イベントプロモーションを得意とする総合制作プロダクションが、「エレメンタルプロジェクト クリエイティブスタジオ」を6月20日に開設。企画・映像制作/総合演出/音響効果/演出照明のトータルサービスを実現
~専門的な“働き手”のキャリアデザインにも貢献 ~
今回開設するスタジオはエレメンタルプロジェクト代表でJEVA認定イベントプロデューサー・演出家の内野祥志と同社の若きクリエイティブディレクター高橋駿が手掛ける「クリエイティブスタジオ」です 。
【エレメンタルプロジェクト公式HP】 https://elemental-project.com/
変革の背景
テクニカルチームを完備した「エレメンタルプロジェクト クリエイティブスタジオ」を2023年6月20日(火)より新たにスタジオを開設し、プロジェクトを始動いたします。これは日本のイベントの企画・制作業界では新しい試みであり、これまで音響や照明など外部の専門業者に依頼していたサービスも含め、イベントの企画制作から演出、運営、そしてテクニカルオペレートまでエレメンタルプロジェクト一社でのトータルサポートを実現いたします。
当社はイベントの企画立案、会場・各出展ブース等の空間デザイン、映像の演出・映像制作や、本番当日の演出進行・運営全体管理、運営スタッフアサイン等をトータルプロデュースしてまいりました。一方で、当日の音響や照明などテクニカルな作業は外部に委託していました。
業界として一般的な「役割分担」としての外部発注ではありつつも、お客様にとって金銭的・体力的負担をかけてしまったり、また関わる企業が分散されることで、満足な演出を実現するための工数の多さ、複雑さを課題に感じていました。
そのような中でコロナウイルス感染症の5類感染症移行が決定し、今後オフラインイベントの需要が増加することを見込み、当社は新たに、テクニカルの技術を磨くラボとして「クリエイティブスタジオ」を開設し、音響・演出照明・映像を手掛けるテクニカルチームも内包することを決断いたしました。
クリエイティブスタジオ
【住所】東京都港区芝2-9-5 ワースリビングFKOビル1F
【問い合わせ先】info@elementalproject.co.jp
イベント企画から運営まで、トータルサポートを実現
これまで外部に委託・レンタルしていた必要な機材の完備、テクニカルオペレーターを社内に配置することで、費用を出来る限り抑えられ、他の制作会社や広告代理店と比較し、高コストパフォーマンスを実現いたします。
例えば、本番前のテクニカルリハーサルを自社スタジオで行えるため会場利用時間のコスト削減が可能、お客様との認識の齟齬や乖離を防ぐことができます。さらに、従来の相場金額よりも40%ほど安く演出用のテクニカル機材とオペレーターを提供できる試算です。その為、予算の兼ね合いで諦めていた演出もエレメンタルプロジェクトであれば、新しい演出にも挑戦できるようになりました。
自社の演出家やイベントプロデューサーが社内にテクニカルチームを率いることで、意思の通ったハイレベルな演出を創り出すことが可能になります。
働き手のキャリアデザインにも変革の風
今回のプロジェクト始動により、新しく社内にテクニカルチームが誕生しました。結果的に、社内にイベントプロモーションのスペシャリストが増え、互いに刺激を与え合う環境になることを期待しています。
また「目の前のたった1つのイベントを成功させよう」という想いが、互いのチームでディスカッションする機会を創出し、自身の専門分野以外の視点も学べる環境にしていきます。そして、社員の個性を活かし活動する中で、お互いに知見等を共有し合い様々なジャンルの知識を得ることにより、社員のキャリアが拓けていくと信じています。
従来のクリエイター等の専門職は「自身の持ち場を死守」「その道の技術を極める」という風土です。代表・内野祥志が日本工学院専門学校の音響芸術科とコンサート・イベント科で学科兼任講師を担当しており、業界と学校を行き来する中で、「一億総クリエイター時代」と言われる今日においては「スキルを磨きながら幅広くキャリアデザインができる環境」が時代に合った働き方であると見出しました。専門性を高めていく生き方もありますし、そういった一本気な生き方を当然リスペクトもしていますが、掛け算できるスキル領域を増やすことも大切だということを伝えていきたいと考えています。
このような思いがあり、従来の「指示されたテクニカルオペレートを完璧にやる」だけではなく、その技術を当社のような企画制作会社の「企画力」「制作力」といったクリエイティブな分野と掛け合わせ、技術的側面からアプローチする企画案などを生み出せる「テクニカルクリエイター」という、業界でも類を見ないキャリアデザインにも力を入れてまいります。
代表取締役 内野 祥志のコメント
エレメンタルプロジェクトでは、外部への業務の発注・注文をなるべく抑え、自社のスタッフで行うことを重視しています。
また社内には「映像の撮影・編集と企画制作」や「総合演出と企画制作」、「レコーディング技術と運営管理」というような、二刀流の技術を持つ社員が多く在籍しております。案件に関わる人数を減らすことができるためコスト削減を促進できますし、お客様との意思疎通を図りやすいという利点もございます。結果的に浮いたコストはかけるべき部分にしっかり充て、よりよいパフォーマンスを追求しています。
外部への業務の発注・注文を行うことで業務は管理しやすくなる側面もありますが、それはお客様にとってのベストとは言えないと私たちは考えています。お客様の大切な予算を預かっていることを肝に銘じ、無駄なことを極力省いたうえで、かけるべきところにお金をかけることで本当の意味でクオリティの高いものができると思います。
また制作スタッフやクリエイター、オペレーターが社内リソースとして現場に出ている利点は、現場での各種修正依頼に対して「制作物を手掛けた本人がその場で手直しをできる」という「最も無駄がないオペレーション」であることから、内製化に力を入れています。
イベントの企画立案や映像制作等、イベントのプロデュースを依頼する際の費用相場は高額な場合も多く、私たちはもっとコスト削減ができると思うことが多々あります。様々なお客様が依頼していただきやすいよう、適正な価格の設定に少しでも貢献できればと思います。
株式会社エレメンタルプロジェクトについて
イベントの企画立案をはじめ、イベント会場のご提案、会場全体・各出展ブース等の空間デザイン、美術施工図面、実施計画や運営マニュアル作成・ステージ進行台本作成、オープニング映像、エンディング映像、インタビュー映像等々の演出映像制作といった『事前制作業務』から、本番当日の総合演出・進行管理・運営全体管理、運営スタッフアサインといった『イベントの本番業務』までを社内のイベントプロデューサー、演出家、デザイナー、制作ディレクターといったリソースでトータルプロデュースする会社です。
【会社概要】
社名:株式会社エレメンタルプロジェクト
所在地:東京都港区三田2-10-6三田レオマビル2F
代表取締役:内野 祥志
設立:2010年6月
事業内容:企画・制作・演出・運営・デザイン・映像・設計・プロモーションにおけるプロデュース全般
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