディング……

資金調達先ごとの特徴を確認し、最適な資金調達計画を検討する

【第5章】

補助金や助成金、税制優遇、低金利での融資利用

煩雑な手続きをクリアすれば民間よりも有利な資金調達も

【第6章】

法人設立の判断、口座開設、入居審査……

知らないと損する！押さえておくべき立ち上げ時の手続き

【第7章】

起業後は毎日自己レビュー

PDCAの高速回転でキャッシュフローを安定させることが、スタートアップ成功のカギ

本書の目的（あとがきより一部抜粋）

　世の中の起業についての発言、記事、書籍や研究論文に至るまで、起業の多様さに着目したものが無いように感じられます。多様性に富んだ起業の姿があやふやなまま起業のノウハウが語られ、それが一人歩きをしているように思えました。情報が氾濫する現代において、起業のノウハウに関する情報は大量に錯綜しており、起業家が氾濫する情報の中から「自分の起業にマッチした情報」を選び取るのは決して易しいことではありません。これではせっかくの価値ある起業ノウハウも有効に活用されることはないでしょう。そのため、多様な起業の姿を分かりやすく、かつ体系的に整理したものを世に出そうと考えました。

　そこで、私が起業研究をしていたときに使っていた起業の分布図を応用し、市場規模とニーズの２軸を設定して起業のタイプを分けることにしました。その結果として表れたものが、「生業的起業」「ニッチ的起業」「ベンチャー的起業」「系列的起業」の４タイプとなります。この４タイプにはそれぞれに特徴があり、取りうる戦略も異なってきます。自分の起業タイプを把握することでスムーズな起業を実現することができ、自分にマッチした有益な起業ノウハウを的確に選び取ってください。

プロフィール

前薗浩也/著

関西学院大学法学部卒業後、日本政策金融公庫（旧国民生活金融公庫）に入庫。融資審査員として公庫に在籍しながら神戸大学大学院経営学研究科で起業に関する研究を行う。公庫退社後は、財務省の融資部門で公営企業の監査業務に従事し、現在は事業計画書の作成支援を専門とする起業家バンクの運営責任者を務める。中小企業診断士、行政書士、1級ファイナンシャルプランナー技能士（CFP）、MBAを取得。日本ファイナンシャルプランナー協会CFP試験の作問委員としても活動。