【5/29まで】茗溪学園主催・学年を問わず一般参加可能な模試「茗溪オープン」開催のお知らせ

茗溪学園中学校・高等学校（〒305-0061 茨城県つくば市稲荷前1－1－1、校長：宮﨑 淳）は、新設カリキュラムのアカデミアクラスが3周年を迎えるにあたり、在籍生徒に限らず、一般の中学生・高校生・大学生から社会人まで広くご参加いただける新しい形式の試験「茗溪オープン」を開催することと致しましたので、お知らせいたします。

■アカデミアクラスとは

茗溪学園では、「人生の基盤となる学びの獲得」という教育理念の元にアカデミアクラスを新設し、3周年を迎えました。人生の基盤となる学びとは、深い思考の末に「分かった！」という感動体験を通じて真に理解した学びです。そのような経験を積んだ子どもたちは、中学・高校卒業後も、ひいては生涯を通して学び続ける人材になると考えています。アカデミアクラスでは、学習指導要領に沿いながらも、上記理念に基づいた独自のアプローチによるカリキュラム構築を進めています。

（アカデミアクラスのアプローチの例）

・単語を暗記する　→　言葉の成り立ちや背景、文脈に応じた多義性を理解する

・公式を使い計算する　→　定義を明確にし、それを元に定理や公式を導く基本姿勢を身に着ける　

■茗溪オープン開催の目的

アカデミアクラスでは、独自のアプローチを採用しているために、一般的な試験や外部模試では学習の習熟度が測ることができません。そこで、独自の実力判定試験を開催することといたしました。

茗溪オープンでは、東京大学などが入試を介して高等教育に対し期待している能力、すなわち、「論理的な読解力・判断力・推論力・表現力のような総合的研究能力の基盤となる力を、限られた試験時間の中で発揮する実践的な実力」の形成を目指した出題を行います。

また、アカデミアクラスの設立の理念をふまえ、中学生、高校生に限らず、大学生・大学院生、社会人の皆様までが受験可能な試験としています。

■ 「オープン」の三つの意味

1. 受験者の Openness：学校の枠を超え、子供から大人まで誰もが受験することができる。

2. 教科の Openness：全教科が教科の壁を打ち破り、共通の出題趣旨で作問する。

3. 出題の Openness：一流大学の進学に求められる多様な観点の評価を可能にする出題の豊かさ

■出題方針

・中学1年生で解ける場合があれば、高校3年生でも解けない場合がある、といった問題を出題します。

・東京大学をはじめとする一流の難関大学の入試で求められる「論理的/抽象的な文章の総合的な読解力」「論理的・分析的な思考力」「試行錯誤的な総合的・創造的思考力」を問う問題を出題します。

・初歩的な知識を問うだけの問題（暗記問題）は出題しません。「理論的な基礎」が身についているかを判定するための問題や、各教科の「基本的な学習知識」の達成度を測る技術的な問題を出題します。

■試験科目と出題範囲

各科目の出題範囲は以下のとおりです。

※ 1 英語 A は公立中学 1 年生程度,英語 B は公立中学 2 年生までの学習範囲を前提としています.

※ 2 英語 A および英語 B は紙の辞書の持ち込みが可能です。

※ 3 理科と社会については中学生 1 年生～2 年生までの学習範囲を元にしています。

■ 参加費 ・受験料

無料です。

■ 申し込み方法および実施要項

１．申し込み期間および受験時間：2023 年 4 月 1 日～2023 年 5 月 29日

２．申し込み方法：下記の URLよりお申込みください.

　※お申込みの際には Eメールアドレス が必要です。

　URL：　https://forms.gle/fQP98HvhLSturyTLA

■受験方法

１．ご登録いただいた Eメールアドレスに、試験問題と解答用紙および答案提出用のリンクをお送りします。

２．リンクより資料一式をダウンロードおよび印刷してください。

３．表紙の注意事項にしたがって受験してください。

４．答案をスキャナーまたはスキャナーアプリ（Office Lens等）でPDFデータとしてください。

５．PDFデータを、答案提出用のリンクにご提出ください。

※PDFデータの画質が荒い場合、採点が困難になります。大変お手数ですが、目視でPDFデータを点検し、人の目で回答を読めるかどうかをご確認のうえ、ご提出をお願いいたします。

■答案および成績表の返却

5 月末から 6 月上旬を目安に、採点した答案と成績表をご登録いただいたメールアドレスに返却します。

その際に、あわせて解説および講評・採点基準も送付します。

■最後に

茗溪オープンは、中学生・高校生はもちろんのこと、学習を続けるすべての人にとって挑戦的な試験です。

今回は第1回目となりますが、本試験自体も試行錯誤により、毎回変化・進化を続けてまいります。

そのためにも、より多くの方に受験いただき、ご意見・ご感想を賜りたいと考えておりますので、積極的なご参加をお待ちしております。