熊野古道エリアの山桃を使用した「熊野やまももシロップ」をネット＆観光案内所で販売

和歌山県上富田町のまちづくりの団体　口熊野かみとんだ山桃会（Kumano Berry）

口熊野かみとんだ山桃会

2023年3月3日 19時05分

サントリーとのコラボ「熊野やまもも翆ジンソーダ」や上富田町で「ヤマモモ」の学校給食採用など、地域全体に広まり始めた

「熊野本宮大社」に繋がる巡礼の道である熊野古道は、世界遺産に登録されており、古代より最も多くの参詣者が歩いたとされる中辺路（なかへち）をはじめ、複数の道が和歌山・奈良・三重の3県に渡り構成されている。その熊野古道エリアでは、自然豊かな食材を楽しめることができる。
Kumano Berryの代表者樫木美喜恵は、その中でも「ヤマモモ(山桃)」という温暖地域の上富田町で育つ赤い果樹で、上富田町（かみとんだちょう）を盛り上げたいと考えた。

幻の果実として知られるヤマモモ

ヤマモモは、中国では栽培されており、中国では楊梅（ヤンメイ）と呼ばれている。蘇州のある江蘇省や、浙江省、雲南省や福建省、広東省など南部の地域で広く栽培されている。だが、国内の生産量はそう多くなく、徳島県が生産量第1位（12.8t）であり、その他の地域は1.6t以下である。上富田町では、2022年に1.6tの生産量となり、実質2位となっている。

収穫の様子

酸化防腐剤無添加のシロップへの加工で体にいい美味しいドリンクを実現

上富田町内で梅果実の加工をしている企業と連携し、ヤマモモシロップを開発した。代表の樫木は、ヤマモモの栄養と美味しさに着目し、商品を通じて全国に上富田町の町木を広めたいと考えた。
現在はオンラインショッピングにて、ギフト用かつ体に女性に優しい商品として、特に健康を気にする30代以上の顧客に親しまれている。
また、大手飲料企業のサントリーとのコラボや、TVや雑誌の取材、上富田町の学校給食で小中学生に活用されるなど、地域での活動を続けている。(地元の飲食店等で楽しむことができる。)

やまももの栄養表

100g換算あたりのカロリー	44kcal / 100g
炭水化物	1.47g
糖質	1.33g
たんぱく質	0.07g
脂質	0.03g
ビタミン	葉酸が多め(※)
ミネラル	マンガンが多め(※)

※葉酸：代謝に関与しており、DNAやRNAなどの核酸やたんぱく質の生合成を促進し、細胞の生産や再生を助けることから、体の発育にも重要なビタミン

※マンガン：肝臓の中にあるミトコンドリアに多く含まれ、特に酵素の活性化を助けながら、体内の代謝に深く関わっている栄養素

購入方法

やまもも関連の商品は、オンラインショップ及び現地での購入が可能となっている
【Online shop】
①Yahoo Shop：https://store.shopping.yahoo.co.jp/kumanoberry/search.html
②食べチョク：https://www.tabechoku.com/producers/27040/products
③自社ECサイト：https://kumanoberry.thebase.in/

【現地購入】
①和歌山県の口熊野かみとんだ観光案内所
②和歌山県内のホテル数箇所
③和歌山県内の道の駅
④県内の飲食数箇所

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活用術①　やまもも手毬寿司　お雛様のご飯を華やかに

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詳細は、Instgramやホームページから　
該当Instagram　： https://www.instagram.com/p/CpKUhwFMAi_/
該当HP　： https://www.yamamomo.jp/recipi/recipi-124