滋賀県初・湖魚専門の漁師旅館「舟倉」が長浜市湖北町に3月1日（水）グランドオープン

鮮度抜群の天然ビワマスや郷土料理「ふなずし」など、湖魚料理の魅力を次世代に伝承し漁師不足解消へ

びわ湖の天然魚が楽しめる宿「舟倉」（所在地：長浜市湖北町、代表　松田悠樹）は、びわ湖の漁師不足解消への取り組み等に向けて事業再編し、滋賀県初（自社調べ）となる湖魚を専門にした漁師直営旅館「舟倉（ふなそう）」を2023年3月1日（水）にグランドオープンします。また、オープンに先駆けて1月28日（土）よりクラウドファンディングを開始します。

当店のある滋賀県長浜市湖北町は、水質が綺麗で魚の生臭さが少ない古来からの固有種の漁獲量が高いエリアとして知られています。昭和30年頃まではびわ湖の漁師業は盛んであったものの減少傾向にあり、現在は現役漁業者の6割が65歳以上と、高齢による漁師の減少は避けられない現状に直面しています。

長年営まれてきたびわ湖の漁業文化を残していくため、当店での湖魚の消費を増やし、地元漁業で漁獲する湖魚の消費推進や活性化へと繋げ、びわ湖の漁師にとって新しいビジネスモデル「漁師×旅館」の参考事例となることを目指すべく、漁師旅館「舟倉」のオープンを決意しました。

漁師旅館「舟倉」3つの魅力

• 魅力1：漁師が獲った鮮度バツグンの天然湖魚

“びわこの宝石”と呼ばれる上質な脂が口の中でとろけるびわ湖の固有種「ビワマス（サケ科）」など、当店で提供する湖魚は全て天然モノです。お食事されたお客様からは、「湖魚は泥臭いイメージを持っていたが、食べやすく感動する美味しさ」とのお声をいただくなど、店主自らが漁獲する天然湖魚が楽しめます。

• 魅力2：滋賀県でしか食べられない湖魚料理

約400年の歴史を持つびわ湖の固有種は「ビワマス、ホンモロコ、ニゴロブナ、イサザ、ゴリ、コアユ、スジエビ、ハス」等の50種類を超え、滋賀県ならではの湖魚の多彩な食べ方が育まれました。独自の食文化が継承される中で、その代表である「ふなずし」は根強い人気を誇るものの、近年のニゴロブナ減少を理由に提供する飲食店が激減。そんな中、当店では自家製の「ふなずし」を作り提供しています。ふなずし独特の臭みが少なく、チーズのようなまろやかな熟成した味わいが特徴です。このように、湖魚の魅力を感じてもらえる滋賀県の郷土料理を数々ご用意します。

• びわ湖が一望できるロケーション

一日二組限定で全室レイクビュー、ジャグジーバスからもびわ湖の四季折々の景色を一望することができます。

クラウドファンディングに挑戦！
〈解決したい課題・クラウドファンディングの目的〉

• 1：湖魚の美味しさや魅力の発信 

湖魚の消費・流通は極めて限定的です。 食生活の多様化、安価な輸入魚介類の流通等に加えて、コロナの影響で観光需要や外食需要 の減少による魚の消費低迷は更に進んでいます。 そのような中で、舟倉がびわ湖の自然豊かな地域・伝統、湖魚のおいしさなどの魅力を発信し次世代に伝承していくことで、地元漁業の湖魚の消費推進や活性化に繋がると考えています。

• 2：漁師不足の解消 

県内のびわ湖漁業者は、現役漁業者の6割が65歳以上になり、高齢による漁師の減少は避けられない現状です。 滋賀県漁連においても新規漁業就業を推進されていて、一刻も早く漁師の担い手が求められています。 

当店での湖魚の消費が増えることで、地元漁業の湖魚の消費推進や活性化に繋がり、びわ湖の漁師にとって新しいビジネスモデル「漁師×旅館」の参考事例にもなると考えています。

〈リターン：食事券・宿泊券を先行販売〉

 

1.【お取り寄せ】お家でびわ湖の天然湖魚セット(3,000～2万円)
2.【お食事券】びわ湖の幸づくしのお食事コース(2万円)
3.【宿泊券】お食事＋ご宿泊のまったりコース(6万円)

■目標金額：80万円
■実施期間：1月28日（土）～2月28日（火）

クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/650884

■旅館「舟倉」の概要
所在地：滋賀県長浜市湖北町尾上313-7
​電話番号：0749-79-1008

アクセス：
【お車をご利用の方】
長浜ICより、湖岸道路を北向きに20分
小谷スマートICより、尾上温泉方面へ15分
木之本ICより、湖岸道路を南向きに15分

【電車をご利用の方】
JR北陸線「長浜・敦賀方面」に乗車し、
JR「長浜駅」または「高月駅」下車。

※要予約 2名様よりお迎えに上がります。

​施設構成：2室　休憩室/お食事処  ※最大1室5名
宿泊料金：1名 25,000円～（税サ込）～／1泊2食付き
開業日：2023年3月1日（水）

■オーナープロフィール
松田悠樹
調理師専門学校を卒業後、京都の老舗懐石料理店にて修行。その後、地元・長浜に戻りホテル等で経験を積む。2018年に父が創業した「舟倉」を引き継ぎ、家族で経営。