堀場製作所 堀場会長が自ら語る、ホリバリアン育成術 - 人材活性化フォーラム　

～堀場会長、動くガンダム技術責任者、ダイハツ車両開発責任者に学ぶ人材活用の法則～

中小企業を中心に人づくりと企業間交流を推進する公益社団法人大阪府工業協会（大阪市中央区南本町2-6-12、会長：黒田章裕・コクヨ株式会社会長）は、人と組織の課題をテーマにした講演会「人材活性化フォーラム」を2月3日(金)に開催します。ものづくり関連団体ならではの切り口で、他では揃わない3名の講演者を選定。「人材」を軸にした、ここでしか聴けない講演を通じて、自社における人材活性化のヒントを得ていただける場です。

大阪府工業協会は、モチベーション向上、風土醸成、離職率低減などに代表される「人と組織の課題」をテーマとした講演会「人材活性化フォーラム」を、2月3日（金）にハイブリッド形式で開催します。

 

大阪府工業協会について
大阪府下を中心とした製造業の経営者の団体です。産業の活性化と企業における人材育成への貢献を目的に、さまざまな事業を行っています。

人材活性化フォーラムの開催意義と目的
全ての企業において共通の課題である“人材育成”。特に製造業においては、製造現場から技術系、ホワイトカラーまで様々な職種が混在するため、部門をまたいだ様々な取り組みが必要です。厚生労働省の令和3年雇用動向調査で9.7%にまで悪化した離職率の低減も大きな課題です。また、モチベーションの維持や新しいことに積極的に取り組みイノベーションを起こす姿勢なども、風土として醸成が必要です。そういった、人と組織に関する課題解決のヒントを提供すべく立ち上げた講演会です。

ものづくり関連団体ならでは！他では絶対に揃わない3名の講演者
講演者は、ものづくりに関わる企業を支援する大阪府工業協会ならではのラインナップで、特に製造業や工業製品を扱う商社の方にイメージいただきやすい事例をお話しいただきます。
　　講演１　「チーフエンジニア視点での人材・組織の活性化」　～人を動かしチームで目標を達成するために～
　　　　　　ダイハツ工業㈱　くるま開発本部　製品企画部　エグゼクティブチーフエンジニア　仲保　俊弘 氏

　　講演２　「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA 多様な人材の力で実現した実物大“動くガンダム”」
　　　　　　　～企業を飛び出し、多様な技術者集団を率いる力～
　　　　　　一般社団法人ガンダムGLOBAL CHALLENGE 　テクニカルディレクター　石井 啓範 氏

　　講演３　「いきいき働く“ホリバリアン”を育てる」　～やる気を引き出す人材マネジメントの極意～
　　　　　　㈱堀場製作所　代表取締役会長兼グループCEO　堀場 厚 氏

オンライン参加も可能なハイブリッド形式。会場参加者は講演者との名刺交換が可能
昨今の新型コロナウイルスの感染状況もふまえ、会場の定員を80名に制限。一方で、近畿圏外からもご参加いただきやすいよう、オンライン聴講も可能なハイブリッド形式としています。
また、会場参加の方は、全講演終了後に講演者への直接の質問や名刺交換が可能です。聴衆の前では聞けないことも、遠慮なく質問いただける貴重な機会を提供します。

開催概要
日 　時：2023年2月3日（金）12時30分～16時30分
会 　場：ホテルロイヤルクラシック大阪　３階 麗・寿　　大阪市中央区難波4-3-3
　　　　　大阪メトロ各線「なんば」駅12番出口直結
定 　員：会場参加：80名　/　オンライン参加：160名
参加費 ：5,500円 （会場参加・オンライン参加とも）
詳細・お申込：https://www.opmia.jp/seminar/7021/

登壇者と講演内容

仲保　俊弘 氏
ダイハツ工業㈱　くるま開発本部　製品企画部　エグゼクティブチーフエンジニア
ダイハツ工業初のハイブリッド車“ロッキー”の開発責任者（チーフエンジニア＝ＣＥ）である仲保氏。数年にわたる開発期間の中、設計、製造、営業や協力会社など数百名の関係者を率いてこられました。今回は、チームを率いる立場としての心構え、目標設定とそれを達成するための実践手法など、トヨタとダイハツ２社でのＣＥ経験で見出した人材や組織活性化の原則についてお話しいただきます。

石井 啓範 氏

一般社団法人ガンダムGLOBAL CHALLENGE 　テクニカルディレクター　
２０２０年、横浜・山下ふ頭の大地に立った１８mの実物大“動くガンダム”。ガンダムという海外からも高い注目を集めるコンテンツと、日本のものづくり、優れた技術力が融合した稀有なプロジェクトです。当時の勤務先であった日立建機を飛び出し、このガンダムの設計やプロジェクト管理を担当したのが石井氏です。業種の異なる多数の会社の、様々な背景を持つ技術者を取りまとめながら、いかにしてプロジェクトを進行していったか。今回は、その経緯や人材活用、そして“動くガンダム”の構造や魅力についてお話しいただきます。

堀場 厚 氏

㈱堀場製作所　代表取締役会長兼グループCEO
“おもしろおかしく”を社是とし、何事にも前向きな社風で有名な堀場製作所。社是を体現する同社の社員は“ホリバリアン”と呼ばれ、仕事に対して楽しく、かつ真剣に取り組もうとする姿勢は、全世界約８，２００人の社員に浸透しています。１９９２年の社長就任後、様々な施策で社是の浸透をはかってきた堀場氏。「出過ぎた杭は打たれない」をはじめとした、本気で仕事に取り組む社員のやる気を引き出す人材マネジメントについて、お話しいただきます。